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2006.04.21

本の紹介文

 メールマガジン「授業成立プロジェクト」第40号(本日発行)に社会ミニネタ本の紹介を書きました。
 転載します。

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 『社会科授業のミニネタ&コツ101』(上條晴夫監修・佐藤正寿編著・学事出版)が発刊されました。本メルマガの編集メンバーである阿部隆幸氏、中村健一氏らとともに執筆した本です。

 ここには授業成立のために使えるネタがずらり。しかもこれらのネタには次の3つの大きな特色があります。

1 何と言っても楽しい。

 私が知るデータでは、「好きな教科ランキング」で社会科は他教科に比べて下位であることが多いです。子どもたちに人気がありません。それどころか、教師にも「どう教えたらいいかわからない」「いつもワンパターンの教え方になって」といった不評の声が聞かれます。
 そこには「楽しさ」の要素が不足しているのではないかと考えます。「工夫された活動を体験する楽しさ」「知識を広げる楽しさ」「友だちと考えをコミュニケーションする楽しさ」等々。基本的にミニネタには子どもたちが「楽しい」と感じる活動が組み込まれています。楽しさが増すことによって、子どもの学習意欲は高まります。
 これは教師にとっても同様です。子どもたちの「楽しい!先生、もう1回」という声に、ミニネタの効果を改めて感じます。それによって「社会を教えるのってこんなに楽しんだ」と思うことでしょう。

2 活動がバラエティである
 ミニネタをいくつも知っていれば、様々な場面で多くの活動に取り組ませることができます。たとえば、次のような内容が紹介されています。
・まとめでキャッチコピーを作る
・未来の自動車や携帯電話を新しい発想で提案する
・テンポよく都道府県名を覚える
・間違い探しや共通するものを探したりする
・クイズを作って出題したり、答えたりする
・ミニロールプレイをして歴史人物になり切る
・コンテスト形式でアイデアを競う・・・等々
 このような活動のバラエティさがミニネタの特色です。そして、バラエティであることによって、子どもたちの学習技能も幅広く育つというメリットがあります。

3 「活動のミニネタ」は応用がきく

 ここに紹介されているものの多くは活動中心のミニネタです。ユニークな「教材のミニネタ」は1回限りでその役目を終えてしまうことがありますが、活動中心の場合には応用がききます。たとえば、紹介されている「○×クイズ」「ダウトを探せ教科書版」はどの単元でも実践が可能です。

 1年間で使えるネタが数多くあります。ぜひご活用ください。なお、社会だけではなく、理科も発刊されています。国語、算数も間もなく発刊されます。教室に常備してぜひご活用ください。

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Comments

 確かな学力の基本は,楽しい学びだと思います。それが一番欠けているのではないかと考えています。ミニネタで少しでも楽しい授業ができるといいですね。参考にさせてもらいます。

Posted by: adaken | 2006.04.22 at 12:52

コメントありがとうございました。今年に入ってからこの本のネタを2つ実践しました。「楽しさ」に子どもたちも満足気でした。お勧めです。

Posted by: サトマサ | 2006.04.22 at 20:07

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