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2006.06.04

模擬授業者が得をする

NEE東京で私が模擬授業したセッションは、百数十人の方が参加していたはずである。
知っている先生方も壇上から見ると二十人ぐらいはいた。ブログを持っている先生方も多い。昨日から今日にかけてその先生方のブログを拝見している。過分な評価をしてくださる方、新しい視点を持って書いている方、そして代案を提示してくださっている方等、うなずきながら読ませていただいた。

かつて研修会で発表をしても、このような反応は得られなかった。事務局でアンケートをとって、発表者にも見せるという場合のみ、「生の声」を聞くことができたものだ。
ところがITが進んで変わった。その日の模擬授業の感想も、その日や次の日にアップされている。記憶が新しい時のコメントはより心に入ってくる。ありがたいことだ。そして、それによって、自分自身の新しい知見が増える。
得に今回は「実物投影機」の使い方について、皆さんのブログから考えを深めることができた。これも模擬授業をしたからである。

昨日は「難しいなあ」という印象をブログに書いた。今日はその気持ちが「難しかったけど、模擬授業者が一番得をした」というようになった。機会があればまた模擬授業を引き受けたいし、本校の社会科部会の事前研究会でも取り入れていきたいと思っている。

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Comments

さくあゆさん、コメントありがとうざいます。仕事柄、授業中はさくあゆさんを指名すべきでした(特に社会科)・・・。短い時間での模擬授業は教師の腕の見せ所ですが、まだまだです。これからがんばります。

Posted by: サトマサ | 2006.06.04 22:55

鎌倉時代を勉強している教室、側転をする体育館、取材依頼の手紙を書こうとしている教室、、、たった15分のうちに、その場の空気を自在に変えてテンポ良く発表を進めるサトマサ先生の技は圧巻でした。堀田先生との質疑応答も歯切れがよく本当にわかりやすかったです。お疲れさまでございました。ゆっくり休んでくださいと言いたいところですが、ますますお忙しい毎日のようですね。お身体に気を付けて。

Posted by: さくあゆ。@NED | 2006.06.04 22:33

コメント、ありがとうございます。「ブログで様子を知る」・・・私だけではなく、参加できなかった方もブログの恩恵を受けていることが分かりました。いつかお会いする機会があると思います。よろしくお願いいたします。

Posted by: サトマサ | 2006.06.04 22:08

 さすがですね。得した気分というのはすばらしいです。私は,行くことができませんでしたが,あちこちのブログで様子を知ることができました。本当に助かります。また是非実際の模擬授業を見せてください。

Posted by: adaken | 2006.06.04 21:01

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