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2006.06.15

研究授業2

学級通信 プロジェクトZ 第42号より

 「武士の館」の想像図を読み取ったあとの続きです。
 子どもたちに聞きました。

 武士は誰のために武芸をみがいていたのでしょうか。

 これは「社会的なものの見方や考え方」を育てるための質問です。子どもたちからいくつかの見方が出されます。その出されたものを討論します。きわめて根拠を持った討論です。本や資料集に拠る場合もありますし、自分の考えをストレートに出す場合もあります。
 その話し合いの過程で子どもたちは一人一人の見方や考え方の違いを知ります。友だちの考えで学べる点は学ぶというわけです。これが「社会的なものの見方や考え方」を育てることにつながるわけです。

 この時もそうでした。子どもたちからは次の4つが出てきました。

・将軍のため
・自分のため
・家族のため
・村のえらい人のため

 このうちのどれがよりふさわしいか討論です。くわしいことは略しますが、いい話し合いができたと思っています。
 最後は自分の言葉でまとめます。次のような例が出てきました。

①武士は馬に乗るような武芸をみがいていた。それは戦いの備えるためであった。また、いろいろな人のために命をかけて戦うこともあった。その戦いのために毎日練習をしていたのである。
②武士は武芸をみがいたり、家来に農作業をさせたり、いくさに備えたりする生活であった。いくさは自分たちの領地を守るためである。そのために武芸をしていた。

 どの子たちも「くらし」と「武芸をみがく理由」を書いていました。いい学びができたことは次の授業感想からもわかります。

・今日は武士のくらしで気付いたことを発表しあいました。友だちはぼくが気付かなかったことも言っていたのですごいと思いました。
・今日は絵の読み取りができてよかったです。特に友だちの発言で領地という言葉が出てきて、とてもわかりやすかったです。私も上手に発表をしたいです。
・今日は武士のくらしなどがよくわかりました。武士は日ごろから戦いに備えているのですごいと思いました。

 参観者からは、「子どもたちからたくさんの気づきが出てきましたね」「子どもたちの見方がおもしろかったです」といった声をいただきました。
 子どもたちのよさを他の先生方にも見せることができてよかったと思います。

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