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2006.07.13

取材授業がありました

学級通信 プロジェクトZ 第63号より

■ キャリア教育の貴重な機会

 昨日、6年1組にお客様を迎えました。〇新聞の○○さんという方です。岩手版に教育関係の連載をしており、その取材の一環(今回はITの活用)ということでした。
 このような機会は子どもたちの「キャリア教育」にとって大切だと考えています。「キャリア教育」というのは、いわば「職業観を育てる教育」で最近注目されているものです。今は、ニートやフリーターの増加社会の中です。その中で小学校・中学校のうちから将来の職業についての意識を高めることが大切と思われます。
 そして、実際に教室にいろいろな職業の人が入ることは、子どもたちの視野を広めるのに必要です。昨日もそうでした。短い時間でしたが、「新聞記者として大変なことは何ですか」といった質問が子どもたちから出ました。「特ダネをとることが大変なのですが、そのためにいろいろ努力をしています」というお話でした。

■ 教科書を拡大して提示する

 取材授業で行ったのは、社会と算数です。
 社会ではよく行うのですが、「教科書の図の拡大提示」をしました。実物投影機とプロジェクタがあれば簡単にできるものです。昨日写したものは、江戸時代の大名行列の絵です。
 いつものように、子どもたちは、「大名行列はとても長いです」「道ばたには土下座をしている人がいます。大名が通るので、そうしているんだと思います」といったことを、スクリーンに写した絵を指さしながら発表します。その後、インターネットにある「大名行列に関わる学習動画」を子どもたちに見せました。

 また、算数では図形を八折りにして一部を切り取って開くとどんな形になるかという活動をしました。
 機器を使ってその様子を拡大投影をすると、実際に切り取る場面がはっきりとわかります。見ている子たちにとってわかりやすかったです。

 記者さんには次のようなことを話しました。

・以前は教科書の絵を拡大コピーをして準備に時間がかかっていたが、ITを活用することによって効率的に準備ができるようになった。
・動画もインターネットにより以前より容易に見つけられるようになった。
・小さなものを拡大提示することによって、子どもたちの理解度も増した。

 記事になるのはまだまだ先のようですが、記事になったら何らかの形で紹介をしたいと思います。

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