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2006.08.31

情報教育に係る学習活動の具体的展開

8月28日に文部科学省から,「情報教育に係る学習活動の具体的展開について-ICT時代の子どもたちのために、すべての教科で情報教育を-」という発表があった。以下,文部科学省ホームページによる紹介である。

 社会の情報化は急速に進展してきており、社会の変化に応じた適時適切な情報教育が求められていることから、文部科学省では、「初等中等教育における教育の情報化に関する検討会」(座長:清水康敬 独立行政法人メディア教育開発センター理事長)を設置し、情報化の進展等に対応した教育の情報化の今後の在り方について検討を進めて参りました。

 本報告書では、初等中等教育における情報教育の考え方を整理し、情報教育の内容の体系化を図った上で、小、中、高等学校の各学校段階において子どもたちが身につけるべき「情報活用能力」に関する指導内容や学習活動例を一覧表にまとめています。

 文部科学省としては、各学校における教育課程の編成や、各教科等の個別の指導において、本報告書が参考として活用され、実際の教育現場における子どもたちの情報活用能力の育成に資することを期待しています。 

 このような資料は自分にとって本当にありがたい。自分の主張の根拠となるからだ。かなりの量なので,まだ一部しか読んでいないが,「情報教育の目標で分類した学習活動一覧」などは今後の情報教育を教科の中で進めていく時に大いに参考になる。また,「情報社会を教える」という自分の研究においても参考になる部分が多い。じっくりと読みたい資料だ。

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2006.08.30

つぶやき

 最近,自分の「責任」について考えることがあった。たとえば,プロジェクトに入る。そのミッションをきちんと果たすのは当然のことである。しかし,その「ミッション」のとらえが自分の中で甘くなっていなかったか。自分がハードルを決めるプロジェクトは,これからも続く。心したい。
 
 そのプロジェクトは終わったが自分の中での反省から,今までの発信活動を続けることにした。これが自分のハードルをあげることだ。現状維持ではダメなのだ。

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2006.08.29

2学期スタート

学級通信 プロジェクトZ 第72号より

■2学期スタート

★「子どもがいてこその学校だなあ。」
つくづくそう思いました。2学期初日。子どもたちは、元気に夏休みの提出物を持って登校してきました。教室に入ると子どもたちの顔の黒さが目につきました。暑かった夏,そして小学校最後の夏休みを子どもたちは楽しんだようでした。

★朝のうちに子どもたちには「夏休みの提出物は出しておくように」と黒板に書いていました。いざ全員出してみると教卓が子どもたちの作品でぎっしりと埋まってしまいました。よく学習に取り組んだ成果が表れていました。特にも夏休みの音読に毎日取り組んだ子が8人もいたことが驚きでした。

★さて,提出物を早めに出し終えたので,1時間目の残りの時 間はグループでフリートーキングです。「夏休み,楽しかったこと」「夏休み,残念だったこと」等,5つの項目の中から各自選ばせてグループでスピーチしました。子どもたちも笑顔で自分の夏休みを振り返っていました。

★2時間目は始業式の後,すぐにテストです。国語は漢字,算数は1学期の範囲全部です。目標は80点。夏休みの課題で学習したところが中心のテストです。子どもたちもそれまでの夏休み気分は吹っ飛びました。結果をもとに習熟不十分のところはさっそく復習したいと思います。

★4時間目は夏休みの一人一課題の発表です。といっても時間の関係で6人のみでした。他の人は今日の発表です。一人一人が一生懸命に調べてきたことがわかる発表ばかりでした。同じグループの子どもたちに付箋紙にコメントを書くのですが,それらも友だちを認める優しい言葉が並びました。

★この日は席替えもしました。授業後に,掃除、連絡で初日は下校。午前授業でふだんよりは短い授業時間でしたが,ぎっしりと詰まった一日でした。2学期も学級通信「プロジェクトZ」をどんどん発行していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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2006.08.28

講座の反応

今日,8月8日の郡山市教育研修センターでの講座の感想等が届いた。
実に有難い内容だった。ここには書かないが,自分が準備していったのが報われたと感じた。むろん,多少のリップサービスはあると思うが,それでも自信につながるのであれば,やはりありがたいものである。

しかしながら,自分も研修会を企画しているのでわかるのだが,講師の先生には苦言は届かないしくみになっていることが多い。たとえば,「ここをもうちょっと・・・」といったことは,アンケート用紙にはなかなか書きにくい。また何かしらの注文が書いていても,担当者がそれを講師に見せることはないだろう。
だから,なおさら思う。講師等の仕事のあとは,自己評価をしっかりとしなければと。自分に厳しいぐらいでちょうどいいのだ。
これは学校の仕事でも同様。周囲に年下が増える。注文を言いたくても言えない人がいるかもしれない。だからこそ自己評価が必要だ。自分がブログを書いている理由の1つも自己評価なのだ。

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2006.08.27

いよいよ発売!

昨日のWPPP会議で話題に出ていた,プロジェクタ活用本がアマゾンに反映されました。

「映せばわかる プロジェクタ活用 50の授業場面」高橋 純・堀田龍也編著・高陵社書店
あなたの学校でもできる プロジェクタ活用 50の研修場面」堀田龍也・高橋 純編著・高陵社書店

いくつか特徴があります。
・ともにフルカラーです。それでありながら1575円という価格です。
・授業場面の方はプロジェクタ活用の具体的な場面が50,示されています。豊富な写真でわかりやすいです。
・研修場面の方は15分程度の研修例が示されています。
・初心者もベテランもIT活用に役立つ本です。

私自身も合わせて5本の原稿を書きました。まだ予約の段階で本を手にするまでは一週間から10日前後かかりますが,ぜひご注文ください。私も注文しました。
 

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2006.08.26

校内IT活用の広がり

WPPP会議が終了した。今年の1月にスタートしたプロジェクタ活用のプロジェクトだった。それから7カ月。本校のIT活用もずいぶん変わってきたなあ・・・と感じている。

一番はプロジェクタを活用する授業が「特別のもの」ではなくなったということだ。個人でプロジェクタを購入するなどして、教室に常設している学級が4つ。その学級ではプロジェクタを使った授業が日常化している。それだけではない。「初心者」と自ら称している先生が、研究授業だけではなく、学級にIT係まで作って(それも低学年で!)活用をするようになってきている。これはプロジェクタ活用のよさを実感したからであろう。その先生のことは他の先生方の刺激になっていると思う。

このような状況になってきているのには、本校の「ITプロジェクト部会」の存在が大きいと思う。集まる回数は決して多くはないが、集まったら「何の機器をどのように活用するか」という話題が尽きない。メンバーも決して機器に強い人ばかりではないし、ベテランも若手もいる。それぞれの先生方が自分の周囲に働きかけているのが大きいと思う。この夏休みは部会の先生方が中心になって「岩手一簡単なIT活用校内研修会」を行った。自分は出張で不在だったが、いい研修会だったと聞いている。

プロジェクトは終了したが、自分に役目は終わりではない。日々のプロジェクタ実践をさらに幅広く行っていくこと、校内に活用を広めていくことが使命であると思っている。

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2006.08.25

地図帳を持ってくるべきだった

今日は大阪に移動。東海道新幹線に日中乗るのは久々である。
車中からの景色を楽しんだ。静岡のお茶畑、浜名湖、愛知の大工場群・・・。天気が悪く富士山が見られなかったのが残念。まったく未知の地である岐阜や滋賀の景色も楽しめた。

景色を見ながら「地図帳を持ってくるべきだった」と後悔した。
自分が社会科好きになったのは、小学校4年生の時に配布された地図帳からだった。家で暇なときには地図帳をよく眺めていた記憶がある。そのうち遠出(といっても東北がほとんどだったが)の時には地図帳を持参したものだった。
だから、学級の子どもたちには旅行に地図帳を持っていくことを勧めてきた。実際に持っていく子は少ないであろうが、この教師の言葉に興味を示す子が一人でもいたらそれでOKである。

今年は6年生担任ということで、地図帳活用の機会も少ない。中学校に送り出す前に都道府県を可能な限り覚えさせて中学校に進学させようと思う。また、3学期に世界について学習する機会がある。何かしらの実践をしよう。車中でそんなことを思った。

※8月の遠出は今回が最後。印象に残った電車は鳥取から姫路に移動する時に利用した「はくと」である。車内にモニターがあり、運転席からと同じ景色が映しだされていた。また、各車入り口の電光掲示板には名所ガイドが、その場所に近づいたときに流れていた。初めて乗車する者にとっては車中で十分に楽しめた。

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2006.08.24

空気を変える

夏休みあけでも8月中は岩手も暑い。
職員室での打ち合わせを終えて,教室に入ると,子どもたちの反応も今1つ。(教師は元気なのに・・・)
そこで,教室の空気を変えるために1時間目はミニゲームから授業に入った。
一番子どもたちが元気になったのは,「後出しジャンケン」。教師がジャンケンをして,子どもたちが後出しをするもの。簡単なゲームだ。
最初は「先生と同じものを出して」。簡単にできる。
次は「先生に勝って!」。これも簡単。
最後は「先生に負けて!」。これが難しい。つい勝つものを出してしまうのが,習性だ。1分間で教室の雰囲気ががらりと変わった。続いて授業に関係のあるクイズで導入とした。
教室の空気が重そうな雰囲気の時,気軽に変えていきたいものだ。

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2006.08.23

聞き手に応じて変える

「ネット利用の安全と未来フォーラム」でプレゼンを行った。学校の2学期は始まったが,このフォーラム(東京)と今週末のWPPP(大阪)は今年の「忘れられない夏」の締めの部分である。
自分のテーマは「このIT活用授業が力を伸ばす」。「シンプルなIT活用」をキーワードに模擬授業とIT活用方法についてプレゼンをする。さらに現在取り組んでいる情報テキストの話をした。聞き手は教師中心と想定してスライドを作成した。このフォーラムでは2回プレゼンする。私の他に今日は関根先生@埼玉,笹原先生@富山が教師の立場からの発表である。笹原先生とご一緒は8月だけで3回目。縁がある。

さて,1回目のプレゼンの時に現場の教師がどれぐらいいるか聞いた。そうすると,教師はわずかで保護者や関連業界(?)の方が多いということにわかった。一瞬,どうしようかと迷ったが,その場で自分の話を路線変更する余裕はない。そこで,計画された通りのプレゼンを行った。
幸い今回は2回目のプレゼンがある。2回目は,「これは教師向けの意味合いがつよいなあ」という部分はあっさりと流したし,全体の構成も変えて臨んだ。その点では1回目のプレゼンよりは,一般の方にもわかりやすい内容になったのではないかと思う。

考えてみれば,ふだんの授業は子どもたちの実態に応じて,学習活動や発問を随時変えている。プレゼンも同様。聞き手によって,随時変えられるようにすべきだ。そういう腕を持ちたい・・・そう感じた。

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2006.08.22

環境教育だが多くのねらい

本校は今年「エコ改修」の指定校になっている。
校内にも「エコ・プロジェクト部会」ができ,何かしらの環境教育実践をすることになっている。6年生は2学期にしようと決めていたが,環境問題の1つをテーマにすることにした。

書籍やインターネットだけで追究させることも可能だが,せっかくの指定校である。関連団体との関わりを持って授業をしようと思っている。今日,何度もメールで情報交換させていただいたが,その過程で「いわてエネルギー環境ネットワーク」という組織があることも知った。先達もいるし,専門家もいる。

かつて「ゲストティーチャーとの授業」をどう作るか,けっこう凝った時があった。その時の経験が生かせそうだ。さらには,ぜひともプレゼン等の情報教育も行っていきたいと思っている。
学習は環境教育。でもその背後には多くのねらいを持った学習になりそうだ。

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2006.08.21

肯定質問と未来質問

9月号の教育雑誌の中で目を引いたのが,8月号と同じように「学校マネジメント」(明治図書)の千々布敏弥氏の連載である。「教師を元気にするコーチングの活用」が連載テーマだ。

今回は「承認と質問」という内容。授業研究会でどのような質問をしたら,教師の心を動かすかということである。
キーワードは「否定質問よりも肯定質問」「過去質問よりも未来質問」。具体例をあげよう。
・否定質問・・・「うまく行かないのはなぜか」
・肯定質問・・・「うまく行くためには何が必要なんだ」
・過去質問・・・「どうすればよかったんだ」
・未来質問・・・「これからどうすればいいと思う」
 ちょっとした言葉の変化だ。でも受け取る側は印象がずいぶん違うし,肯定質問や未来質問なら失敗した授業でも自分が前向きに進める話し合いになるだろう。
 しかも,キーワードにしているだけにわかりやすい。

 この質問,生徒指導でも活用できる。今まで子どもたちに過去質問ばかりしてきたように思う。未来に育っていく子どもたちだ。未来質問をしていこう!

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2006.08.20

夏休み終了!

今日で夏休みが終了。「忘れられない夏休みになる」と書いた通りの夏休みになった。
今回の自分の夏休みは仕事上では大きく3つに分けられた。

1 7月26日~31日
 この期間は主として学校の仕事に集中した期間だ。水泳記録会そして1学期の事務整理。研究提出物。各種原稿等。講座等の準備も重なった。

2 8月1日~11日
 大移動の日々だった。北海道(2泊),宮城,東京(2泊),福島,鳥取(1泊),兵庫(1泊)と今までできない経験をすることができた。宿泊地では次の講座の準備をすることもしばしば。これらの連戦で少し自信がついたのは確かだ(奢りになってはいけないが)。家族旅行も入れて,あれこれ楽しんだのも事実。

3 8月12日~20日
 ずっと岩手に滞在する日々。残りの仕事をあれこれする日々だった。メインは協議会の論文書き。論文を書くことがいかに大変か痛感した。読書もここでできた。

 今年は2の各地での講座を担当したことが大きな財産だ。招いた皆様に感謝あるのみ。ただし,目標の8割程度の仕事の達成率だ。まだまだ自分には時間を有効に使うという意識が欠如している。一息つく時も必要だが,それは集中して仕事をした後。集中するという点ではまだまだだ。
 この点,明日からの2学期に鍛えていこう。

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2006.08.19

おは奥ネット連載

おは奥ネットの連載がアップされました。

今回は「学習教材,どう使う?」というテーマで書いてみました。
以下,冒頭の部分の引用です。

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幼児教育のための学習教材は数多くあります。
市販されているワークブックやDVDはもちろん、通信教育も盛んです。
また、テレビの教育番組にも子どもが興味を示すものがあります。

しかし、「本当に効果があるのか、疑問です」とか「親が教材とどう関わっていけばいいのかわからない」といった不安をお持ちの方も多いことでしょう。
もちろん、お母さんが直接教えてあげるほうが子どもが喜ぶ場合もあります。

今回は、学習教材についての質問です。

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具体的なQは次の4つです。

1 幼児用のワークブックに、まったくやる気を示さない日があります。どうすれば集中させられますか?
2 テレビの弊害はよく耳にしますが、子どもにテレビは見せないほうがいいのですか?
3 語彙が少なく心配です。言葉をたくさん覚えさせるには、どうしたらいいですか?
4 一人で本を読ませたいと思っても、すぐに「お母さん、読んで!」と言われてしまいます。

これに対する答えが連載です。こちらです。ぜひご覧ください。

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2006.08.18

過去の学びを生かす

本校では夏休み終了の最後の2日間は研究会がある。
昨日は主題研究の校内研。今日は生徒指導研修会だった。

生徒指導研修会は演習なり,ワークショップ型のものが多い。今日も,「クラス作りに役立つゲーム」をいくつか教えていただいた。講師は同僚で自然の家勤務経験がある先生だ。様々な分野で秀でた先生がいるということは,人数の多い学校のメリットだ。

ゲームは半分は知っていること,残りの半分は初めてのものだった。ただ単に楽しむだけではなく,運営方法(「する・しないは本人の選択」という点が新鮮だった」)や,振り返りの具体例も教えてもらい,実に有意義な時間だった。

考えてみればこのようなゲームは,6年生になってからあまりしていない。ゲームを行うこと自体は好きだし,それ関係の共著もあるし,県レクの研修会の講師もしたことがあるのに,時間がないということですっかり遠ざかっていた。しかし,今日のレクで「過去の学びを生かしていこう」と改めて思った。自分が知っているような内容の研修会でも,刺激を受け,実践に結びつけるという意味では大切だと感じた。

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2006.08.17

京都橘大学児童教育学科開設記念シンポジウム

以前にも簡単に紹介をしましたが,京都橘大学児童教育学科開設記念シンポジウムが9月24日に開催されます。大学のWebに案内が掲載されていました。こちらです。私の他に登壇する3人の先生方はそれぞれの分野の第一人者。その中で各自が模擬授業をするので,正直プレッシャーです。でも,自分の貴重な学びになるのは確か。強みを生かしてできることをしようと思っています。締切が8月中です。お近くの方,ぜひご参加を!

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児童教育学科開設記念シンポジウム
「授業の達人に学ぶ15分の可能性-こどもは一日でどのくらい成長するのだろうか?-」

 授業の上手な先生に出会うとき、子どもたちは大きく成長します。
 では、どうしたら授業が上手になれるのでしょうか?どうしたらいい授業ができるのでしょうか?
 京都橘大学児童教育学科開設記念シンポジウムでは、子どもを伸ばす授業の極意に迫ります。授業づくりの最先端で挑戦を続ける4人の小学校の先生が登場。模擬授業を通して授業づくりのポイントを解き明かします。「漢字指導」を手がかりに、子ども把握の方法、リズムある授業のつくり方、ITの活用法などを問題提起します。先生も子どもたちも明日からの授業がきっと楽しみになるはずです。

■講師

“教育の鉄人”、10マス計算・国語指導で有名。テレビ東京「ガイアの夜明け」出演
杉渕鉄良先生(東京都足立区立五反野小学校教諭)

ITを活用した授業に取り組む。NHK「わくわく授業」出演
佐藤正寿先生(岩手県奥州市立水沢小学校教諭)

ミニネタ研究会代表、お笑い教師同盟に所属
土作 彰先生(奈良県広陵町立広陵西小学校教諭)

学校心理士、学級経営・アドラー心理学を研究
赤坂真二先生(新潟県新潟市立曽野木小学校教諭)

■コーディネーター
池田 修(本学文学部助教授)

■日時
2006年9月24日(日) 13:00~17:00

■会場
京都市国際交流会館(地下鉄東西線「蹴上」下車)

申し込みも大学Webからできます。

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2006.08.16

7年前の「約束」 2

12時過ぎにRが来て,雑談。東京の専門学校に通っているとのこと。笑顔や話し方は小学校の時のままだ。
私が校庭に来たことに驚いて,一緒に待ち合わせを予定していたEにも携帯で連絡をする。
「早く,早く!予想外の事態!」
彼女らにすれば,「たぶんここに来るのは私たち二人だけ。先生には,来たよとあとで連絡するつもり」ということだったようだ。

そうしたら,Nも校門を入ってきた。小学校の約束はしっかり覚えていて,「でも一人だけ待っているのも寂しいから,ちょっと遅れ気味に来た・・・」とのことだった。やがてEも到着。3人そろった。「じゃあ,お昼でも」と思ったら,Nが「NちゃんとEちゃんも来るようだよ」と教えてくれた。その言葉通り,すぐに二人も歩いてきた。全部で5人。みんな女の子ばかり。女子が8人の学級でそのうち5人も来たのだ。
これは嬉しかった。彼女たちにしてみれば小学校の卒業式の日がとても印象深いものだったに違いない。そうでなければ,7年以上も前のことはなかなか覚えていないものだ。

さっそく皆で近くのレストラン異人館へ。
海が見えるすてきなところだ。もちろん味も評判のお店。
みんなの近況をゆっくりと聞く。途中で男の子が一人入り,総勢7名のミニミニ同級会だ。
地元に残っている子,東京や盛岡の専門学校に通っている子,就職したけど今はいったんやめている子等々,それぞれの置かれた立場は様々だ。聞いて驚いたんは専門学校の話。日々みっちりと授業があるだけではなく,休日も制作活動に励んでいて,ゆっくりと食事をする時間もとれないということだった。「それぐらいがんばっているんだ・・・」と教え子に元気をもらう。今,求職中という子たちも表情は明るい。これにも救われた。

話は当然小学校の頃のことに。平泉に行った修学旅行,参加種目がたくさんだった運動会,今日は参加していないけど元気だというクラスメートの近況・・・。話を聞いていて,当時のいろいろなことがどんどんと思い出されてきた。
転勤して1年目。「何とか子どもたちを変えたい」という思いで,時には子どもたちにも厳しい口調で接した時もあった。今考えるとまだまだ力不足だった時代。そんな中でも子どもたちは自分たちなりに一生懸命に努力していた。わずか15人の学級。一人一人の忘れられないエピソードが頭の中をぐるぐる回る・・・。
あっという間の2時間。子どもたちとは笑顔で別れた。

7年ぶりの子どもたちの再会。改めて教師の仕事での喜びを感じた。自分にとっての天職である。

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2006.08.15

7年前の「約束」 1

1999年の3月のことだった。
「みんなが20歳になった時にまた会おう。覚えやすい日がいいなあ。そう8月15日だったら,みんなが県外に行っていても帰ってきているだろう。2006年8月15日正午。高浜小校庭で会おう」
そう卒業する子どもたちに言った。教師であるから,ずっと7年間,このことは覚えていた。

高浜小は私が3校目の学校だ。13年勤めた江刺を離れ,県北へ。来てみたら海のそばの小学校。いきなりの6年生担任。15人の子どもたちだった。素直であいさつがとても元気な子どもたちだった。個性も一人一人はっきりとしていた。
しかし,それらが学級経営ではマイナス面となる部分もあった。自主的に活動してほしい場面,授業でどんどん発言してほしい場面でなかなか思うようにいかず,気合いを入れたことも何度もあった。今考えれば自分の力不足なのだが,当時は「この方法で間違いないのに・・・」と思ったこともあった。
それでも自分なりに卒業まであれこれがんばらせた。
卒業を意識する頃にタイムカプセルの話が出た。そこで校庭にタイムカプセルではなく,タイムボックスを埋め,再会する日を決めたのだ。
そして今日がその日。

朝,出発する時点では「誰もこなくても仕方がない。でも行くのが教師の務め」と思っていた。卒業式以来,連絡を子どもたちにはしていない。いわば「一発勝負」みたいなものだ。事前に誰かに連絡をとるという方法もあるが,今回はかけてみた。

12時少し前に小学校着。校長先生にご挨拶。
そして運命の12時。校庭には誰も現れない。それはそうだよなあ。小学校の時の約束なんて,忘れても仕方がない・・・そう思っていたら,一人校庭にゆっくりと女性が歩いてきた。もしや・・・と思ってしっかりと見てみると,Rだった。「先生,忘れていなかったんですね」と言われた。それはそうだ。子どもたちとの大事な約束を忘れるわけにはいかない。聞けばEも来るはずだという。
もうこれだけでも来た甲斐があった・・・。(つづく)

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2006.08.14

ネット利用の安全と未来フォーラム2006

標記のフォーラムが8月23日,24日に東京の総務省で開催されます。、『子ども霞が関見学デー』の同時開催イベントです。
くわしい案内はこちらです。岩手は2学期が始まっていますが,全国的にはまだまだ夏休み。いかがでしょうか。

私が登壇するのは23日。北海道でご一緒した笹原先生も同じ日に登壇します。24日は中山先生@富山,上杉先生@静岡が登壇します。ちなみに私のテーマは「このIT活用授業が力を伸ばす」。具体的な内容を掲載しておきます。

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日常の授業の多くは普通教室で行われている。しかも一斉授業の形態が基本である。私のIT活用授業もその点を重視している。ここでは、子どもたちの力を伸ばす様々なIT活用授業について紹介をしていく。また、「情報社会を生きていく子どもたちに必要なのはその見方・考え方を育てること」という観点で、自作テキストを活用した情報社会についての指導を行っている。その実践例も紹介する。

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2006.08.13

振り返り その2

1~11日のロードで各地に行けるということは大きな楽しみだった。
大学時代,ワンダーフォーゲル部に所属をしていたので,もともと見知らぬ土地に行くのが好きだった。寝袋で駅に寝ることも全然苦にならなかったし,今も時刻表をじっと見るのも好きだ。

もっとも今回は,現地に行ってあちこちを見学する余裕はない。それでもたくさん楽しむことができた。

□現地ネタをプレゼン
 自分のプレゼンの中に現地ネタを少し入れた。都道府県クイズだったり,その土地の有名なもの等である。これは調べる過程がとても楽しかった。一つの教材開発だからだ。宮城の佐沼が大友克洋さん(漫画家)の出身地だということは,中学校の一部の先生方にとっても驚きだったようだ。また,三木市が山田錦(酒米)や金物の他にゴルフ場が多くあるということもおもしろかった。グーグルアースで見てみると,確かにゴルフコースが沢山。自分の知識も増えた。

□短時間でも「旅」を楽しむ
 短い時間でも旅は楽しめる。今回は姫路に宿泊した時に朝姫路城を見に行った。ホテルに自転車のレンタルがあったから助かった。お堀の周囲には朝からウォーキングする人がけっこういた。身近な世界遺産ということがわかった。鳥取では鳥取空港から倉吉市に移動する途中では美しい日本海が見られた。北海道の空気も味わえたし,東京でも久々のナイター観戦,家族との小旅行と楽しめた。

□「味」に堪能
 北海道では3日間とも美味しい料理を堪能した。ふだん味にうるさいわけではないのだが,それでも「本当に美味しい」と何度も思った。鳥取では久々にハタハタを食べることができた。秋田では名物だっただけに懐かしい味だった。

□何よりも「人」に感謝
 今回あちこちからお招きを受けたのは,そこに自分とつながりのある「人」がいたからである。皆様との再会。そして新たな出会いもあった。人とのつながりがなければ,今の自分はない。その点では本当に感謝したいし,同時にたくさんの元気をいただいた。

 8月上旬の分はこれで終わり。本当に充実した日々だった。

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2006.08.12

振り返り その1

8月1日~11日にかけてのロードが終わった。自分にとっては今まで経験をしたことのない日々だった。無事,自分の責務を果たすことができ(評価は別にしてまずは行うことができた),少しホッとしている。自分の中で感じたことを簡単に振り返りたい。

□自分の中での「強み」を再認識した
 依頼された内容は「授業づくり」「社会科におけるICT活用」「模擬授業」「ICT活用のワークショップ」「コンテンツ活用発表」「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」「キャリア教育」等である。幅広いように思われるが,皆一つにつながっているものである。キャリア教育も「人の生き方を考える」という点でリンクする。今まで自分がしてきたことがそのまま「強み」になるものだと再認識した。
 これは逆に言えば,自分が講師するとしたら,「こういうテーマが得意です」とはっきりと言えるようになったということ。今後はこれに「情報社会について教える」という項目が入るだろう。

□内容の組み立ての大切さ
 名人は2時間,ずっと講話だけで聴衆を引きつけることができる。自分はもちろんそういうことはできない。その点では,「模擬授業」「プレゼン」「演習」というものを組み合わせるようにした。結果的にはこれがよかったと思っている。

□本を執筆した経験が生きている
 今回の話では今まで本に執筆した内容を生かすことができた。授業づくりにしろ,教材開発にしろ,結局自分の主張は著書の中にあるのと変わらないからだ。その点では「本を書く」ということは,結局は自分の主張の反映なのだということがよくわかった。

□反応は・・・
 講座をしていると,聴衆の反応がよく見える。「今はよく考えているなあ・・・」「ちょっと飽きてきたかな・・・」「話す内容を変えた方がいいなあ」と様子を見ながら,話をした。聞き手の経験や人数,そして時間帯によっても様々な違いがあることがよくわかった。それらに柔軟に対応できることが大切なのだろうと思う。その点はまだまだだ。

 自分にとっては一つのチャレンジだったこのロード。一つの山を登った感じ。これはこれで自信になった。このような機会を与えてくださった皆様に感謝。明日はロードを通して,自分が楽しんだこと,感じたことについて。

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2006.08.11

三木市で講座

今日は兵庫県三木市で講座。プロジェクト等でご一緒させていただいている三木市教育センター副所長の梶本先生のお招きである。希望制の講座(しかも単独)ということだったが,50人の参加者が集まった。お盆直前のこの時期にこれだけ集まるのは,梶本先生のご努力なのだろうなあ・・と思う。改めて感謝。

三木市の教育の情報化についての取り組みは,いち早いものがある。読売新聞の教育ルネサンスにも取り上げられた。そのような中での講座なのだが,初心者中心ということで予定された内容で行う。教員の平均年齢が47~48歳ということで私よりはかなり年配の先生方に指名したり,突っ込んだりしたが,その点はベテランの先生方。上手に受け答えしてくださった。これもあっという間の2時間だった。

これで1日から始まった長期ロードも無事終了。自分の務めを果たすことはできた。それだけではない。今まで経験できなかったことを経験することにより,自分の中での「強み」を意識をすることができた。それについては,明日以降しっかりと振り返りをしよう。

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2006.08.10

灘手小校内研

仕事日記にも書いているが、今日は倉吉市立灘手小学校校内研修会の講師の仕事。
山脇さんのお招きだ。

山脇さんとはNHK「体験!メディアのABC」のプロジェクトで5年前にお世話になってからの縁。このプロジェクトは藤川先生@千葉大からのお誘いだった。そして堀田先生との出会いの場だった。教員では、山脇さんをはじめ、高橋さん@岡山、糸井さん@京都、重松さん@大阪と出会った。今もいろいろな面で縁がある方ばかりだ。
もし、このプロジェクトに入っていなかったら今の自分は情報教育にそれほど関わってはいないであろう。その点では運命的なプロジェクトだった。

今回は一日いっぱいの研修。「模擬授業」「講話」「ワークショップ1」「ワークショップ2」である。自分としては、ワークショップ1と2をどうするか結構吟味した。ICTというテーマだったので、IT機器の特色について話し合いをして、それをもとに簡単な授業場面をプレゼンするという形をとった。これについては、前段の模擬授業と講話がポイントになる。それらの話があってのワークショップだからだ。
実際に最後の授業場面のプレゼンでは4グループそれぞれから、機器の強みを生かした2学期の授業プランが出てきた。

講座やワークショップの間は夢中でしているから、時間はあっという間。特に模擬授業が延びたのが反省。でも、すべてのプログラムが終わった時には自分として充実感があった。灘手小の先生方の意欲があったからこそであろう。招いてくださった山脇さんに感謝。

それにしても倉吉は「くらしよし」から来ているというように、いい所だった。鳥取は初めて来たが、その土地の印象は初めて訪れた経験で決まってしまう。昨日、今日と出会った人、出会った場所、皆すばらしかった。鳥取、いいところである。

 ※山脇さんがブログに校内研の様子を書いてくださった。率直な感想は励みになる。

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2006.08.09

アクセス数

最近、ココログのアクセス解析が新しくなった。今までは「何人アクセスしているかな・・・」というのを見る程度だったが、バージョンアップしたのでいろいろとわかることも出てきた。

まずはアクセス数。ここ数ヶ月は250~300が平均。といってもこれはページビューだったので、実際にどれぐらいの訪問者が来ているのかはわからなかった。新しい機能でおよそ160~180回ということがわかった。アクセスしてくださる皆様に感謝。

また、都道府県別のアクセスランキングというのがある。過去4カ月分を見てみた。東京と岩手が共に15%で、二つを合わせると30%。妥当な結果に思われるが、自分にとっては意外だった。岩手がこんなに多いんだ・・・と。確かに友人も同僚も「見ていますよ」ということを言われることがあったが、それほど頻繁に・・・という感じではなかったからだ。コメントもほとんど県外者。だから、岩手はそれほどでも・・・と思っていた。

ということで、身近なところでよく見ていただいていることがわかった。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。

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2006.08.08

郡山でのIT活用研修会

今日は郡山市教育委員会教育研修センターでの講座講師。
「社会科におけるIT活用」がテーマである。午後からの講座なのだが、受講者の様子を見たいということもあり、開始段階から参加。

郡山市は人口30万以上の中核都市。県庁所在地ではないが、県の中心都市。研修センターのWebを見てわかるように、環境整備がとても進んだ市だ。担当者のお話だと、プロジェクタは最低でも2学級に1台、新しい学校では全学級(天吊り)で配置しているとのこと。東北にもこういう進んだ市もあるのだ。
そんな環境の中での講座である。

「理論的は話、模擬授業、教材開発の話、演習、今までの実践」というように、様々な活動を組み合わせた形で3時間。受講者も固い雰囲気も最初はあったが、模擬授業でや演習で発言するようになってからは笑顔も見られるようになった。私としてはっという間の3時間だった(講師として行うと本当に時間がたつのがはやい)。

帰りの新幹線の中で、参加者のお一人から、「私たちへの話の進め方、話し方や時間のとり方などに、先生の「授業力」が垣間見られ、本当に感心させられました」というメールをいただいた。こういう感想は講師冥利につきる。
8月上旬の5つの講師のうち、これで3つが終わる。残りの二つもがんばっていこう。

 ※この研修会に同行者として参加された阿部さん@福島が感想を書かれている。感謝。

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2006.08.07

宮城県小・中学校視聴覚教育研究大会

今年は登米市に縁があります。
1月に登米市立北方小学校を訪問しました。今月、登米市立佐沼中学校に訪問しました。
そして9月には北方小学校の公開に参加します。
そして11月には上記の大会で講演をします。ありがたいことです。
当日は皆川先生も授業を行います。ぜひご参加を。

第31回宮城県小・中学校視聴覚教育研究大会登米大会

1 大会主題
豊かな学びを支える視聴覚教育 
 ~学習意欲を高める視聴覚メディアの活用を探る~

2 期日
平成18年11月14日(火)

3 会場
登米市立北方小学校,登米市立中田中学校,登米祝祭劇場

4 主催
宮城県連合小学校教育研究会
宮城県連合中学校教育研究会
宮城県連合小学校教育研究会視聴覚研究部会
宮城県連合中学校教育研究会視聴覚研究部会

5 主管
登米市教育研究会視聴覚研究部会

6 日程
  9:30 受付 (各学校)
  9:45 公開授業 (北方小学校,中田中学校)
 10:30 研究協議
 11:25 移動・昼食 (登米祝祭劇場小ホールへ)
 13:15 開会行事
 13:30 講演会
 15:00 閉会行事

7 公開授業(予定)
小学校 第5学年社会科 「わたしたちの生活と情報」
       (授業者:登米市立北方小学校教諭 皆川 寛)
中学校 第2学年社会科 「日本の人々のくらし」
       (授業者:登米市立中田中学校教諭 及川正生)

8 講演会
『シンプルなIT活用で学習意欲を高める』
岩手県奥州市立水沢小学校教諭
佐藤 正寿 先生

※くわしい案内と申込先はこちら

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2006.08.06

しくみ

昨日、今日と東京にいる。
前半は仕事、後半はプライベートで旅行である。
その中、昨日は東京ドームで巨人戦観戦。今日は新宿ルミネで吉本芸人のライブを見た。

どちらもよくシステムが考えられているなあと思った。
特に東京ドーム。イニングの合間合間に観客を楽しませるしくみ(ゲーム前にもいろいろと楽しませるしくみもあるそうだ)、入場者をスムーズに入らせるしくみ、そして売り子さんのしくみ・・・ゲームもエキサイティングだったが、ナイターの楽しみ方もたくさん見つけられた。

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2006.08.05

注目してもらうチャンス

毎年恒例の文科省の「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が発表された。
自分が本校のデータを打ち込む立場なので、結果にももちろん注目している。

今回のデータで驚いたのは「コンピュータで指導できる教員の割合」だ。

1. 岩手県 97.7パーセント
2. 茨城県 96.5パーセント
3. 沖縄県 95.1パーセント
4. 岐阜県 92.8パーセント
5. 新潟県 92.8パーセント

何と本県が1位。昨年まで中位以下だったのに。
県からのアンケートに関わる文書を見て、「今年は数値がグーンと上がるだろう」と予想をしていた。それにしても1位とは驚いた。(本校は確実にIT活用が広まっているが)

ただ1位になったのは私はいいことだと思う。これによって注目されることになるからだ。岩手の情報教育にスポットライトがあたるチャンス。そうとらえていきたい。

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2006.08.04

佐沼中研修会

今日は宮城県佐沼中学校の校内研修会講師。
なぜ県外のしかも中学校の講師か。今年の1月に皆川先生@宮城のお招きで行われた授業づくり研修会が縁である。その時に参加されていた先生からの依頼。一つの仕事が別の仕事を生んだような形。ありがたいことだ。

内容はキャリア教育について。教材と発問の工夫を交えてということだった。
7時に学校に行き資料を印刷・丁合・製本。プロジェクタ・スクリーン・実物投影機を積み込み7:50出発。早めに佐沼に着いたので、少し待機。9:30過ぎに佐沼中へ。
10:00から校内研。席に座った時点で中学校の先生方のすばらしさがわかった。席が前から埋まっていくのである。よく、席が後ろから埋まって司会者が「一つ分前に詰めてください」ということがある。その様子とは大違いだ。しかも始まる前に元気な挨拶や会話が飛び交っている。明るい教師集団ということがすぐにわかった。

内容は次の4本だて。

1 佐沼中の研究概要について
2 模擬授業(社会・生き方に関わる)
3 ミニワークショップ(職場体験学習の授業プラン)
4 まとめ

こちらが一方的に話すのではなく、指名をしたり、ワークショップをしたのであっという間の1時間半だった。予想通り反応もすばらしかった。
裏プログラムとして「IT活用について」も随時触れる。教材研究でのIT活用の成果(漫画家の大友克洋さんが佐沼中出身だった)にも共感してもらえたし、研修会終了後熱心な先生にIT活用について質問を受けたので、雪プロのプレゼンをその場で紹介をする。「プロジェクタ、個人で買おうと思います」とその先生は話していた。

昨日の雪プロと同様に前向きな先生方の研修会は本当に楽しい。そう改めて感じた。

※昨日の雪プロの研修会について、笹原さんが鋭い論考をしている。さすがだなあ。実は2日間、笹原さんのプレゼンや語りも刺激になっていた。笹原さんとは8月下旬にまたご一緒するイベントがある。楽しみである。

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2006.08.03

やはりすばらしい!雪プロ集団

雪プロ2日目。今日は「トーク&トーク」で出番。佐野先生へのコメント。すばらしい実践だった。若い先生方の勢いは本当に刺激になる。自分は「シンプルなIT活用」について提案。ふだん心がけていること。神林先生から、ありがたいコメントをいただく。笹原先生のパッケージの話は、貴重な情報だった。自分も教材群の作成しているので、今後の参考になる。

堀田先生の講演では、新たな視点からの情報をいただく。定期的にお話を聞いたり、スライドを見ているのだが、いつも新しい視点やスライドがどんどんと出てくる。改めて驚く。また、今後自分も話をする機会がある。その視点で見ていくと参考になる部分がたくさんあり、新鮮だった。

この2日の雪プロ研修会。やはりすばらしいものだった。内容そのものもののよさだけではなく、「人」がとにかくすばらしい。「また来たいな」と終わった瞬間に思える研修会はそんなにない。それはやはり雪プロ集団の皆さんがすばらしいからだと思う。この雪プロは昨年も今年もそう思った。
2月9日にまた研修会がある。参加して刺激を受けたいと思っている。

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2006.08.02

雪プロ夏の研修会初日

雪プロ夏の研修会の初日に参加。
昨年も夏におじゃまをして、雪プロメンバーの熱意に感心したものだった。今回も同様だった。

割石先生、神林先生のテンポのいい講座。笹原先生の理詰めなプレゼン。
ワークショップでは、リーダーを中心に皆さん初対面ながら、1時間あまりでコンテンツを探して模擬授業プランを作るというところまで行うことができた。練習する時間も限られていたから模擬授業者は大変だっただろうが、皆さん堂々としていた。このようなワークショップと模擬授業を行うという経験はとても大きい。
そして堀田先生のお話。いつもながら新しい視点からのお話。言葉がスーッと入ってくる。最後に新保先生の元気の出るミニプレゼンで初日終了。

「コンテンツを活用した授業の原理原則」というお題をいただいていた自分は、以下の内容でプレゼン。雪たんけん館を調べたり、子どもたちにそれを使った授業をしての内容である。

■写真資料をどう教えるか
   ・「一枚の写真」は発問がポイント
   ・コンテンツの見方を鍛える
   ・どのコンテンツがどんな時に効果的か考える
■学習技能をどう教えるか
   ・ 「Web百科事典」の調べ方を教える
   ・ 「学び方のモデル」を生かす
■教材開発をどう進めるか
   ・利雪・活雪の視点を取り入れる
■ITの強みをどう生かすか
   ・バーチャル体験をリアル体験に結びつける
   ・クイズ性・ゲーム性を生かす

プレゼンで迷った部分で言い直しがあったところが反省点。どうしたら的確に自分の言いたいことを伝えられるか。他者に学ぶことは多い。

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2006.08.01

読売記事Web版に

先週の土曜日に、以前取材のあった記事が読売新聞に掲載された。
ところが地方のWeb版に掲載されていなかった。そのまま掲載されないんだなあ・・・と思っていたら、皆川先生から「載っていましたよ」と連絡を受けた。記事はこちら。ちなみに記事中の宮城の小学校とは皆川先生の学級。この時に見た授業と堀田先生の講演が今考えると自分のIT活用のスタートのようなものだった。

それにしてもマスコミの威力は大きいもので、職場の何人もの人から「見ましたよ」と言われた。雑誌等の掲載とは全く違うことを実感している。

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