振り返り その1
8月1日~11日にかけてのロードが終わった。自分にとっては今まで経験をしたことのない日々だった。無事,自分の責務を果たすことができ(評価は別にしてまずは行うことができた),少しホッとしている。自分の中で感じたことを簡単に振り返りたい。
□自分の中での「強み」を再認識した
依頼された内容は「授業づくり」「社会科におけるICT活用」「模擬授業」「ICT活用のワークショップ」「コンテンツ活用発表」「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」「キャリア教育」等である。幅広いように思われるが,皆一つにつながっているものである。キャリア教育も「人の生き方を考える」という点でリンクする。今まで自分がしてきたことがそのまま「強み」になるものだと再認識した。
これは逆に言えば,自分が講師するとしたら,「こういうテーマが得意です」とはっきりと言えるようになったということ。今後はこれに「情報社会について教える」という項目が入るだろう。
□内容の組み立ての大切さ
名人は2時間,ずっと講話だけで聴衆を引きつけることができる。自分はもちろんそういうことはできない。その点では,「模擬授業」「プレゼン」「演習」というものを組み合わせるようにした。結果的にはこれがよかったと思っている。
□本を執筆した経験が生きている
今回の話では今まで本に執筆した内容を生かすことができた。授業づくりにしろ,教材開発にしろ,結局自分の主張は著書の中にあるのと変わらないからだ。その点では「本を書く」ということは,結局は自分の主張の反映なのだということがよくわかった。
□反応は・・・
講座をしていると,聴衆の反応がよく見える。「今はよく考えているなあ・・・」「ちょっと飽きてきたかな・・・」「話す内容を変えた方がいいなあ」と様子を見ながら,話をした。聞き手の経験や人数,そして時間帯によっても様々な違いがあることがよくわかった。それらに柔軟に対応できることが大切なのだろうと思う。その点はまだまだだ。
自分にとっては一つのチャレンジだったこのロード。一つの山を登った感じ。これはこれで自信になった。このような機会を与えてくださった皆様に感謝。明日はロードを通して,自分が楽しんだこと,感じたことについて。
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Comments
コメントありがとうございます。体が疲れる時もありましたが,この期間は刺激的な毎日で頭は常に元気でした。今日書く予定の「楽しんだこと」は趣味的な部分です・・・。
Posted by: サトマサ | 2006.08.13 07:50
お疲れ様でした。
大変だったことと思います。
同じように疲れているものの、私は仕事に追われたままでした。
ぜひ次の記事、「自分が楽しんだこと,感じたことについて」期待しています。
http://mochizuki.la.coocan.jp/blog/
http://www.mochizuki.net/
Posted by: Y.Mochizuki | 2006.08.13 07:09