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2006.09.06

解体新書にチャレンジ!

今年発刊された『社会科の授業ミニネタ&コツ101』(学事出版)の中にある自分のネタを行った。6年生担任になった時にしかできないものなので、今回が3回目。子どもたちもノッテきて楽しんだ。

学級通信 プロジェクトZ 第82号より

 社会は江戸時代を学習しています。昨日学習したのは「解体新書」。教科書で翻訳の苦労の話を読んで、「大変だったんだなあ・・・」と子どもたちは感じ取りました。
 でも、それだけではどうも実感がわかないようです。そこで、突然「これから『解体新書体験』をします!」と私が宣言しました 方法は次の通りです。

①グループごとに体の一部の説明を考えさせる。1グループ一つの部位である。教師がグループごとに指定してもいいし、最初に部位を子どもたちに提示をしてグループごとに選ばせてもよい。
②部位には「目」「耳」といった機能がわかりやすいものだけではなく、「のど」「まゆげ」「ほお」といった説明しにくいものも含める。
③グループで出てきた説明を全体で発表させる。
④『説明はくわしいほどわかりやすい』と言うと、子どもたちは長い説明を必死に考える。

 グループごとに話し合う様子は傑作でした。「うん、それいい!」「エー、どうして「まゆげ」を選んだのよ~」といったつぶやきが聞こえてきました。
 できた班からさっそく黒板に書き込みをしました。実際に子どもたちが書いたのは次の通りです。

■目・・・物を見ることができる。真ん中の黒い部分で見る。さらに、目は上下左右に動かすことができる左右の一部。
■耳・・・人の声を聞き取るもの。また、音楽などの音を聞き取るもの。中にもこまく等があり、聞き取ることができる。
■のど・・食べ物をのみこんで体に入る時の通り道。空気を吸った時に、肺に行く時の道。
■まゆげ・うす黒く太く長いおまけのジリジリした毛。人をハンサムにする毛。
■ほお・・表情が出やすいもの(赤くなったりする)。顔の中で面積が広い部分。
■鼻・・・顔の中心にある。口とつながっている。おもに空気を吸ったり、においをかいだりする。(酸素を取り入れ、二酸化炭素を出す)

 一番子どもたちは拍手が大きかったのは「まゆげチーム」です。ユーモアが抜群ということでした。子どもたちは次のような感想を持ちました。

・杉田玄白はこんなに難しいのを3年半もやって、すごいと思いました。
・解体新書を作るのはけっこう難しいと思いました。昔の人はすごいと思います。
・参考になるものがないととても大変だし、どういう意味なのかもわからないと思いました。

 楽しみながらもちゃんと「解体新書作り」の苦労を感じ取ることができた授業になりました。

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Comments

いつも楽しみに読ませて頂いています。
私の学級でもちょうど解体新書の学習に入るところです。
この実践ぜひ追試させていただきます!

Posted by: 山本 | 2006.09.07 at 06:56

山本さん、コメントをありがとうございます。ぜひ追試されてください。黒板の真ん中に人の顔を大きく描いて、班の答えは黒板に書かせました。子どもたち、注目していましたよ。

Posted by: サトマサ | 2006.09.07 at 07:03

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