久々に本の紹介
年末年始は昨年の反省から、読書にかなりの時間を割いている。
その中で印象に残ったもの2冊。
いろいろな言葉について日垣氏が独自の定義づけをしているもの。「お金の章」「メディアの章」等、8つの章で論じている。ビジネスに役立つものはやはり「仕事力の章」。納得の行く定義が並ぶ。
・仕事の本質は「依頼」と「締め切り」にある。
・「仕事ができる」の定義は、私見によれば何より、初動時に仕事の終着イメージが完璧にできる人のことだ。
・(専門家とは)具体的には、特定分野の新刊や研究論文に、おおむね一般人の20倍の速さで目を通してツボがおさえられ、その「新しさ」と「意義」について、著者も納得のゆくかたちで評価を下せる人のこと。
自分の身近な「仕事ができる専門家」にぴったりと納得した。
北海道旭川市の旭山動物園園長さんが書かれた本。
ビジネスモデルの本として売れているようだ。学校現場にも十分通じる本だ。
動物園としては不利な地にあり、さらに予算もなかった。それからどう復活したか。「知恵を出し合う」「アイデアで話題を作る」といったきわめてオーソドックスな方法だ。しかも、「スターのような飼育員は不要」と言う。それなら、普通の小学校でも改革はできるなあ・・・と思わずやる気になる本。
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