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2007.01.04

卒業アルバムの原稿

卒業式の頃に卒業アルバムを渡すには昨年中に、写真選定・原稿等を仕上げなければいけない。子どもたちも、「まだ気分じゃないなあ・・・」と言いながら、書いていた。逆に言えば、作文を書くことで「いよいよ卒業なんだ」という気持ちになっていくのかもしれない。
これは私も同じ。卒業生に送るメッセージを書くことによって、「いよいよ卒業が近づいてくるんだなあ・・・」という気持ちになってきた。その原稿を紹介する。

   チャレンジする道を

 みんなのことで、そっと目を閉じると浮かんでくるシーンがいくつもある。

・「指名なしです」と言うと、進んで「ぼくは・・・と思います」と誰かが立って発言。そして次々と発言が続く。集団で学び合うことのすばらしさを感じた時。
・必死にがんばる運動会。「がんばれ~、がんばれ~」と叫ぶ応援団。数々のいい思い出。青春の一コマ。
・泣いてしまった友だちに、「気にしなくていいんだよ」となぐさめる友だち。温かいなあと思った一瞬。
・おいしい給食に、楽しい雑談。時にはうるさすぎて注意もしたけど、それも思い出。明るく楽しい学級。

 どれも君たちを担任してからよくあった出来事だ。
 君たちと一緒の日々は私にとってもすばらしい日々だった。教室に向かうのが楽しかった。もちろん、厳しく接した部分もあったけど、これも卒業だ。中学校に入ったら、気軽に小学校に遊びに来てほしい。
 人生の先輩として、君たちには、「迷ったら、チャレンジする道を選べ」と言いたい。成功したら喜びは大きいし、チャレンジしたうえでの失敗なら後悔はしないものだ。中学校ではたくさんのチャレンジする機会があるはずだ。
 すてきな思い出をありがとう。そして、さようなら。

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