二つの雑誌の廃刊
月の中旬は3月号の雑誌の発売がある。
その中で、明治図書の二つの雑誌が廃刊になることを知った。
一つは「特別活動研究」、もう一つは「総合的な学習を創る」だ。
「特別活動研究」は、私が初めて年間連載をさせていただいた雑誌だ。1992年のことだから、もう15年も前になる。数回の執筆で「連載を」という電話が職場に来た時、大変驚いたことを今も覚えている。
しかし、数回書いた後は本当にネタも不足しがちで苦しい執筆だった。実力不足・経験不足を痛感した連載だった。
「総合的な学習を創る」は雑誌名が以前は「生活科教育研究」といった名称だった。生活科発足後に創刊されたが、生活科が下火になって雑誌部数も減ったいた。総合的な学習がスタートすることになって、いち早く名称も誌面もリニューアル。部数をぐんと伸ばした・・・という話を聞いたことがある。
しかし、総合の研究も生活科と同様に一段落。周囲の学校で総合を主題研究にしている学校はほとんどない。
当然発売部数も減っていたのではないかと推測される。
子どもたちが主体的に活動することがメインの領域。その関係の雑誌の廃刊。時代の流れを象徴していると実感した。
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Comments
「売れなければ廃刊」という企業の論理がありますからね。
Posted by: サトマサ | 2007.02.20 05:50
特別活動研究が廃刊!?
ちょっとショックです・・・。
Posted by: ながたく | 2007.02.19 23:36