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2007.02.02

授業づくり研修会3

今回は講演について。
自分自身は「話のみ」で講演する力がない。逆に言えば、構成や資料を工夫して提示しなければいけないということである。(「話のみ」ですばらしい講演ができる人は本当に凄いと思う)
そこで、次の6項目の内容で講演をすることにした。

1 先達の発問研究
2 演習 「短歌の発問作り」
3 社会科における発問
4 模擬授業 「国のイメージ」
5 指示のコツ
6 ICT活用は授業の密度を高める

1と2がセット、3と4がセット、そして5・6は説明のみという形である。

1は大西忠治氏、向山洋一氏、有田和正氏の発問について扱った。自分の強みは過去20年の教育雑誌や主だった教育書を読んできているということ。発問についての文献もけっこう見つかった。また、発問関係の部分執筆のために、一度それらを読んでいたことも大きかった。
そしてそれらの内容を生かして発問作りの演習。「みちのくの母のいのちを一目見ん一目みんとぞただにいそげる」という齋藤茂吉の有名な短歌。一度自分で作り、4~5人のグループで紹介しあい、ベスト発問を黒板に書いてもらった。幅広い効果的な発問が集まった。これで1時間の授業ができるという感じであった。

3・4は自分自身の発問。模擬授業は「国のイメージ」。先日のメディつきセミナーで行ったものである。その時と違うものは、授業後に発問の説明があることだ。
この時点で講演時間は残り10分を切っていたので、5・6は一気に説明。写真が中心だったので、テンポよくいったと思う。

今日、皆川先生からアンケートがデータで送られてきた。「本を買って勉強しなければ」「演習を本校でもしてみたい」「模擬授業が緊張感があった」「ICT活用が参考になった」と幅広い内容の感想が出てきた。その点では、構成上の工夫はヒットしたのだと感じた。

むろん反省点もある。皆さんが考えた発問へのコメント力不足。自分自身の発問研究もまだまだ。時間配分等。これらの点は今後に生かそう。

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