楽しい!地図授業1
世界の国々の学習に関わって地図授業をしました。その学級通信です。実際の通信は図や国旗の画像を入れているが、このブログでは掲載しません。また、都合により一部を割愛しています。ご容赦を。
学級通信 プロジェクトZ 第168号より
(前略)今回扱った授業は「世界の国々と地図」というものです。今学習している「世界の国々」の学習の一つです。切り口を今回は地図で行うというものです。
■国のイメージを地図帳で確かめる
最初にしたのは、「国のイメージを地図帳で確かめる」というものです。地図帳には国の特徴を表す絵が描かれています。それをもとにします。
たとえば、「オーストラリアと言えば何ですか?」と聞くと、子どもたちからは、「コアラ」「カンガルー」「ビーフ」といったことが返ってきます。
それを地図帳で確かめます。すると確かに、コアラやカンガルーの絵が描かれています。自分たちが考えているその国のイメージが正しいと確かめられます。
子どもたちとは、「モンゴル」「フィリピン」「オーストラリア」について確かめました。このことで子どもたちは、絵記号に注目するようになりました。動物だけではなく、民族衣装もあり、見ているだけで楽しくなります。
■国旗の特徴を考える
地図帳には国旗も掲載されています。子どもたちに3つの国旗を示しました。子どもたちはすばやく見つけて、「ノルウェー」「フィンランド」「スウェーデン」と反応していました。 そして、子どもたちに気付いたことを聞きました。すぐに「十字」「キリスト教」という反応が出てきました。国旗にはその由来があることがわかりましたし、さらに特徴も浮かんでくることがわかりました。
同じように「オーストラリア」「ニュージーランド」「フィジー諸島」の国旗も見比べました。子どもたちが気付いたのが、イギリスの国旗であるユニオンジャックの印が入っているところです。子どもたちになぜか聞くと、「昔、イギリスのものだったから」とこれもすぐに出てきました。(つづく)
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