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2007.02.11

堀田先生の仕事術を学ぶ

今回の雪プロ研究会で研究会自体の学びの他に、大きな学びがあった。それは堀田先生の仕事術の一端を垣間見ることができたからである。今回は朝から研究会の終わりまでずっと同行。それは同時に一流の仕事術を学ぶ場にもなったのである。

1 複数の仕事を同時進行で
 できる人は複数の仕事を同時進行で処理できる。堀田先生はまさにそうだった。私などは、研究会に講師として参加すると自分の役目のことしか考えられない。堀田先生はシンポジウム・講演の準備もしつつ、休憩時間には重要連絡に即対応。それらが同時進行。驚いたのは細切れ時間しかないのに、ぱっぱっと仕事をされている点だ。「時間は作り出すものだ」という見本であった。

2 カメラマンとしてのこだわり
 堀田先生のブログに掲載されている写真はだいたいがナイスショットである。今回も授業の写真を撮る時には、本当に「狙って」撮影をしていた。実験に熱中している子の写真を撮る時にはしゃがんでローアングルで・・・。まさにカメラマンとしてのこだわり。その写真が、講演でのプレゼンに効果的に使われたのは言うまでもない。

3 その人を即調べる
 附属小の校長先生(大学の先生)とご挨拶された後、ちょっとした時間に「(校長先生は)こういう人だよ」と堀田先生がWebを見せてくれた。その校長先生のお名前で検索されたのであった。Webの新聞記事には理科教育の
話が書かれていた。その後校長先生とあれこれお話をする機会はなかったのだが、時間があったらその理科教育の話題になっていたのでは・・・と思った。「相手を大切にする」のはこういうことだと感じた。

4 臨機応変に対応
 校長室にいる時にエジプトからの来客があった。堀田先生はほんの数秒でホスト役になり英語で話しかけた。エジプトの先生も英語で会話。公的な場での対応力。お見事であった。

5 人をよく覚える・よく知っている
 研究会前夜と当日、2回懇親会があった。両方合わせて二十数名だったが、堀田先生は皆さんをよくご存じであった。何回も研究会に招かれているといっても、これは驚きであった。多くの都道府県にこのような会があるだろう。頭の中にどれほどの「人データ」が入っているのか、と思ってしまった。

 その人を影のように付いて行動を学ぶのを「シャドウイング」と言うらしいが、1日だけではなく数日密着すればまた違うだろうなあ・・・。

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