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2007.03.31

自己評価

今日で平成18年度も終了。
1年前のブログに次のような10の目標を立てた。
自己評価していこう。

18年4月1日に立てた【今年度の目標】(数字は重要度順ではありません)

1 内容のある単著を書き上げる ○
 何とか書き上げて、7月頃には「学級通信のアイデア40」という単著になる予定。

2 研究(情報社会のしくみを学ぶ教材群の開発)を継続し学会発表をする ◎
 これについては情報テキストを含め、2つの学会で発表できた。

3 各種プロジェクトを充実させる ◎
 WPPP、情報テキスト、UNIQUE、メディつき等、これは充実した

4 社会科におけるIT活用の実践をまとめる ◎
 県レベルの大会・教育センターでの講演・講義、校内研での講師、セミナー等での発表など、これも大変充実していた。

5 活動中心の社会科授業の記録化 ×
 これはできなかった。

6 「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」を各教科で ×
 これもわずか。

7 連載原稿を締切数日前に △
 連載原稿の務めは果たしたが、締切数日前は夢の夢だった。

8 メディつき実践、学習ゲーム実践等今まで関わってきた流れを大切にする △
 これも不十分。

9 地域でのセミナー主催 ○
 社会と図工、共にできた。さらに来年度変革できそう。

10 学級づくり・家本実践の追究 △
 日々の実践でしてはいるのだが、記録化はできず。残念。

欲張った目標だったため達成率は半分程度。
でも欲張るぐらいでちょうどいいと思う。
明日はいよいよ教師にとっての元旦。
ある程度目標は決まっている。
それはまた改めて。

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2007.03.30

本が蘇った

知人が今度1年生の担任になる。
初めてのことであるから、いろいろと勉強をしている。
その中で向山洋一氏の本のことが話題になった。
学級経営シリーズ「教師であることを怖れつつ」(明治図書)である。
自分も初めて1年生担任になると決まった時(27歳の時。もう十数年も前だ)に大変役立った本である。

ところが今は絶版になっている。発刊が20年以上前だから仕方がない。本にも寿命がある。
(ちなみに明治図書では「復刻投票」ということをしているようだ)
そこで、知人に関連図書を含めて手渡そうと考えた。
そこで、積み重なっている本を探して見つけた。軽く読み始めたら、つい読みふけってしまった。子どもたちとの出会う前夜、そして出会った日の描写は圧巻である。

29歳の時に1年生担任以来、自分は経験をしていない。だから、本も眠ったままだった。
しかし、このようにして蘇った。これは本を欲している人にとっても、本にとっても有難いことだろう。
このような橋渡しをもっとすべきと感じた。

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2007.03.29

ようやく4月号

3月は今年度で一番読書量が少なかった。片手ほどだ。
もっとも今日、明日も3月なので、少し追い込んで両手近くになるようにはしよう。

中旬にドッと届く教育雑誌類(十数冊)も、ようやく今日読んだ。斜め読みだ。
中には10分ほどでおしまいにしている雑誌もある。似たライターが似たことを書いているものもある。
しかし、保存しておけばのちほど役立つこともある。これは自分で何度も経験していることなので、自分流の読み方でこれからも続けるだろう。

さて、今回注目したのは「授業研究21」(明治図書)の「力をつける校内研究の改革プラン」である。
この中の大学の研究者の先生方の「提言」に校内研のヒントがいくつもある。
以前であれば、教育雑誌で真っ先に読むのは現場の教師の部分だった。しかし、今は研究者の先生方のものもじっくりと読むようになってきた。堀田先生はじめ大学の先生方に接する機会がここ数年増えて、「もっともっと研究者から学ばなければ・・・」と痛感しているからだ。
問題はお一人わずか1ページの提言から、自分がどれくらい読み取れるかということ。それは教師自身の力量の反映であろう。

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2007.03.28

教育の情報化の実態調査

情報教育担当者にとって3月末の恒例である「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の入力を終えた。
いろいろな人のブログを見ると、3月20日前後に入力していた人もいた。「本校はまだか・・・」と思っていたら、卒業式後の23日に担当者に文書が届いた。報告まで勤務日で4日。今回はICT活用指導力のチェックもあるし、転勤者の忙しさは尋常ではないので少しあせった。しかし、翌日には41人が全員提出。助かった。本校の先生方の協力度が高いことがよくわかった。

さて、今回は先のICT活用指導力チェックリストが今までと違う点である。
全員のリストを入力するとエクセルなのでだいたいの本校の傾向がわかる。昨年度から今年度にかけて力を入れてきたBの授業でのICT活用指導の能力はわりと高い。それに対して校務での活用や教材研究での活用は、これからの課題だということがわかる。
一つの調査の報告だが、これを分析をすれば十分に「自校の情報教育力」の評価と課題になると改めて感じた。やがて全国的な結果も出るだろう。その時に改めて比較してみたいと思う。

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2007.03.27

PTA役員

昨日に続き、今日はPTA送別会。
保護者の参加者のうちの半分を6年生の保護者が占めた。というのも、先日の「卒業を祝う会」(6学年PTA主催)の打ち上げをこのPTA送別会の後の2次会で行おうということにしていたからである。さらに2組の先生が転勤することになって、役員以外の方も2次会に飛び込み参加してくださった。

さて、この打ち上げの会で印象的な一言があった。「今となってみれば、PTA役員をやってみて本当によかった」という言葉である。
実は6年生のPTA役員は時間的な負担が大きい。2学期の文化祭、3学期の卒業を祝う会のためにそれぞれ7~8回ぐらい会議を開く。夜の7時~9時半ごろまで。学年主任の私ももちろん参加するのだが、皆さんは、さらに「では次まで計画を立ててきて」というように持ち込みの仕事を持ち帰る場合もある。
だから、6学年PTAの学級の役員が決まらない場合もある。大変さを知っているからだ。

しかし、今日の打ち上げでは一つの事業を大変だったけど、みんなの力でやり通したという満足感、そしてPTA活動を通して深まったチームの輪をかみしめるような会になった。それが「役員をやってよかった」という発言になったのであろう。
「確かに仕事は大変。でもやり通した時の充実感は何にも勝る」
これは何にでも言えることだと思う。

さて我が家。実はPTA活動の大変さを知っているからこそ、可能な限り役員を引き受けている。今度高校に行く長女の中学校では3年間学級役員であった。私と同じ学校の二女は来年6年生。こちらもPTA学級役員を引き受けている。今年の私の経験を生かしてサポートしていければ・・・と思っている。

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2007.03.26

心に残るスピーチ

今日は離任式と教職員送別会。
どちらもお別れの会だ。
本校に赴任してからこの離任式と送別会での転任者のスピーチが心にしみるようになってきた。
昨年も感じたことであるが、今年も同様だった。

特に送別会。一人一人の個性あるスピーチ。本校での自分の生き方・感じ方がとてもわかる内容であった。
そしてその人の人柄まで映し出す・・・・。お別れの時になって、その人の新しい一面を見たような感じであった。

スピーチの内容からすれば、教諭や講師の先生方のお話は身近に見ていただけに、「そうそう・・・」とうなずくのが多かった。
逆に栄養技師の先生や給食調理員さんのスピーチは、知らなかった内容が多く、とても新鮮で印象に残った。よりおいしい給食を作るために調理に厳しかったこと、調理員さんたちがとても仲の良いチームであることが、本校のおいしい給食(今年文部科学省から県代表で表彰されている)を支えているんだということがよくわかった。
今年の送別会も忘れられないものになった。嬉しく思う。

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2007.03.25

思い出ベンチ

以前にも一度見たことがあったが、テレビニュースで「思い出ベンチ」のことを放送していた。
これは、公園等のベンチに小さなプレートを付け、自分のメッセージを書くというものである。命名権の一種である。くわしくはこちら

同じように高知競馬でも一回1万円で「〇〇〇〇記念競馬」と名付けられるニュースもしていた。その名称は電光掲示板に映し出されるだけではなく、新聞等にも掲載される。
ちょっとした記念として使われるということだ。

これらは一つのアイデアである。考えてみれば、学級通信でもこのような「命名」の実践をしたことがあった。一人一人が学級通信に自分の好きなタイトルを書き込むのである。その通信はその子にとっての記念号となる。
ここ数年、学級経営では新しいアイデア・実践というものは少なかった。しかしながら、今回のニュースを見て、改めていろいろな工夫ができるのでは・・・・と感じている。
そして、そのヒントはあちこちに転がっているのだ。

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2007.03.24

欠席率

休日だが、午後に出勤をして指導要録記入の仕事をした。
学校には他に10人近くの先生方が・・・。特に送別会担当の先生方は、その仕事にかなりの時間をさくので、休日返上だ。(本校は転任者が16名、しかも心のこもった送別会)

記入して思ったのだが、今年も欠席率は少なかったということである。
計算すると一人平均1.5日。一日も休まずに皆勤した子はほぼ半分の17名。
授業日数は203日だから、0.74%。
逆に言えば、出席率は99%以上ということだ。(出席停止、忌引も引かなければいけないが)
これが普通か高いのかはわからないが、低い方ではないであろう。

今年はインフルエンザの流行も学級は無縁だった。他学年は学年末に猛威をふるっていたが・・・。入院する子もいなかった。私自身も十数年本格的な風邪はひいていない。
全員出席が当たり前だと学習効率上も有難い。子どもたちが健康であることの有り難さを感じた1年でもあった。

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2007.03.23

提案すること

今日、組合の送別会で組合的な話題が出た。
とある働きかけを続けていったことで、制度が変わって結果的に子どもたちのためになったということである。
その働きかけは、おそらく組織的だったと思われるし、もしかしたら、もともと変わり目だったのかもしれない。しかしながら、自分自身、そのような「働きかけ」「提案」をしていくべきだ・・・と感じた。

来年度、組合関係で一つの仕事を拝命している。
教研の社会科分科会の事務局だ。今までも何度もしてきた仕事であるが、1回の研究会運営や県教研参加で終わりであった。
しかし、せっかくの事務局仕事だ。自分の立場を活用して、講座や模擬授業などができないだろうか。連続講座という形で。お願いすれば、予算もいくらかは出してもらえるだろう。
参加者は少なくてもよい。地域の先生方のためにできることの一つとして働きかけてみよう。

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2007.03.22

有難い仕事

卒業式の前日に保護者控え室にメッセージを書いていた。
保護者向けの「卒業おめでとうございました」という内容である。
そうしたら、保護者の皆さんがそのメッセージの空いているところに、メッセージを書いておいてくださった。

・いつも家庭学習での励ましの一言、ありがとうございました。
・正寿先生に出会えて幸せでした!ありがとうございました。
・ステキな先生に教えてもらい光栄でした。これからはホームページを楽しみにしています。
・お世話になりました。最高の先生でした・・・等

卒業式の日だ。その日で担任も終わり。だから多分にリップサービスもあるだろう。額面通りには私自身も受け取ってはいない。担任としてもっともっとできたのでは・・・と卒業式の日にも思っていた。
しかし、このように書いてくださる保護者の皆様が支援してくださっていたことが嬉しい。
そして、教師として当然の仕事をしているのに感謝される・・・つくづく教師というのは有難い仕事だと思った。

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2007.03.21

社会ミニネタ本2刷に

昨日、一冊の本が送られてきた。
やる気と集中力を持続させる社会科の授業ミニネタ&コツ101」(学事出版)である。
私が編者となっている本。昨年4月に発刊されたものだ。2刷となったので、一冊送られてきたものだ。

1年足らずでの増刷。嬉しいことである。
しかも、ネット上での売れ行きはそれほどでもなかった。やはり店頭で手にとって、「これはおもしろそう」と購入される方が多いのであろう。
私自身、今年は6年生担任としていくつかのネタを使わせていただいた。
子どもたちの反応は違っていた。いい本の編集に携わることのできた幸せを感じている。

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2007.03.20

巣立ちの日

子どもたちの卒業の日。
担任冥利に尽きるものだった。
式の途中から涙があふれてきてしょうがなかった。
一生懸命に呼びかけをする子どもたち。
気持ちを込めて「旅立ちの日に」を歌う子どもたち。
退場は涙も拭けないので、ずっと頬を涙が伝わりっぱなしだった。

一人一人の顔を見ていると、この2年間のことが思い出される。
楽しく過ごした日々を思い出すと同時に
一人一人の悩みに直面したことも思い出した。
人間関係で悩んで相談に来た子。
思わぬ事件に相談に来た子。
心がなかなか安定しなかった子・・・等。
そんな子たちも立派に卒業。

涙には自問自答の部分もある。
もっと子どもたちに力をつけられたのではないか。
「最高の学級に」という目標はどれだけ達成できたのか。
完璧な教育などないとはいいつつ、いつも学年末には反省することだ。

子どもたちも女子は涙・涙。
でも午後の祝う会では皆笑顔だった。
親御さんからもお礼の手紙、メールをいただいた。
本当におめでとう。
大きく巣立っていってほしい。

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2007.03.19

旅立つ君に

恒例の最後の日の子どもたちへのメッセージ。
現在進行中・・・

Aくんへ
 6年間皆勤賞。たった6文字だが、これを達成するのは難しい。何せ学級で2人だけだ。具合が悪い時でもがんばった姿を思い出す。「継続することの大切さ」をよく知っている君。バスケットボールに賭けていこう

Bくんへ
  言葉遣いがきちんとできる人は信用される。君の言葉遣いはいつも丁寧だった。それだけではない。本当に見本となるような授業の時のノート。誰が見ても「すごい。丁寧!」と驚いていた。そのすばらしさに拍手!

Cくんへ
 はきはきした発表。抜群の計算力。でも、それ以上に私が感心するのは学級のみんなへの呼びかけだ。委員会の呼びかけ、そして学級会での発言。いつも積極的。エネルギーが必要な呼びかけができる君はすばらしい。

Dくんへ
 熱中という言葉が君にはあてはまる。学習でもそうだが、何といってもタイピングだ。学年でのタイピングNO1。きっと私より速いであろう。そんな君はきちんとしたあいさつできる。これもなかなかできないことだ。


Eくんへ
 5年生の時からの転校。しかし、いつのまにか君は学級の中心になっていた。明るい笑顔、やさしい性格、そしてスポーツマン。ユーモアもある。他学級の友達の多さにも驚いた。みんな君の人柄のよさ。すばらしい!

Fくんへ
 水泳や運動会での活躍、そして授業での発言。しかし、それ以上に評価したいのは、君がリーダーになろうと思っていた点だ。計画委員になって、がんばった。一つの仕事をやり通した経験は運動とはまた別の価値がある。

Hくんへ
 この2年間で私が一番印象に残ったのが「水沢の自慢CMを作ろう」だ。君は「及川家」をCMにした。自分の家を調べるのは変な気分だったかもしれない。その中での「跡継ぎ宣言」。実に「頼もしい!」と思ったよ。

Iくんへ
 5年生の時から取り組んだ水泳強化練習。6年生では練習を重ねるうちに記録が伸びてきた。記録が伸び50mが40秒台ぐらいまできた。記録会選手にはなかったが、誇りに思っていい。努力の証がそこにあるからだ。

Jくんへ
 5年生のころの君と今の君を比べると本当に変わったなあと思う。ぐっと落ち着きを増した。そんな君が得意なのは「熱中する」ということだ。理科実験での熱中ぶり、工作での熱中ぶり。その集中力は誰にも負けない。

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2007.03.18

よく動いた1年

昨日のUNIQUEセミナーで今年の「自主出張」も終了。
発表、模擬授業者、講座や校内研講師、そして講演と実によく動いた1年だった。
月2~3回はそのような機会があったから、ざっと30回ぐらいは務めたであろう。訪れた場所も北は北海道・札幌、南は九州・熊本まで。
一回一回の会には、「これは佐藤に」という方がいたわけで、改めて感謝したい。
もちろん、一回一回の準備や当日の発表等が自分にとってはかけがえない学びの機会だった。

そのような会は自分が発表したり、講師を務めて終わりというわけではない。
他の方の発表、講座等もあることが多く、それらを聴講できたことは貴重な研修の機会にもなった。

また、佐藤学級の研究授業、取材授業、訪問授業も十数回を数えた。これもまた有難い機会だった。特に3月の堀田先生はじめとする訪問団との学びは今も続いている。

さて来年度。ポツポツと仕事は入っているものの、どのような状況になるのかはわからない。しかし、機会がなければ、そのような機会を作ればいいだけ。その点でも来年度も楽しみである。

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2007.03.17

「UNIQUEプロジェクト」成果発表会

今日は「UNIQUEプロジェクト」成果発表会。
この発表会の経緯、趣旨、内容については堀田先生のブログや、そよ風さんのブログに詳しい。

昨日の発表会で感じたこと。

・外国の事例を知ることの大切さ。野中先生と堀田先生の対談で示されたイギリスのスライドは象徴的であった。思えば、自分も2カ月海外派遣研修に行った。その頃のアメリカで行われていたことが、13年後の日本でようやくスタンダードになっている。その点でも、海外の事例を研究する意義を改めて感じた。

・プロの視点から学ぶことの大切さ。どんな領域にもプロがいる。「学校建築のプロ」の柳澤先生の話を初めて聞く。やはり大切なのは、その考え方・視点だと納得。

・個性を出すことの大切さ。同じプロジェクトメンバーの先生方からの視察報告やパネラーとしての主張では、各自の個性が際立っていた。自分の得意な領域はあるものの、個性という点ではどうなのか。考えさせられた。

・自分のデモ授業。主眼は授業内容そのものよりも、新しい教室環境での授業のイメージを伝えること。光村図書のデジタル教科書を使っての授業。タッチパネルで4年「アップとルーズを伝える」の題材で行う。8分間で漢字学習、挿絵(画像)提示、本文の提示、音読、簡単な読み取り等をした。タッチ式だとリズムとテンポがいいということを改めて感じた。

昨年度からのこのプロジェクトは今回の発表会で一区切り。初年度は「デジタル仕事術」で私自身多くのことを学んだ。2年目の今年も多くの学びができたことに感謝。

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2007.03.16

メルマガ原稿

 今日発行のメールマガジン「授業成立プロジェクト」に書いた原稿です。
 編集長として最後の原稿になりました。

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 「授業成立の基礎技術の大切さ」

 授業成立メルマガ発行から約2年。私が編集長としては最後の号になります。皆様、ありがとうございました。
 この2年間を通して、改めて「授業の成立技術」が大切なことを自覚しました。特に私自身がこだわっているのは「ノート指導」です。

 このメルマガ発刊の1年目から2年目にかけて上條晴夫氏の『子どものやる気と集中力を引き出す授業 30のコツ』(学事出版)の「授業づくりの基礎技術 10のアイテム」という章を私なりの解釈で取り上げていました。一番衝撃的だったのが「ノート指導」です。

 その中で「情報の蓄積」と「情報の発信」という視点から論は述べられていました。ノート指導を「情報」という観点から考える。これはまさに「情報教育」の一つではないか・・・そう感じたのです。

 私自身は情報教育に興味があり、様々な実践をしてきました。それらの多くはITを活用したものでした。しかし、先のような「情報」を扱う観点からすれば、日々のノート指導にそのような要素を盛り込めば、それは一つの「情報学」にもつながる実践になるのではと考えています。

 たとえば、本メールマガジンの12号では次のように書きました。

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 「情報を蓄積する技能」に対して「情報を発信する機能」は新しいノート指導です。蓄積とは違った技能が要求されます。この場合のポイントはノートに学習情報を「文として書く」ということです。
 たとえば「ナンバリング」です。「理由を、ナンバリングを使って書きなさい」と指示することで、「第一に・・・。第二に・・・」というように聞き手にとっても分かりやすい文章になります。
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 これなどは、情報学でいえば「ツリー構造の考え方」を使ったものです。このような思考技術を子どもたちが身につけることによって、ノートの取り方の技術もかなり変わってくると考えます。

 先週私は研究授業で、情報の学習の一つとして、この「ツリー構造」の内容を取り上げました。そうすると、その後の子どもたちのノートが少しずつですが、変化をしてきています。「全体と部分の関係」の意識化が進んでいる
のです。
 その点で、改めて「基礎技術」を身につけることに加えて、「基礎技術の考え方」を身につけることの大切さを痛感しました。まずは私自身がその考え方をじっくりと勉強しなければいけない・・・そう感じています。

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2007.03.15

「新卒教師時代を生き抜く心得術60」

メルマガ「授業成立プロジェクト」の編集長を2年近く務めた。
そのメルマガに実に明快な実践原稿を書かれたのが横浜市の野中信行先生である。
それをきっかけにブログも注目するようになった。今は毎日必見のブログである。

その野中先生が3冊目の著書を出された。「新卒教師時代を生き抜く心得術60」(明治図書)である。
先週すでに献本されていたのであるが、ようやく読み始めたところである。

対象は新卒。しかしながら、その内容は若手教員はもちろん、中堅、ベテランにも通用する。
しかも特徴は、新卒教師が陥る「つまずき」を具体的に出している点である。たとえば、「出勤簿、出席簿を毎日きちんとつけるためには」という項目がある。この対処法は「けもの道を歩くようにせよ」ということである。出勤して歩く道をいつも決めておくということである。これは全く同感である。教師の仕事は、様々な習慣づけがきちんとできていれば、事務処理は大変ではない。「あとでする」「まとめてする」という発想があるから、仕事が遅れていくのだ。同学年複数の先生方がいる場合には、それが足を引っ張る場合もある。

まだ読み始めたばかりであるが、これは私自身の実践や仕事術を見直すいい機会だと思っている。しかも、増刷も決定いるとか。これから読むことが楽しみである。

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2007.03.14

UNIQUEプロジェクト成果発表会(再掲)

3月17日(日)に標記のセミナーがあります。
私が昨年デジタル仕事術セミナー等で関わっていたプロジェクトです。
今年は、「従来業務の改善」に関する調査ならびにシステムの研究・開発、先進的な学校の視察調査を実施してきました。私も新環境の教室で「デモ授業」をします。内容は国語のデジタル教科書を活用したものです。ぜひご参加ください。
詳しい案内はこちらです。
申し込みはこちらです。

■日時 平成19年3月17日(土) 13:00~17:00 (受付開始12:00)

■内容 

 第1部 『2006年度UNIQUE研究成果報告』 (13:00~)
総括              : NIME 助教授 堀田龍也氏
校務調査報告       : 静岡大学 助手/NIME 客員助教授 石塚丈晴氏
Teacher's Desktop開発報告  : 株式会社 内田洋行

第2部 『これからのIT教室環境を考える』 (13:30~)
・対談「英国の教育環境に学ぶ」
 和歌山大学 助教授 野中陽一氏× NIME 堀田龍也氏

・講演「新しい学校建築の取り組み(予定)」

・視察レポート「こんな学校のIT環境を見てきました」(14:50~)
玉川学園視察レポート報告 :富山市立寒江小学校教諭 笹原克彦氏
立命館小学校視察レポート報告 :小松島市立南小松小学校教諭 村井徹志氏
視察のまとめ :株式会社 内田洋行

・パネルディスカッション「子どもと教師のための新しいIT環境とは」(15:20~)
司会 :NIME 堀田龍也氏
パネリスト :岐阜聖徳学園大学助教授 石原一彦氏
柏市立土南部小学校教諭 西田光昭氏
三木市立教育センター指導主事 梶本佳照氏

・内田洋行2階カスタマーブリーフィングセンター見学 (16:20~)
デモ授業 :小牧市立光ヶ丘中学校校長 玉置崇氏
        奥州市立水沢小学校教諭 佐藤正寿氏

 終了(17:00)

■会場
株式会社内田洋行 潮見オフィス 9階会議室・2階カスタマーブリーフィングセンター
東京都江東区潮見2-9-15

■費用 無料

■定員 80名

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2007.03.13

佐藤学級訪問5

研究グループのメーリングリストに9日の授業記録がアップされている。
それだけではない。
参観者による授業へのコメント。
詩「生きる」の解釈ノート。
全て自分にとっては有益な情報だ。

9日の3:10~50に、「情報の構造化」の授業の研究会は行われている。すでにその時にかなり学んでいる。
その日の授業で不足だった手立て。
情報の授業をするには情報学を学ぶことが必要なこと。
研究会に臨む態度・・・・等。
それだけでも有難いと思っていた。

授業記録を作るのは大変な労力だ。それを分担して、皆さん授業ビデオを参考にしながら作成している。多忙な学期末にも関わらず、この仕事を優先させている。本当に有難いことだ。

結局は「授業者が一番得をする」。
このような研究会でありたい。

※参観者の佐藤学級訪問の記事(追加しました)
堀田先生のブログ
皆川先生のブログ
清久先生のブログ
koyateru先生のブログ
かげSEN先生のブログ
kunibook先生のブログ

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2007.03.12

佐藤学級訪問4

今日は5時間目に行った「情報」の授業。
題材は「情報の構造化」。「私たちと情報」(学研・情報テキスト)にある内容である。
改めて、この情報テキストがあるから授業ができると実感。

まずは簡単な流れを紹介する。

■ねらい:ツリー構造の考え方が使われている例について知り、そのよさについて考えることができる。

1 前時の復習をする。
  (図書館の十進分類法をもとに)

2 本時の課題を把握する。
 ツリー構造の考え方はどのようなことに使われているのか。

3 情報を整理する学習活動がツリー構造を作ることであることを知る。
 (1) 情報の整理の方法を知る。(カードを分類し、それぞれ題をつける)
 (2) 簡単なアンケートを整理する。(やってみる)
 (3) ツリー構造の部分を確かめる。

4 ツリー構造の考え方が一般社会の中で使われている例を知る。
 (スーパーマーケットの例等)

5 ツリー構造の考え方を使うよさを考える。
 ・何がどこにあるかわかりやすい ・詳しいことが簡単にわかる
 ・本の整理に便利 ・買うときに便利  ・探しやすい
 ・いろいろな場所にある

6 振り返る。

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ここで痛感したのが自分の「情報学」についての知識不足だ。これは研究会で指摘された。考えてみたら、国語も社会も教材開発の時に、ある程度テーマについての知識を深める。しかし、今回はテキストを活用するということで、ツリー構造そのものについてはインターネットで調べただけだった。
基礎的な学問の素地があればできた手段を研究会では教えていただいた。
ただ、この「ツリー構造」を教えた価値は大きい。その構造を知ることによって、子どもたちの情報の見方は間違いなく高まる。これは様々な教科に応用できる考えだけに特にそう思った。

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2007.03.11

佐藤学級訪問3

今日は「わいわいセッション」のことを記したい。

今回佐藤学級の訪問団は13名。堀田先生には「学校での講演はOK」という承諾をいただいていた。
何とも有難い話である。堀田先生のお話は「とてもわかりやすい」「納得がいく」と評判である。これは私自身、何度もお聞きしているのでよくわかる。
しかし、ご勤務の関係もあり、依頼されてもなかなか都合がつかないという話を伺ったことがある。それが本校で可能なのだから、本当に有難い。
さらに、堀田先生のアドバイスもあり、本校で1時間程度の自主研修会を企画することにした。それが「わいわいセッション」である。主催は校内ITプロジェクト部会。

内容は次の通り。

1 実践発表2人(初心者とICTの効果の実証研究)
2 わいわいトーク(学年とゲストでトーク)
3 堀田先生のトーク(ご講演)

それぞれがとても効果的だった。1の実践発表はITプロジェクト部会成果発表の場になった。2は訪問団の方にゲストとして入っていただき、多くの実践例や考え方をご提示いただいた。もちろん堀田先生のご講演はいつも通り明快。自主研修ながら、都合のつく人のほとんどが参加をした。もちろん満足度は高かった。

これについては、授業と同じように前から企画を立て、かなり時間を費やしてきた。一つの研修スタイルとしてもよかったし、何よりも本校の先生方の刺激になったであろう。堀田先生はじめ訪問団の皆さんに感謝するのみだ。

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2007.03.10

佐藤学級訪問2

今日はICT活用セミナーで仙台へ。昨日の訪問団メンバーと一緒。
無事自分の役目も果たし、帰ってきた。

今回の訪問団メンバーの中にはブログを書いている先生が何人かいる。
なかなか、自分の授業については客観的に書けないものであるが、参観者のブログであればその人の視点から見た報告になる。(もちろん公開できないことは書けないだろうが・・・)
アップされたものからリンクして紹介していきたいと思う。
堀田先生のブログ
皆川先生のブログ
清久先生のブログ
koyateru先生のブログ

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2007.03.09

佐藤学級訪問1

今日は堀田先生はじめ13人の先生方・編集者が佐藤学級を訪問する日である。
学期末のお忙しい中、宮城・東京・静岡・愛知・兵庫・岡山・徳島からこの岩手に来られた。それだけでも感謝したい。こちらもそれに応える授業をしなければ・・・と数日前から強く思っていた。
行った授業は、社会、国語、総合(情報の学習)。その後情報の学習の授業研究会。さらに本校ITプロジェクト部会の「わいわいセッション」。その後温泉での懇親会。まさにフルコースの一日だった。これから数回にわたって、このことを書きたい。

今日は社会の授業について。
社会の教科書に「国旗と国歌」のコラムがある。内容は国旗や国歌の今までの経緯や基本的なマナー等だ。その内容を1時間の授業で構成した。

■ねらい:日本の国旗と国歌についての知識を深め、尊重しようとする態度を育てる。

■授業の概略

1 国旗ミニクイズ・めあて設定。
 テンポよくいろいろな国の国旗と簡単な由来を考えさせた。でも、子どもたちは日章旗については、あまり知っていることはありません。そこで、「国旗と国歌についてくわしく知ろう」といいうめあてを設定した。

2 教科書にある日の丸を探させ、どのような使われ方をしているか考える。
 社会科教科書の上には、「長篠の戦い」「ワールドカップ」等に資料に日の丸が8つ載っている。その日の丸を子どもたちは一生懸命に探した。そして、その使われ方を考えた。たとえば、「貿易船→どこの国かわかる」というように。さらに、飛行機や船では掲示が義務づけられている法律があることを教えた。

3 君が代の歌詞の意味を教え、他国の国歌の歌詞も紹介する。
 君が代の歌詞の意味およびその歌詞に表れている願いを教えた。さらにこちらのサイトにある他国の歌詞の例を紹介した。

4 学習したことをもとに自分なりの国旗観・国歌観を作る。
 「国旗や国歌はその国にとってどんなものと言えるでしょうか」という発問で子どもたちなりの答えを導いた。合わせて、マナーについても教えた。

5 感想発表。
 「今までは考えたことがなかったが、その国にとって国旗や国歌は大切なものだと思った」というような内容が続いた。

 子どもたち自身に知識があまりなかったので、予想より子どもたちの反応は少なかった。しかし、子どもたちの意識や考えを深めることができた点で、ねらいは達成できたと思っている。

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2007.03.08

授業づくりネットワーク2007春

このごろセミナーの紹介が多いですが、今日もまた。
私が所属している「授業づくりネットワーク」の春集会です。
多彩な講座が魅力です。私自身は学校行事の都合で参加できませんが、皆さん、いかがですか。

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授業づくりネットワーク2007春

 「授業成立の基礎技術」
 ~学ぶ「からだ」を育てるワークショップ20~

  主催 NPO法人「授業づくりネットワーク」
  後援 東京都教育委員会(予定)
     武蔵野市教育委員会(予定)

■日時 3月26日(月) 10時~16時30分

■会場  成蹊大学8号館(東京都武蔵野市)

■日程
10:00~10:20 講演「いまこそ表現の授業に注目を!」
 講師:上條晴夫(東北福祉大学)

10:30~12:30 「授業成立の基礎技術」ワークショップ1
A:フリートークで語り合う関係をつくる
 講師:桂聖(筑波大学附属小学校)
B:体験作文の指導法入門
  ~担任として、遠足などの行事後にどう書かせるか~
 講師:池田修(京都橘大学)
C:子どもの発見と表現を引き出す読書へのアニマシオン
 講師:黒木秀子(アニマドール)
D:授業改善のためのハンズオン・マス
 講師:坪田耕三(筑波大学附属小学校)
E:安心して表現できるプロジェクト・アドベンチャー
 講師:高久啓吾(神奈川・寒川町立一之宮小学校)
F:みんなで楽しむ劇あそび・表現あそび
 講師:林久博(成蹊小学校)
G:教師のための勇気づけワークショップ
  ~子どもとのよりよい関係の構築のために~
 講師:赤坂真二(新潟・新潟市立曽野木小学校)

13:30~16:30 「授業成立の基礎技術」ワークショップ2
H:朗読・群読で子どもたちと教室を活性化
 講師:高橋俊三(前群馬大学、NPO日本朗読文化協会顧問)
I:音楽を「からだ」いっぱいに感じさせる授業
 講師:高倉弘光(筑波大学附属小学校)
J:子どもの表現を促すフェルトワーク
 講師:清水千絵(フェルト作家)
K:コミュニティ・ダンスに学ぶ身体表現
 講師:南村千里
    (コミュニティ・ダンス講師、振付家、ダンサー)
L:インプロゲームに学ぶ身体表現
 講師:絹川友梨
    (インプロワークス代表、俳優、インプロバイザー)

13:30~14:50 「授業成立の基礎技術」ワークショップ3
15:10~16:30 「授業成立の基礎技術」ワークショップ4
M・Q:聞く力を育てる国語科ワークショップ型授業
 講師:鈴木啓司(千葉・浦安市立見明川小学校)
N・R:子どもたちが喜び力がつく算数指導
 講師:竹松克昌(神奈川・茅ヶ崎市立緑が浜小学校)
O・S:子どもたちをやる気にさせる
     理科ミニネタベストコレクション
 講師:土作彰(奈良・広陵町立広陵西小学校)
P・T:楽しく思考力が身につく
     小学校社会科ワークショップ型授業
 講師:阿部隆幸(福島・大玉村立大山小学校)

●申し込みなど詳細はこちらのアドレスをご覧ください。

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2007.03.07

ここから始めよう!映せばわかるICT活用セミナー(in仙台)

ここから始めよう!映せばわかるICT活用セミナー(in仙台)が3月10日(土)に行われます。
堀田先生のブログによれば、まだ参加可能ということです。
今回は実践報告やパネルディスカッションの他に、「情報交換会」があります。ここでは直接講師陣と話ができます。私も講師として登壇します。ぜひお話をしましょう。
以下概要です。

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■日時:平成19年3月10日(土) 13:00~16:00
■会場:仙台国際センター 
■対象:教室でIT活用したいIT活用初心者の先生方・IT活用にご興味のある先生方
■参加費:無料
■主催:財団法人 松下教育研究財団
■後援:宮城県教育委員会・仙台市教育委員会
■協力:松下電器産業株式会社、パナソニックSSマーケティング株式会社

■スケジュール

13:00 開催挨拶

○主旨説明
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生

○実践報告「ここから始めよう!映せばわかるICT活用授業」
 コーディネーター:
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生
 発表:
 「簡単で日常的な活用」
  愛知県春日井市立高森台中学校 教諭 玉置潤子先生
 「こんな活用もできる」
  静岡県富士市立田子浦小学校  教諭 吉野和美先生
 「子どもに力をつける活用」
  岩手県奥州市立水沢小学校   教諭 佐藤正寿先生

○パネルディスカッション 「学力を向上させるICT活用のコツ」
 コーディネーター:
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生
 パネリスト:
 「ICT活用で学力を保障する」
  宮城県登米市立北方小学校 教諭 皆川 寛先生
 「校内に広める」
  山形県米沢市立第七中学校 校長 金 隆子先生
 「活用例の分類からわかること」
  富山大学人間発達学部 助教授  高橋 純先生

○情報交換会(名刺交換、質疑応答、講師によるデモ)
 ゾーン1:吉野先生・皆川先生と実践を話そう(LB60NT)
 ゾーン2:佐藤先生と実践を話そう(LB50NT)
 ゾーン3:金先生・玉置先生と実践を話そう(P1SD)

16:00 終了

※応募要項・申込書は,こちらから

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2007.03.06

校内ICT活用研修会

今週末、自分にとってはとても大きな訪問が控えている。
その数13名。一流研究者、全国各地の教育実践者、雑誌編集者等々。
はるばるこの岩手に来られる。本当に有難いことだし、実践者冥利である。
この日は3校時~5校時まで公開。そして、授業研究会をする。

しかし、せっかくの機会である。
「IT活用プロジェクト部会」主催で研修会をもつこととなった。
今回は、Y先生とT先生のお二人にミニプレゼンをお願いした。学期末の本当にお忙しい時期だったが、お二人からは快諾を得た。お一人は初心者の視点から、もう一人は学力向上の視点からである。校内でプレゼンをする人は限られているので、初心者のY先生がプレゼンをするのはインパクトがあると思う。さらに、データをとった形の報告も少ないので、T先生の報告も刺激的だろう。
もちろん、ゲストトークが一番の目玉。
昨年度に続いて、今年も本校のICT活用に弾みがつくことを期待している。

校内研修会として位置づいているわけではないので(特別クラブの練習もある)、あくまでも自主参加である。
しかし、その内容から、出張やクラブ指導以外の先生方はほとんど参加である。
私自身も授業の準備を数日前から本格的にしてきた。6年の今の時期にできる教材。そして情報の授業。
自分なりに研究はしてきているが、まだまだ不足の面も多いであろう。その点を学ぶことができるのも楽しみである。

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2007.03.05

6年生を送る会感想

時々全員の感想を学級通信に掲載する。6年生を送る会の子どもたちの感想を、一人3行にして全員分、掲載している。子どもたちの思いが詰まったものになった。

学級通信 プロジェクトZ 第178号より

昨日行われた6年生を送る会の感想を全員分掲載します。(感想は抜粋です。)


 5年生の時にはあまり何とも思わなかったけど、6送会の主役でもある6年生の気持ちがわかりました。次は卒業に向かってがんばっていきたいです。6送会がこんなに感動するとは思いませんでした。(A)

■各学年の出し物を見ていると、「やっぱりもう卒業なんだなあ」と実感しました。去年は6年生に感謝の気持ちで出し物をしていたけど、今年は在校生や先生たちに感謝しながら、歌を歌いました。(B)

■みんな6年生に感謝の気持ちを伝えていたので、6年生からの感謝の気持ちを伝えられたと思った。みんなの演技を見て、本当に感謝しているんだなあと思った。中学校へのやる気が出てきた。(C)

■6送会なんてと思ったけど、6年生にしかわからない思いや気持ちがわかったし、何より先生たちが、私たちのことをとても大切にしてくれているということがわかりました。うれしくて卒業したくないなと思いました。(D)

■私たち6年生のために、いろいろとおもしろい出し物をしてくれました。本当にうれしかったです。1~5年生の出し物も気持ちが込められていたので、泣けそうになりました。本当にうれしかったです!(E)

■全校のみんなが私たちのためにがんばって出し物をしている姿を見て、すごくうれしかったです。1年生で泣いている人が何人かいて、すごくありがたい気持ちになりました。送られる側の気持ちもわかりました。(F)

■みんな、ぼくたちはだめなところがたくさんあるのに、ぼくたちのいい所を言ってくれているなあと思いました。とてもうれしかったです。気持ちのこもった出し物ですごく気持ちが伝わってきて本当にうれしかった。(G)

■6送会では泣かなかったけど、感動しました。みんな演技やダンスを心を込めていたからです。おもしろくて笑った所もあったし、「ありがとう」と言われてうれしかったです。全校のみんな!ありがとう!!(H)

■今日の6年生を送る会はほかの学年が精一杯やっていたと思いました。今日のために1年生から5年生は毎日一生懸命やってきたということがわかりました。私も緊張したけど、練習した成果を十分に発揮できました。(I)

※他学年の先生方からも、学級の子どもたちの感想をいただいた(6年生についての)。別学年の親御さんが6年生の歌に感動をして、「何の歌ですか」という問い合わせもあったと聞く。やはり感動は広がるものだ。

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2007.03.04

スピーディーな会議

休日の今日は二つの会議に出た。
一つは地区の子ども会総会。もう一つは町内会班長・理事会議。地域の大事な会議だ。

どちらの会議も実にスピーディーな会議だった。提案がとても簡潔。
さらには、リーダーの主張が明快。特に町内会長は、「寄付金のことは考えなくてよい。予算があるのだから。それよりも多くの人に参加してもらうことが大事。」という主張に納得。

地域のこのような会議が、このような感じ。
教員関係の多くの会議のあり方について、あれこれ考えた日だった。

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2007.03.03

ぜひ参加を!

東北の皆さんへのICT活用セミナーのお知らせです。(もちろん東北以外の皆さんも参加できます)
東京まで行かなくても、仙台でICT活用についての実践を聞くことができるチャンスです。
セミナー後は情報交換会もあります。
学期末の時期ですが、価値ある時間になると思います。
ぜひご参加ください。

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■日時:平成19年3月10日(土) 13:00~16:00
■会場:仙台国際センター 
■対象:教室でIT活用したいIT活用初心者の先生方・IT活用にご興味のある先生方
■定員:50名
(定員になり次第締め切らせていただきます。お早目にお申し込みください)
■参加費:無料
■主催:財団法人 松下教育研究財団
■後援:宮城県教育委員会・仙台市教育委員会
■協力:松下電器産業株式会社、パナソニックSSマーケティング株式会社

■スケジュール
○主旨説明
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生

○実践報告「ここから始めよう!映せばわかるICT活用授業」
 コーディネーター:
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生
 発表:
 「簡単で日常的な活用」
  愛知県春日井市立高森台中学校 教諭 玉置潤子先生
 「こんな活用もできる」
  静岡県富士市立田子浦小学校  教諭 吉野和美先生
 「子どもに力をつける活用」
  岩手県奥州市立水沢小学校   教諭 佐藤正寿先生

○パネルディスカッション 「学力を向上させるICT活用のコツ」
 コーディネーター:
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生
 パネリスト:
 「ICT活用で学力を保障する」
  宮城県登米市立北方小学校 教諭 皆川 寛先生
 「校内に広める」
  山形県米沢市立第七中学校 校長 金 隆子先生
 「活用例の分類からわかること」
  富山大学人間発達学部 助教授  高橋 純先生

○情報交換会

※応募要項・申込書は,こちらから

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2007.03.02

ビデオレター

卒業記念企画の一つとして、子どもたちに感謝の手紙を書かせている。
その意識を高めるために、学年の先生から、「過去の担任の先生のビデオレターを流そう」というアイデアが出てきた。本来であれば、転勤された先生方からもいただきたいところだが、諸事情で校内に残っている先生方のみとした。
4学級あるので、過去に担任した先生方は、校内でも8人。
皆さん、快く応じてくださり、一人2分ぐらいで話していただいた。

今日、さっそく視聴。
ふだん校内でお会いしている先生だけど、このようなビデオレターは新鮮だったようで、「あっ、〇〇先生!」と子どもたちは身を乗り出していた。
お一人お一人のメッセージも個性的。

・自分の大切にしている「言葉」や「モットー」を話す先生
・思い出がすらすらと出てくる先生
・音楽入りでパフォーマンスをしてくれた先生
・教師も考えさせる人生論を話す先生・・・等

こちらも見入ってしまった。まさに個性。子どもたちが「感謝の手紙を書きたい」と思ったのは言うまでもない。
自分もかつて一度だけビデオレター作りに協力したことがあった。前任校で担任した子たちが、中学校を卒業するというので、中学校から「6年生の時の先生のメッセージを」ということで録画をした。昨年夏に成人したその子たちとの再会話で、そのビデオレターの話が出ていた。やはり印象に残るものなのだろう。

このような個性がある先生方。職員朝会等で一人一人のスピーチがあったら、さらに職員集団の輪も深まるのでは・・・と思った。

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2007.03.01

まさに感動

6送会が終わった。
本校に赴任してから一番印象に残った6年生を送る会だった。
各学年の出し物に気持ちや心が込められていた。寸劇・群読・踊りとレパートリーは今まで通りなのだが、大事なのはその中身だとつくづく思った。3年生などは、6年生139人の名前を画用紙に大きく書いて呼名をした。呼ばれたらやはり嬉しいだろう。

さて、印象に残った理由の一つは、6年生の歌の時に、自分の心の中に自然にこみ上げてくる感動があったからだ。
例年、6年生は劇を行う。自分たちの生活をおもしろおかしく振り返る。しかし、時としてそれは「内輪受け」で終わってしまうこともある。
今年は子どもたちに「歌」をメインにするように学年で決めた。6年生の「強み」だからだ。曲名は川嶋あいの「旅立ちの日に・・・」。この詩とメロディが子どもたちの心にヒットした。子どもたちも感情移入ができた。その子どもたちの姿を見て涙腺が緩んだ。

もう一つ。子どもたち自身が自分たちの歌のあと気持ちが高ぶり、さらに職員の出し物を見て、「涙・涙」だったからだ。今日の日記にある子は、「先生たちは、こんなに私たちを大事に思っているんだとわかりました」と書いていた。
教師の思いも子どもたちに通じたのである。
このような6年生を送る会は初めてであった。

次はいよいよ卒業式。卒業担任の教師として、常に泣きながら退場している。この分だと今年も間違いなくそうなりそうだ。

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