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2007.03.09

佐藤学級訪問1

今日は堀田先生はじめ13人の先生方・編集者が佐藤学級を訪問する日である。
学期末のお忙しい中、宮城・東京・静岡・愛知・兵庫・岡山・徳島からこの岩手に来られた。それだけでも感謝したい。こちらもそれに応える授業をしなければ・・・と数日前から強く思っていた。
行った授業は、社会、国語、総合(情報の学習)。その後情報の学習の授業研究会。さらに本校ITプロジェクト部会の「わいわいセッション」。その後温泉での懇親会。まさにフルコースの一日だった。これから数回にわたって、このことを書きたい。

今日は社会の授業について。
社会の教科書に「国旗と国歌」のコラムがある。内容は国旗や国歌の今までの経緯や基本的なマナー等だ。その内容を1時間の授業で構成した。

■ねらい:日本の国旗と国歌についての知識を深め、尊重しようとする態度を育てる。

■授業の概略

1 国旗ミニクイズ・めあて設定。
 テンポよくいろいろな国の国旗と簡単な由来を考えさせた。でも、子どもたちは日章旗については、あまり知っていることはありません。そこで、「国旗と国歌についてくわしく知ろう」といいうめあてを設定した。

2 教科書にある日の丸を探させ、どのような使われ方をしているか考える。
 社会科教科書の上には、「長篠の戦い」「ワールドカップ」等に資料に日の丸が8つ載っている。その日の丸を子どもたちは一生懸命に探した。そして、その使われ方を考えた。たとえば、「貿易船→どこの国かわかる」というように。さらに、飛行機や船では掲示が義務づけられている法律があることを教えた。

3 君が代の歌詞の意味を教え、他国の国歌の歌詞も紹介する。
 君が代の歌詞の意味およびその歌詞に表れている願いを教えた。さらにこちらのサイトにある他国の歌詞の例を紹介した。

4 学習したことをもとに自分なりの国旗観・国歌観を作る。
 「国旗や国歌はその国にとってどんなものと言えるでしょうか」という発問で子どもたちなりの答えを導いた。合わせて、マナーについても教えた。

5 感想発表。
 「今までは考えたことがなかったが、その国にとって国旗や国歌は大切なものだと思った」というような内容が続いた。

 子どもたち自身に知識があまりなかったので、予想より子どもたちの反応は少なかった。しかし、子どもたちの意識や考えを深めることができた点で、ねらいは達成できたと思っている。

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