佐藤学級訪問4
今日は5時間目に行った「情報」の授業。
題材は「情報の構造化」。「私たちと情報」(学研・情報テキスト)にある内容である。
改めて、この情報テキストがあるから授業ができると実感。
まずは簡単な流れを紹介する。
■ねらい:ツリー構造の考え方が使われている例について知り、そのよさについて考えることができる。
1 前時の復習をする。
(図書館の十進分類法をもとに)
2 本時の課題を把握する。
ツリー構造の考え方はどのようなことに使われているのか。
3 情報を整理する学習活動がツリー構造を作ることであることを知る。
(1) 情報の整理の方法を知る。(カードを分類し、それぞれ題をつける)
(2) 簡単なアンケートを整理する。(やってみる)
(3) ツリー構造の部分を確かめる。
4 ツリー構造の考え方が一般社会の中で使われている例を知る。
(スーパーマーケットの例等)
5 ツリー構造の考え方を使うよさを考える。
・何がどこにあるかわかりやすい ・詳しいことが簡単にわかる
・本の整理に便利 ・買うときに便利 ・探しやすい
・いろいろな場所にある
6 振り返る。
------
ここで痛感したのが自分の「情報学」についての知識不足だ。これは研究会で指摘された。考えてみたら、国語も社会も教材開発の時に、ある程度テーマについての知識を深める。しかし、今回はテキストを活用するということで、ツリー構造そのものについてはインターネットで調べただけだった。
基礎的な学問の素地があればできた手段を研究会では教えていただいた。
ただ、この「ツリー構造」を教えた価値は大きい。その構造を知ることによって、子どもたちの情報の見方は間違いなく高まる。これは様々な教科に応用できる考えだけに特にそう思った。
The comments to this entry are closed.
Comments
きよちゃんさん、コメントありがとうございます。
評価いただき嬉しいです。コメントの中から自分の授業の特徴を教えていただいているようなものですね。
「わいわいセッション」の時に、私と同学年の先生方のグループにきよちゃんさんが入りましたね。今日その話題になって、「たくさん学びました」と同僚が話していました。ありがとうございました。羊羹も何よりでした!揖保の糸はこれからいただきます!
Posted by: サトマサ | 2007.03.12 23:06
きよちゃんです。先週の金曜日は,本当にお世話になりました。授業を見させていただいてとても勉強になりました。遠くまで出かけていった甲斐がありました。めあてを持たせるまでのたくさんのしかけや,たくさんの意見を収束させるための方法など,たくさんのことを教えていただきました。また,授業中の中で,子どもたちの状態をいつも把握し,時には確認されているところは,まさに子どもによりそった授業だと感じました。ありがとうございました。岩谷堂羊羹おいしかったです。特にごまがヒットでした。(^o^)
Posted by: きよちゃん | 2007.03.12 22:14