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2007.04.30

「子どもを注目させる指示・発問・説明の技術」

自分が関わった仕事が形になることは嬉しいものです。
「子どもを注目させる指示・発問・説明の技術」(上條晴夫著・学事出版)が出版されました。
この本は授業成立の基礎技術のうち、指示・発問・説明に的を絞って書かれたものです。
「AさせたいならBと言え」といった今までの成果をもとに、そのポイントおよび活用実践について書いてあるものです。
私も「一見矛盾していると思われる点を問い、真剣度・思考力アップ」「教材研究で発見した答えを問い、見方を広める」の2項目を執筆しています。
一通り読むと、改めて指示・発問・説明の重要さがわかるとともに、自分の実践を見直す機会にもなります。
アマゾンには反映されていませんが、学事出版のWebには紹介されています。
なお、目次は次の通りです。

第1章 指示・発問・説明の基礎技術を活用する6つのポイント

1. 実践的な「指示・発問・説明J の教育技術に学べ
2. 指示・発問・説明の基礎技術を活用する6つのポイント
指示の基礎技術(1)・指示の意味を説明せよ
指示の基礎技術(2)・AさせたいならBと言え
発問の基礎技術(1)・教材の中の暖昧さを問え
発問の基礎技術(2)・「答え」を発見して問え
説明の基礎技術(1)・要点を3 分で説明せよ
説明の基礎技術(2)・具体を使って説明せよ
3. 見直しの視点を必ず持つ

第2章 指示・発問・説明の基礎技術を活用した実践事例集

1. 「連れ読み」による音読指導
2. 一時に一事の指示をすることで、計算の手順を全員に身につけさせる
3. 競争型の学習クイズを行う時はクイズの意味を明らかにする
4. 「仕事」の内容を考えさせたいときは「仕事」の順序を問う
5. 「学習ゲームのルール」という「指示」を使いこなす
6. 指示の変換技術
7. 効果的な訴えを行う指示で授業を活性化
8. 「よく観察させたい」なら「よく見て」と言ってはいけない
9. オープンエンドの発問を用いて全員参加の授業を保障する
10. 一見矛盾していると思われる点を問い、真剣度・思考力アップ
11. 「あれ?」と思うことから広がる学び
12. 発問の常識を覆すことで全員参加の授業をする
13. 教材研究で発見した答えを問い、見方を広める
14. 発見させるための言葉を考えよう
15. 長い説明は短く区切って端的に行うと集中力が増す
16. 教科書というモノが、「わかる説明」を保障する
17. 子どもが説明する授業
18. 音読テストで明確な意識を持たせる
19. ひらがなの字形は、分解しイメージ化して教える
20. 具体を使って説明することで理解を促す

第3章 指示・発問・説明の基礎技術の先行文献

1. 発問中心の授業の時代
2. 指示・発問・説明の基礎技術書べスト5
3. 教育技術も進化する

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2007.04.29

仕事のペース配分

担任外になって1カ月がたった。
この1カ月は仕事のペース配分という点で、試行錯誤をいろいろとした。

担任時代は朝から全て授業スケジュール・指導スケジュールが決まっていて、休み時間やすき間時間で事務仕事・・・・というようにあまり考えなくてもペースが決まっていた。また、そのペースにすっかり慣れていた。

ところが、この1カ月は朝の打ち合わせが終わっても教室には行かず、職員室にいる。空き時間も同様。すべき事務仕事はけっこうあるので、その時間はPCに打ち込み。そのうち、飛び込みの仕事が入ったり、他の仕事のサポートをしたりしているうちに、あっという間に時間が過ぎる。結局予定していた事務仕事はなかなか進んでおらず・・・という時もあった。

授業の方は一日4~5時間。45分、きっかりに終わるようになった。そうしないと次の学級に遅れてしまう。4時間目は特に給食受け渡しの仕事があるので、特に厳守だ。この点はいいリズムだ。

研究主任、情報教育担当ということで、他の方々と関わることも増えた。担任の先生方も職員室に戻ることが少ない時には、放課後しか話ができない。その時に会議(これも関わるものが増えた)で結局その日に伝えられなかったということもあった。

こういうことを振り返れば、まだ仕事のペースやリズムが確立されていないなと感じる。
ただ、ヒントはつかんでいる。それは担任時代の生活リズムで仕事をすれば、効率的だということである。
たとえ空き時間でも、「今は朝の会が終わるあたりだなあ」「もう1時間目の半ば。もう少しペースをあげよう」というように感じながら、事務仕事をするだけで、気分的にだいぶ違う。
そして、先生方が職員室に戻ってくる5時以降は大事な連絡&聞き取りタイム。大人数の職場だけに、いろいろな先生のいろいろな声を聞くことが、自分にとって大事な情報となる。
このヒントを見つけただけでもよしとしよう。

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2007.04.28

東北青年塾・mixiで

mixiに「東北青年塾」のコミュニティができました。
ここでは、青年塾員ではなくてもメンバーになることができます。
今の段階でスタッフを含め7人が参加しています。青年塾への参加は無理だけど、コミュニティならという方もどうぞ。交流後に青年塾に入ることももちろんOKです。

mixiコミュニティ「東北青年塾」の場所は、以下の通りです。(mixiに参加していない方は私あてにメールをください。左上から)

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2106244

なお、東北青年塾の反響も私の予想以上です。申し込み希望者も何名か出てきました。これからの活動が楽しみになってきました。

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2007.04.27

修学旅行

昨日と今日の修学旅行。
いろいろと気付いた点があった。

1 学力テストの余波
 例年4月末が本校の修学旅行の時期。今年は同じ日に修学旅行をする学校が多く、松島もベニーランドも大混雑だった。こんなことは初めてであった。
 考えてみれば24日が全国学力テスト。前の週も翌日も修学旅行は厳しいであろう。そこで、26日・27日あたりが妥当と考える。そこで集中したのであろう。

2 インフルエンザの影響
 季節外れのインフルエンザの影響を受けて、同行できなくなった子がいた。大変気の毒だが仕方のないことだ。他校では十数名が修学旅行に行けなくなったという話を聞いた。一時は延期も考えたようだ。「修学旅行の延期」という発想は全くなかった。しかし、このような事態の場合に、その可能性も考えるということも学んだ。

3 見方の変化
 担任外として子どもたちを見ると、担任時代とは違ってゆとりのある見方になる。担任としての修学旅行では「きちんとさせる」にこだわっていたのかもしれない・・・・と反省。

4 子どもたちを覚えた
 6年生2学級に社会を教えているが、昨年度まで接点がなかったということもあり、名前をなかなか覚えられなかった。しかし、この2日間でかなり覚えた。ずっと子どもたちと行動を共にすることは、このようなメリットがあると痛感。

5 同僚と話す
 これもけっこう時間があり、実に貴重だった。

6 学校が違えば・・・・
 ベニーランドでは30校が来ていた。学校が違えば、修学旅行時の対応も違う。次々とゲームセンターでお金を使う子ども。アイスを食べながら歩いている子ども。それに対して見知らぬ先生方に「こんにちは!」とさわやかに挨拶する子ども。全て「指導」の結果と感じた。

 まだまだいろいろと感じたことがあったが、ここまで。

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2007.04.26

東北青年塾、始動!

昨日書いた「東北青年塾」。
広報します。
東北地区で授業成立の基礎技術を学びたい人のための大切な場です。
私も副代表として取り組みます。
希望の方、ぜひご参加を!

【よどんだ空気が変わる!明日の授業を楽しく知的なものに!】

☆東北地域の現状

 大都市部では「学級崩壊」が日常的になり、自分たちには無縁と思ってきた東北地域でも「学級崩壊」の話を聞くことが目立つようになってきました。また研究会に参加すると「学級崩壊」とまではいかないまでもこのままでは「学級の荒れ」が体現しそうな学級が多いことが教師のつらい表情、子どもたちの暗い表情からうかがい知ることができます。

 若手教員はどのように授業実践や学級経営を工夫していいのかそのよりどころを必要とする姿が、また教員20年を越える教師には今までの自分のやり方では通用しない子どもたちの出現に戸惑い苦しんでいる姿が想像されます。そこで東北地域の若手教員、講師、教師志望の学生を中心に「授業成立の基礎技術」を学び合うことを目的に東北青年塾をたちあげることとしました。

☆東北青年塾でご一緒に!

「子どもとのコミュニケーションがうまくいっていない気がする」「授業になると休み時間で見られるような明るい表情が消えて子どもたちは沈んだ表情になる」「授業中のよどんだ空気をどうにかしたい」そんなことを感じたことはありませんか。一人で考え込むよりも同じような悩みを抱えている人たちが共に集まり学び合うことで、明日の授業を考えることができるのではないかと思います。学校に行くことが楽しくなるのではないかと思います。

 そんな考えのもと、東北地域に住む若手(だと思っている)教員、講師、教員志望の学生と一緒に「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得を行う「東北青年塾」を立ち上げることにしました。興味のある方は下記をお読みいただき、必要項目をご記入の上、メールでお申し込みください。

1 ねらい
(1) 「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得
(2) 東北地域の若手教師(講師、学生含)の授業力の育成

2 対 象
「授業成立の基礎技術を身につけたい」「授業力を高めたい」と考え
る、東北地域に在住の若手(自称若手の30代40代)教師
(講師・学生含)

3 内 容
 9月8日(土)を立ち上げ集会とし、その後
3ヶ月は月に一度集まり、参加者相互の交流を重視しながら「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得をめざす。
 3ヶ月後は2ヶ月に1度集まるような形にして、それぞれの情報交換を中心にしながら「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得をめざすようにする。
 また、東北地域は広い地域にまたがっていて日常すぐに集まって話し合いを進めることは難しいと考えられるため、インターネットを大いに活用していくこととする。具体的にはmixiでの「東北青年塾」コミュニティでの交流。メーリングリストでの情報交換を考えている。以下、最初の3ヶ月について具体的なスケジュールとインターネット上での活動についてである。

(1)今後1年間の集会活動について(原則:9月以降、第一土曜日13時~17時まで開催)
 9月 8日(土)【立ち上げ集会】
「(東北青年塾スタッフによる)授業成立に役立つミニワークショップ講座3本」(IT活用、ワークショップ型、ミニネ
タ)+「ミニ講座:現在の教育状況のポイント説明 講師:上條晴夫」+「参加者相互の教育課題についてのおしゃ
べり」

10月 6日(土)
「(東北青年塾スタッフによる)授業成立に役立つミニワークショップ講座3本」+「授業成立の基礎技術はなにかを参加者相互で話し合う」

11月 3日(土)
「青年塾参加者による模擬授業、ミニワークショップ」(それぞれの意見交流)+「短いレポートを持ち寄り、それぞれに検討する」(以下の月は基本的にこの形式を踏襲する)
*状況に応じて、講師を招き、ワークショップを体験したり、講義を聞いたりする機会も設ける

 2月 2日(土)
 4月12日(土)
 6月 7日(土)
 8月  日 授業づくりネットワーク2008夏in仙台
     * 塾生が講座を1つ持つ。
     * 塾生が運営スタッフの一員として活躍する。

*【東北から発信! この「授業成立の基礎技術」から学べ!】2年をめどに参加者が必要とする、また東北の教員が必要とする「授業成立の基礎技術」を明らかにし、書籍化する。

(2)インターネット上の活動について
 4月28日よりmixiに「東北青年塾」コミュニティを立ち上げている。ここのコミュニティは「東北青年塾」へ正式に申し込まなくても誰でも参加できるコミュニティである。日常的な「授業成立の基礎技術」の会話についてはここで行うようにする。例えば以下のような話題である。

 ・東北地方の「授業成立/不成立」の現状。
 ・授業がうまくいかない原因に関する自分なりの考え。
 ・授業成立に少しでも効果のあった指導法。

*mixiがなんだかわからない方、現在mixiの会員ではない方、ご安心ください。仲間になった段階でmixiのご入会方法その他一切の手続き方法をお伝えします。

 正式に「東北青年塾」への参加を申し込まれた方は参加申し込みをされた方だけが交流できるメーリングリストに登録する。ここでより親密な情報交換をしていく。

4 定 員 20名程度

5 参加費 500円
(講師を招くときは、別途講師招聘料を全員で分担する)

6 場 所 宮城県民会館

7 主 催 授業づくりネットワーク・東北青年塾

8 後 援 学事出版

9 申し込み先
iabetaka@yahoo.co.jp(阿部隆幸)へ以下の必要事項を書いて気軽に送ってください。
 (1)お名前
 (2)勤務先
 (3)教師(講師)経験年数
 (4)メールアドレス
 (5)一言(申し込み理由、学びたいことなど)

10 問い合わせ先
阿部隆幸
iabetaka@yahoo.co.jp

11 東北青年塾スタッフ
代表   阿部隆幸(福島県本宮市立糠沢小学校)
副代表  佐藤正寿(岩手県奥州市立水沢小学校)
Mixi担当 佐々木潤(宮城県石巻市立湊第二小学校)
顧問   上條晴夫(東北福祉大学)

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2007.04.25

2つの取組

今年度、プロジェクト等の他に、新たな取組をしようと思っていた。
それは「今までの学びを伝える場の立ち上げ」である。
教師生活もあと15年を切った。毎年毎年が早く過ぎていく。
今自分がすべきことの一つが、自分より後の世代の先生方に今までの自分の学びを伝えるということではないかと考えたのである。
今までも、いろいろな場で似たことは行ってきたが、それらはあくまでも単発的なものであった。
今回は「形」にする取組をしたいと考えている。その形は3つ。

一つ目は東北青年塾。これは十数年お世話になっている「授業づくりネットワーク」での取組だ。福島の阿部さんがリーダーになってサポートする。今月8日に話し合いをもち、明日にも概要を公開する。

二つ目は組合での教研。今年度は社会科分科会の事務局になっている。この機会を活用して、平日夜に自分が講師のミニ講座を数回行おうと考えている。年々活動が停滞気味の教研だが、参加者は数人でも構わない。意欲がある参加者(未組も可)に模擬授業や講義を通して、社会科実践を伝えられたいいと考えている。昨日の事務局会議でその思いを強くした。

最後は職場。具体的な構想はまだない。しかし、自分の立場や強み、そして学ぶ意欲が高い本校の先生方と条件は揃っている。フォーマルな校内研とは別にインフォーマルな形で何かしらできるのではないかと思っている。これはGWに考えたい。

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2007.04.24

「とっても便利ですね」

今年は担任外であるが、3年・6年を中心に授業をしているので、プロジェクタ・スクリーンは授業合間の5分間休みは大移動。ガラガラと音をたててキャスターを押している。
3年の算数は、ティームティーチング。自分はT2の役割。T1の先生のサポートだ。そこで、フルにプロジェクタプラス実物投影機を活用。ふだんはICT活用はないということなのだが、機器+セットする人がいるということで、何回も「とっても便利ですね」とつぶやく。確かに算数で教科書の図をそのまま拡大提示できるのは魅力的だ。

これは出張や年休等の補教授業でも同様。学習内容でICT活用に関わる部分があったら、喜んで実践している。子どもたちももちろん大喜びだ。
そう考えたら、今もポジションでいろいろな学年にICT活用を広めることができるのは、本校にとっていいことであろう。
明日は1年生教室へ補教に入る。ICT活用のための準備も行った。さあ、入学2週間あまりの子どもたちはどう反応するか。楽しみである。

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2007.04.23

校内研が勝負の場

研究主任にとって、校内研が勝負の場だと考えている。

・どう工夫していくか。
・前年度に比べてどのような改善が見られるか。
・一人一人の先生にとって、価値のあるものになっているか。

そういうことを踏まえて校内研究会に参加している。研究主任として当然の務めである。
今日がその2回目。テーマにドリル学習についてを設定した。
模擬指導者はお二人の先生。
実際に子ども対象にやっているように、そのままやっていただいた。
これは今までの校内研では行われてこなかった部分である。
このような形で、1回1回の校内研を企画するのは自分。全部で19回の全体研究会がある。一つ一つが自分にとって真剣勝負の場になる。
今までの方法でも悪くはない。しかし、改善できる部分は改めなくていけない。
そういう意識で校内研の一つ一つを大切にしていきたいと思っている。
また、19回というのはあくまでも全体研究会。これが部会研究会となると、50回ぐらいはあるだろう。6月・9月・11月はそのピーク。夕方から毎日のように事前研・事後研が各部会で(時には2部会同時進行で)行われる。力のある部長さん方なのでお任せで大丈夫なのだが、これらにも積極的に関わっていきたいと思う。

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2007.04.22

校長室の窓から

岩手県にも私が尊敬する先生はたくさんいる。
今は盛岡市の教育相談員をされている野口先生もそのお一人だ。
もう20年以上も前になるが、初任研(その頃は新採研と言っていた)の授業で野口先生の授業を参観した。2年の図工。内容は忘れたが、子どもたちが意欲的に集中的に課題に取り組んでいたのが印象的だった。
それ以上に印象に残ったのは野口先生の質問への応対である。初任の時から、研究会に出れば必ず質問や意見を言うことにしていた私は、その日も同様だった。きっとたいしたことがない質問だったと思うが、野口先生は答える間中、じっと私の目を見ていた。そのお姿が印象的だったし、「質問に答える態度はこういう風にずっと質問者の目を見ることなんだ」と理解した。

その後、何度か縁があったが、昨年本校の校内研に講師としてお話をしてくださった。名人芸とも言える講演だった。そして、「校長室の窓から」という新聞連載をしていることを知った。
しかし、地方紙だから読むのはあきらめていた。
そうしたら、昨日、偶然Webで読めることを知ったのだ。
盛岡タイムス内のグーグル(盛岡タイムズの方)で「校長室の窓から」と入力して検索するとバックナンバーが読めるのである。
一つ一つが考えさせる論稿である。同時に教師としての我が身も振り返ることができた。
こんな教師、確かにいたなあ。
こんな風に書いてもらうと保護者の足も参観に向くような・・・
というようにいろいろと考えながら読んだ。

さらにすばらしいのは、保護者の教育相談に対して、「担任の先生を育てるような接し方」をアドバイスしている点である。まさに適切な相談指導。また学ぶ機会があるといいものだ。

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2007.04.21

明日の教室

糸井先生は尊敬する教師の一人である。
京都の小学校の先生だ。
出会いは6年前の「NHK体験メディアのABC」プロジェクト。藤川先生@千葉大学に誘われたこのプロジェクトは、自分にとって教師人生での大きな分岐点となった。初の本格的なプロジェクトの参加、そして情報教育に目覚めさせてくれたプロジェクトだ。
このプロジェクトで堀田先生と出会った。また、高橋先生@岡山、山脇先生@鳥取等、今もいろいろと接点をもっている先生方もいる。
糸井先生はその頃から、私が驚くような実践を次々と行っていた。特にアーティストとのコラボ授業に見られる発想力、行動力は「すごいなあ・・・」としかいいようがなかった。

その糸井先生が4月から「明日の教室」というセミナーを始めた。池田先生@京都橘大学と一緒にだ。(池田先生には昨年9月にこのシンポジュームでお世話になった。)
自分も東北で似たようなことをしようとしていただけに、その動きに注目していた。そうしたら、次々と計画を立て1カ月に一度のペースでセミナーを開催している。その行動力に改めて驚いた。

そして縁あって、7月に私も京都にお邪魔することとなった。
セミナーで自分の実践が語れること、模擬授業ができることは嬉しいことであるし、また、教育の話を肴に懇親会ができることも楽しみだ。
具体的な内容はこれからだが、お近くの皆さん、ぜひお会いしましょう。いきさつ等についてはこちら

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2007.04.20

通信で一人一人を・・・

今年になってから、他の先生方といろいろと話す機会が増えている。
研究主任という立場上での事務連絡もあるし、その人の研究に対する考え方を知る点もある。
話している中で学生時代にとある専門的な教育を受けてきたという話も聞いた。
いろいろな話をしていると、それぞれの先生方の「強み」を何とかお互いに交流しあえないかと思う。

ICT活用に強い先生。
PA(プロジェクトアドベンチャー)に詳しい先生。
特別支援教育の担当の先生
今年、プロジェクトや個人研究を受け持っている先生・・・。

それぞれの強みを波及させたら、主題研究だけではなく、いろいろな教育活動がうまくいくのだろうと思う。これは人数が多い学校の強みだ。

しかし校内研の時間は限られている。それを補う方法の一つが研究通信の発行である。一人一人を研究通信で紹介する。そして単なる紹介にとどまらず、関連企画をしていく。たとえば、授業のミニ公開(15分程度)といったこともできるのではないかと思う。
これはそのまま学級通信の考え方と同じだ。学級の一人一人を学級通信で紹介する方法だ。結果的に学級づくりで今までしてきた方法は有効に生かせるのだ。

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2007.04.19

授業成立MMリニューアル

この3月まで授業成立メールマガジンの編集長を務めていた。2年間の編集長ということで、今は新編集長にバトンタッチ。サポートする立場になっている。
新メルマガ編集長は山口の中村先生。とても張り切ってお仕事をしているし、次々と新企画を出している。読み応えのあるメルマガが次々と発行されると思う。
さて、リニューアル第1号がさっそく発行された。上條さんから、プロジェクトの熱き思いが語られている。購読希望の方はこちらから。(以下転載)

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メールマガジン「授業成立プロジェクト(JSP)」
 第76号(祝・リニューアル 第1号) 2007年4月18日発行
                       (毎週水曜日発行)
HP http://www.jugyo.jp/js-pro/

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★目次★

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1 「授業成立プロジェクト」続投の弁
         授業成立プロジェクトリーダー   上條 晴夫
2 これからの「授業成立プロジェクト」について
         授業成立プロジェクトリーダー   上條 晴夫
3 教師力UPセミナーのお知らせ          編集部
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 お待たせしました!!メールマガジン「授業成立プロジェクト」、リニ
ューアル第1号です。
 土作彰さん(奈良・小学校)、石川晋さん(北海道・中学校)、田中光
夫さん(東京・小学校)という豪華メンバーと、私、中村健一(山口・小
学校)がワイワイガヤガヤ話し合ったことをお伝えしていきたいと考えて
います。
 毎週水曜日に発行します。よろしくご愛読ください。

 さて、リニューアル第1号では、授業成立プロジェクトリーダーである
上條晴夫さんが、授業成立プロジェクトを2年延長した理由と、これから
の活動について書いてくださいました。「授業成立プロジェクト」第2幕
のスタートです。

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1 「授業成立プロジェクト」続投の弁
         授業成立プロジェクトリーダー   上條 晴夫
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「授業成立プロジェクト」読者の皆さま、こんにちは。
 プロジェクトリーダーの上條晴夫です。

 おかげさまで2005・2006年の2年限定の「授業成立プロジェク
ト」が無事に終了しました。授業成立のむずかしくなった状況の中、その
基礎技術の集積と研究の枠組みを考えるという取り組みでしたが、予想を
超える成果を得ることが出来たように思います。
 以下、本プロジェクトの成果について、少し具体的に説明をさせてくだ
さい。

 まず、プロジェクトの母胎である教育研究集団「授業づくりネットワー
ク」が編集する教育雑誌「授業づくりネットワーク」について。2年間ず
っと「授業成立の基礎技術の集積・研究」をコンセプトに特集づくりをし
てきましたが、読者の方から一定の評価をいただけたようです。読者が漸
増し、いわゆる「V字回復」を達成することができました。
 
 次に「授業成立の基礎技術」をメインテーマにした「授業づくりネット
ワーク」の春・夏の集会の参加者数です。それ以前の「学力低下」をテー
マにした集会をはるかに超える200~250の参加者がありました。近
年にない参加数になっています。また、隔月で実施のる連続ワークショッ
プも30~50名の参加数です。ご支持の現れと思います。

 この動向を受けて、昨年暮れの編集会議で鈴木宣昭編集長より「200
7年度以降も、ぜひこのコンセプトで雑誌特集を継続したい!」という提
案を受けました。当然、「授業成立プロジェクト」の動きとリンクする話
です。提案文書を作って、授業成立プロジェクト40名委員会に諮って、
およそ以下のような方針を決定することとなりました。

 本MMの皆様にも、ぜひ引き続き、ご購読を賜りたく、お願い申し上げ
ます。

                授業成立プロジェクトリーダー
                          上條晴夫

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2 これからの「授業成立プロジェクト」について
         授業成立プロジェクトリーダー   上條 晴夫
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■大きな方針

 1)「授業成立」プロジェクトを2年間延長します。
 2)次の「授業成立」プロジェクトは基礎的・実践的な活動に重点をお
   きます。
   *2005~2006年度はプロジェクトの問題意識を広げるため
    「数にこだわる」作戦をとりました。2007~2008年度は
    プロジェクトの問題意識を深めるために「異質を交流する」作戦
    をとります。

■2007・2008年度活動見通し

 ●1・「活動中心の授業」の実践的研究を進めていきます。

   *そもそも「ワークショップ型授業(=活動中心の授業)」とはな
    にか?従来の「体験・活動を中心とした授業」とどう違うのかと
    いう議論があります。そうした議論も積極的に取りあげて、授業
    づくりを進めたいと思います。
   *とくに「表現系の授業」に力を注いでいきます。「遊び系の授業」
    を前提に「表現系の授業」を進めることが授業成立を左右する大
    事な分岐点になると考えるからです。学習者の学びをどう作り出
    していくかを考察します。
   *「話し合い系」については従来の「討論・話し合い」との違いに
    ついて積極的に吟味を加えていきます。「ランキング」「部屋の
    四隅」「ディベート」などのワークショップ型学習の意味・意義
    を検討します。
   *できる限り「表現(演劇・音楽・舞踏)のプロ」に学ぶ場を多く
    作り出すようにしたいです。「話し合いのプロ(?)」からも学
    ぶ場を作りたいです。

 ●2・「教師養成教育」の中核となるメソッド開発を考えます。

   *学級崩壊で一番多いのは1年目~5年目の教師です。この事実に
    こだわりたいと思います。従来の大学教育・現場教育(新採用研
    修・3年目研修)に欠けていたものは何であったのかを具体的に
    考えます。
   *東京青年塾・関西青年塾に続き、すぐに東北青年塾も立ち上げで
    す。若い教師に必要な実践的な力量を考えたいです。当然、大学
    の教師養成との関連も考えます。この作業を通して「授業成立の
    基礎」を考えたいです。
   *「省察(リフレクション)」概念をヒントに本研究会が開発して
    きた「ストップモーション方式」や「あすの授業」(実践記録の
    文体)を中心とした教師トレーニングの方法について再検討をし
    ます。
   *大学教師を中心に「教師養成教育」の中核となるメソッドについ
    て現場教師も学べるような場を作っていきます。(本誌「授業づ
    くりネットワーク」2007年度のリレー連載として「教師教育
    物語」を企画しました)

  ●3・「授業成立の基礎技術」の実践アイデアを募集します。

   *過去2年間の「授業成立の基礎技術のアイデアは拙著「子どもの
    やる気と集中力を引き出す授業30のコツ」(学事出版)を中心
    に提出されていました。これからは拙著以外のところから積極的
    にアイデアを募ります。       
   *たとえば、木附隆三氏の「心地よいくり返し」という考え方。ま
    た古川光弘氏から「オープンエンドアプローチ」の考え方が授業
    成立の基礎技術になるはずだというご提案をいただいています。
    検討を進めたいです。
   *本誌・メールマガジン・ホームページなどを中心に「授業成立の
    基礎技術」の実践アイデアを募集します。「授業成立の基礎技術」
    という問題領域に絞った実践アイデアの交流ができたらいいなあ
    と思います。
   *主に現場の教師を中心に「導入の工夫」「3分間の雑談タイム」
    や「ヒマそうに歩く机間指導(=子どもが声をかけやすい)」の
    ようなちょっとしたアイデアを出し合う場を作っていきます。

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3 教師力UPセミナーのお知らせ    編集部
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☆ 教師力UPセミナー(今週末開催! お待ちしています)

 ■ 日時:2007年4月21日(土)13:00~17:00

 ■ 場所:成蹊大学9号館302教室(武蔵野市吉祥寺北町)
   *JR中央・総武線、井の頭線、地下鉄「吉祥寺駅」下車
    吉祥寺駅前より関東バスで成蹊学園前下車(約10分)

 ■ テーマ
  「子どものやる気と集中力を引き出す授業の原則&コツ」
  

 ■ 内容
 (1) 著書『子どものやる気と集中力を引き出す授業30のコツ』の
    第2章「授業成立の10の原則・30のコツ」を熱く語る
                        (1時間)
 (2)「つかみ」と「フォロー」についてのワークショップを行う
                         (2時間)
 (3)「授業成立の基礎技術」Q&A(1時間)

 ●講師:上條晴夫氏(東北福祉大学准教授)
   特定非営利活動法人「授業づくりネットワーク」理事長。
   学習ゲーム研究会代表。
   実践!作文研究会代表。お笑い教師同盟代表。
   著書
   『ワークショップ型授業が子どものやる気を引き出す』(学事出版)
   『子どものやる気と集中力を引き出す授業30のコツ』(学事出版)
   『図解 よくわかる授業上達法』(学陽書房)
   『教師のためのキャラクタートーク術』(たんぽぽ出版)
                           など多数。

 ■ 定員:50名(定員になり次第締め切ります)

 ■ 参加費:2500円(授業づくりネットワーク会員:2000円)
  *当日お支払いください。

 ★ 申込・問い合せ先
  1)氏名、2)会員・一般の別、3)〒・住所、4)電話・FAX番号、
  5)勤務先、6)メールアドレスを明記の上、下記あてにFAX、Eメール
  またはハガキでお申し込み下さい。

 授業づくりネットワーク事務局 担当:鈴木宣昭
 〒162-0814 新宿区新小川町6-12 TEL/FAX:03-3269-3715
 Eメール:yoyaku@jugyo.jp

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【編集後記】
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 「授業成立プロジェクト」のHPにもお越しください。
 http://www.jugyo.jp/js-pro/

  次号は4月25日発行です。中村が「授業成立プロジェクト」に対す
 る熱い思いを書かせていただく予定です。どうぞお楽しみに。

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メールマガジン「授業成立プロジェクト」
第76号(読者数1080)  2007年4月18日発行
授業成立プロジェクトリーダー 上條晴夫  haruo.kamijo@nifty.ne.jp
【本プロジェクトに関心を持った方は、ぜひメールを下さい】

編集責任者 中村健一 kenek728@yahoo.co.jp
【ご意見・ご感想をお待ちしています。→中村健一 kenek728@yahoo.co.jp
校内研でワークショップをしたい等の問い合わせもお待ちしています。】

登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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2007.04.18

いい研修会だった

今日は研究主任研。
前任校でも4年間、研究主任をしていた。それ以来だ。

最初は研究協議。管内51校を9グループに分ける。本校はAグループ。似たテーマ、複数教科の研究校が集まった。多くは大規模校だ。ある程度キャリアを積んだ研究主任さんばかりで、話し合う内容もたいへん参考になった。
自分の場合、今年学ばなくてはいけないのは、研究内容にプラスして「マネジメント」だと思っている。いかに本校の研究をよりよい方向に向けていくか。より活性化していくか。そのマネジメントをどうするかだ。
その面でのヒントもいくつも見つかった。
さらに講義もわかりやすい内容だった。各学校の校内研を回っていることが、指導主事の強み。そこから気付くことを、参加者を指名しながら話していた。

久々にこの研修会に出て、「行政の研修会も以前と変わってきている」と感じた。ワークショップ型の研修会も他の主任研で行われたという話も聞いた。本校もそれに倣って工夫していきたい。

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2007.04.17

専科の強み

今日は6年生2学級で社会科。両学級とも2時間目だ。
縄文時代の学習。教科書の見開き2ページの絵を読み解き、文章資料や図で確認。動画でさらに知識を広げる。最後は縄文人の平均年齢について話し合いという流れ。

どちらの学級もしっかりとした学級経営で、専科として入っても「授業がしにくいなあ」と思わない。子どもたちの反応もよい。もちろん、学級の特色はある。それがまた同じ授業の流れでも、違いとなって表れている。
それぞれの学級の授業は、簡単な授業記録を作成している。指示発問を明記し、反応の様子、光る発言を書く。数人分のノートをコピーして、ファイリングという手続きである。

昨年度は同じ6年担任でも、このような1時間ごとの簡単な記録すらできなかった。十数分あればできるのだが、その余裕がなかったのが実態。
その点、担任外はそのような時間もあるので、記録化できる。これは有り難いことである。
さらに2学級で授業できるということは、最初の学級の反省点を次の学級で生かせるということである。一発勝負だった担任時代とは違って、その点も有り難い。

自分が専門的に追究したいと思っていた社会科が有り難い形で指導できる・・・その成果を何らかの形でアウトプットしたいものだと思う。

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2007.04.16

プロジェクタ活用がスパーク

本校は20日が授業参観日。
教務さんがつぶやいていた。「プロジェクタの割り振りを考えなくては・・・」
その日の申し込みが多いらしい。IT機器を効果的に活用すれば理解度も高い・・・そんな場面を参観日で見せたいという気持ちもよくわかる。

プロジェクタの日常的な活用は、当たり前のこととなった。学校のプロジェクタは計5台。頻繁に貸し出されている。そのためか、昨年度は個人購入も2人いた。(それ以前に持っていたのは自分も含め2人)

そして、今年。4月だけで3人のプロジェクタ個人購入があった。いつの間にか、プロジェクタの合計台数は個人を含め13台になる。ほぼ2学級に1台の割合となった。「いい授業のためには、投資を惜しまない」という先生方の姿勢に頭が下がる。
同時に、3月10日のわいわいIT活用セッションもかなりの影響を与えたのではないか・・・と思っている。1年でICT活用の中心になったベテランの先生のプレゼン、ICTによる学力向上を実証した先生のプレゼン、そして佐藤学級訪問団によるわいわいトーク、そして何よりも説得力のある堀田先生のご講演。密度の濃い1時間だった。

何事にもブレイクする時、スパークする時がある。本校のプロジェクタ活用は今がその時期かもしれない。

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2007.04.15

やはりライブ

今日の朝日新聞に東京の杉渕先生の記事が大きく出ていた。(一部はWebにある
「声を出すうちに集中力がぐんぐん高まる。先生もお笑いタレントをまねた読み方で、雰囲気を盛り上げた」と記事には書いてあった。自分にはある程度その様子が想像できた。
というのも昨年9月、京都で杉渕先生の模擬授業の様子を見ていたからである。そのスピード感や盛り上げ方はやはりライブではないとわからないだろう。記事を読み進めていくと、やはりその時に聞いたエピソードも入っている。これもまた直接聞いたことである。直接見聞きしたことが、記事を読む時の深さに反映することを実感した。

さて、昨日は自分も研修会で模擬授業をした。メーリングリストに感想が次々と寄せられている。有り難いことだ。ここ2年ほどで模擬授業をする機会もぐんと増えた。「やはりライブが大切」という考えからであろう。
同時にこう思う。模擬授業をする人自身も、当然のことながらライブもたくさん見なければいけない。今まで見た模擬授業の絶対数は少なすぎる。今年はいろいろな模擬授業をライブで見てみたいと思っている。


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2007.04.14

教師力アップセミナー

5月12日(土)のセミナーのお知らせです。
愛知県小牧市で、「教師力アップセミナー」講師として講演をします。
紹介&申し込みWebはこちら。

私の他の講師陣の豪華さ!有田先生、野口先生は20年以上追いかけている。そして、今年度のしんがりは堀田先生。副島教育長の教育委員だよりは177号を数える。
「自分がこんな中にいていいのか」と思うものの、せっかくのご指名である。自分の強みを生かして責務を果たしたいと思う。お近くの方、お会いしましょう!

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2007.04.13

フラッシュ型教材とミニテスト

1学期がすでに始まっているが、担任外としては学校行事関連のサポートが多く、専科としての授業はまだ本格化していない。
今年の社会科も今までの自分の実践をベースにしようと思っている。社会的なもの見方・考え方を育てる授業あり、学習ゲーム的なものあり、ミニネタあり、オリジナル教材開発あり・・・と題材によって異なってくる。
さらに多く取り入れようと思っているのが「フラッシュ型教材」と「ミニテスト」だ。

フラッシュ型教材は以前も紹介したが、チエル社のWebにあるものだ。
会員(無料)になれば、すぐにダウンロードできる。
今年社会を受け持つ学級は6年生。最初の授業では、気恥ずかしさから声を出さない可能性もある。でも、フラッシュ型教材で次々と声を出させるものを提示すれば、いいのでは・・・と考えた。「~時代」と言う教材があったので、ダウンロードし、授業用に修正。その時間、5分ほどだ。
当日は、「習い始めだけど、時代暗記に挑戦!」と称して、教科書の年表を読んだり、フラッシュ型教材で言ったりした。担任ではないため、少し遠慮していた子どもたちも「縄文時代!」「弥生時代!」と次々と声を出すようになり、いい導入ができた。

ミニテストは試行錯誤して取り組んでいきたいと思う。ワークシートがベースだが、プラス画像提示だとより効果があるのかな・・・とも思っている。専科の授業は1時間勝負。その点では、最大限の効果が出るようなミニテストを考えていきたい。

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2007.04.12

PTA役員決めの技術

教師が困ることの一つにPTAの役員決めがあるのでは・・・・と思う。
「PTAの仕事に貢献したい」と思っていても、三役は・・・」と考えるのは自然だと思う。
特に委員長となればそうであろう。

今日はPTAの専門部会の役員を決める日。
自分の担当は広報委員会。
司会はオブザーバーとして参加しているPTAの役員さんに頼んだ。

すると見事な司会ぶりで、「簡単にいかないだろうなあ・・・」と思っていた役員がスピーディーに決まった。
これこそ「技術」だと思った。

・ちょっとしたユーモアで場をなごませる
・決め方の考えを出させる時には、ランダムに指名する。ちゃんと考えが返ってきた。挙手を待っている必要はない。
・時間を意識させながら、「20分になりました。ここでどの考えがいいか多数決をしましょう」と発言。

役員決め特有の重苦しい雰囲気も、シーンとした時間もなかった。それは今までPTA役員決めで困ることもあった私にとっては、とても新鮮だった。

今回はPTA役員さんが司会したが、教師が役員決めで司会をすることもあるだろう。そのための技術や方法がもっと広まってもいいと感じた。

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2007.04.11

社会授業開き

ようやく専科の社会科授業がスタートした。
貴重な授業時間だ。
1時間1時間を工夫して臨もうと思っている。
今日は授業開きということで、プリントを準備して最初に説明した。
続いて、フラッシュ型教材で時代名暗記に挑戦。
そして、6年生でいつもしている「地球の歴史と人類の歴史」。
地球の歴史を46メートルに見立て、人類の誕生がどこか当てるものである。
今日も最後の5cmという答えに驚いていた。

また、専科ファイルを作り、授業の計画・資料・子どもたちのノート、簡単な記録を1時間ごとに作ることにした。今日は授業後10分ぐらいで作成。これなら全時間記録化は可能だろう。
子どもたちに配布した資料は次の通り。

■社会科学習の心構え

1 歴史や社会を見る力・考える力を伸ばしましょう

 何のために歴史を学ぶのでしょうか。
 何のために社会を学ぶのでしょうか。
 それはその「見方」「考え方」を学ぶためです。
 それが1時間の中でできたら、いい学習ができたと言えます。

2 資料を読み取る力、発表する力を伸ばしましょう

 6年生の社会は資料を使った学習が中心になります。
 そのためには資料を読み取る力を伸ばしましょう。
 具体的な読み取り方法を教えます。
 それに基づいて行えば大丈夫です。
 また読み取ったことは、必ず発表しましょう。
 同じく読み取っても、
発表するとしないでは、天と地ほどの差があります。

3 ノートは「学習のあしあと」にしましょう
 
 学習したこと、自分の考えがわかるノートにしましょう。
 そのためには、板書以外も自分でどんどん書くことです。
自分の考えはもちろん、友だちの考えも書きましょう。
時々点検したり、集めたりします。
 
4 知識を増やしましょう

 社会科では知識も大切です。
 テストは知識がなければ解けないものもあります。
 また知識を身につけることは中学校でも大いに役立ちます。
 ゲームやクイズなど、工夫しますからお楽しみに!

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2007.04.10

校内研の在り方

校内研の在り方の研究協力校ということで、どのような校内研にしていこうか、しょっちゅう考えている。
本校の研究は停滞しているわけではない。先生方も大変意欲的。実力のある先生方もたくさんいる。
だから研究会も安定している。

しかしながら、こちらのサイトを見て、やはり「研究」にこだわらなくては・・・と感じた。
特に、「似非研究会」という表現は痛烈だ。
個人の力量をアップさせることを目的とした授業研究があってもいい。
しかし、校内研究会と位置づけて、職員の参観が義務づけられて2時間会議をする。
それがあまり意義のないものだったら、確かに「無駄遣い」と言われても仕方がないであろう。
心して校内研究に取り組みたいと改めて感じた。

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2007.04.09

発想のヒント

昨日、今日と「発想法」について学ぶ機会があった。

昨日は会議後の食事の時。K先生の話は示唆に富むものだった。
まずは私たちに鋭い質問をする。その答えから、新たなキーワードを探る。そのキーワードは教育とは別のもの(つまり「たとえ」)である。
今までも、意外なものをたとえでキーワードにしてきたK先生。その発想法を少しだけ垣間見た思いであった。

今日は、模擬授業や資料作りのためにいろいろな教育雑誌のバックナンバーにあたっていた。そうすると、今の自分に必要なキーワードが雑誌のテーマになっているではないか。しかもたくさん、数年前から。その時には、必要ななかったのだが、今はタイムリーなのだ。ここからもいくつかのヒントをいただいた。そして、改めて雑誌編集者の鋭さを感じた。
本屋に行った時も同様。時代のトレンドを感じることができた。ネットで本を注文することが多い最近だが、やはり本屋にも出かけなければいけない。

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2007.04.08

学級経営の手法を応用する

新しい分掌である研究主任や担任外としての仕事の方法について、いろいろと考えている。
「内容」ではなく、あくまでも「方法」である。
そして、出てくるアイデアが、自分の学級づくりで使っていた方法と結局は似ているということに気付いた。
たとえば・・・。

■通信の発行
・研究通信の発行。学級通信のように日刊とはいかないが、せめて100号ぐらいは・・・と思う。主題研究や事務連絡はもちろんだが、その他様々な情報を提供する場にしたいと思っている。学級通信と同様に一人一人の先生方にスポットも当てることができるといいと思っている。
・教科通信。これは担当する社会で考えていること。社会科授業の記録だ。これも学級通信でしていたことと同じ。

■スマイルカードの発行
・一人一人のよさに注目したスマイルカードを、授業で担当する児童や全校の中で見つけた場合に担任に知らせたいと思っている。

■先生方の見取り
・担任であれば、一人一人のよさをしっかりと見取る。先生方を見る目も同様だと思っている。個々の先生方のすばらしさを研究授業を通して見取っていきたいと考えている。

■長所を発揮する場の設定
・子どもたち一人一人の長所を学級全体で認め合う場をよく作っていた。モデルケースだ。先生方も同様の場作りができないかと思う。ICT活用、教材のユースウェア、体育実技等々。本校の先生方の実力はすばらしいはずだ。

このように、学級経営で行われている方法は実は様々なことに応用できるのではないかと思っている。

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2007.04.07

校内研の活性化

今年研究主任として取り組みたいことの一つに「校内研の更なる活性化」がある。
本校はもともと研究のさかんな学校だ。
主題研究として国語・社会・算数・理科・特別支援の5部会があり、全員が研究授業をしている。さらに、道徳・音楽・体育・エコ・ICTの5つのプロジェクト部会があり、それにも全員が所属している。それらでも研究授業をする場合がある。

研究会でも活発に意見が飛び交う。ベテランはもちろん、中堅の先生、若手の先生からもどんどんと意見が出てくる。一つ一つが価値ある研究会になっていると思う。
これを「更なる」活性化にしていくのが自分の役目であると考えている。
県の教育センターで「校内研の活性化に関する研究」がこちらのWebに出ている。多くの文献をもとに小中高から1校ずつ、協力校として取り組んできたものだ。本校は今年度、この研究に関わることになっている。

どのような授業研究の方法があるか。今まで自分が取り組んだことやプロジェクト等で学んだことを生かせるのではないかと思っている。

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2007.04.06

今年は担任外

今日は始業式。担任発表の日。

今年、私は「担任外」である。研究主任、情報教育主任、副教務等が自分の分掌である。
教師になって22年、ずっと担任だったので、新年度が始まってからの数日間は、やはり違った感覚だった。担任時代はたくさんの事務量だったけど、それが新年度への当然の準備だったし、始業式前日は「どんな作戦でいこうか」というわくわく感があった。
今年はそれがない。研究主任としての提案、管内研修のとりまとめ、年間指導計画の編集等々が研究の仕事。残りの時間は「7学年」として、様々な仕事をした。慣れるまでもう少しかかるだろう。

ただ、「佐藤学級」は今年は存在しないが、算数(少人数担当)と社会で合計4学級に入ることになっている。特に社会を週に6時間担当できるのは幸せだ。担任時代は週に3時間しか担当できなかったのだから、自分の実践ができるチャンスだと思っている。
また補教担当として全校のあちこちの学級にも入るだろう。その時に「情報の学習」も可能である。
また、部会研究でも社会に入らせてもらって、研究授業もすることになっている。
空き時間はICT活用・PC学習のサポートもできるであろう。
だから、「授業者」としては、今年も実践は積み上げることができると思っているし、その面での発信もバンバンとしていきたいと思っている。

研究主任の仕事に係わっては明日。

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2007.04.05

読書量

とある読書アンケートの結果が出ていた。
対象等は略すが、小中高のそれぞれの1カ月の読書冊数が記されていた。

小学校5年・・・9.5冊
中学校2年・・・2.9冊
高校2年・・・・・1.5冊

小学校が読書の黄金期。そこで読書の楽しみを経験しているのに、中学校で急激に減る。そして、高校ではさらに減る。ちなみに高校の読書者率(1カ月に一冊でも本を読んだ者の割合)は47%と半分にも満たない。
「教師の読書量の少なさ」は前にもこのブログで書いたが、高校生もこんなに低いとは思わなかった。
きっと学校図書館の利用も少ないのだろう。日本全体の読書量が減っているのだろう。

もっとも、こう言っている自分も中高時代は同様だった。読書冊数もこの平均よりは多いものの、それもわずか。ただ、自分が幸せだったのは高校3年の時に一人の作家に巡り合えたことだった。その著書を通して、様々な本を知り、読書の幅も広がった。
就職してからは、読書ペースはさらに上がった。もし、その時の巡り合いがなかったら・・・・そう思うとゾッとする。そして、教師の役目はやはり子どもたちにそのきっかけを作ることだと思う。たとえ少しでもいいから、教師の働きかけで本好きになったら、価値のあることだと思う。

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2007.04.04

20万アクセス

ブログが今日で20万アクセス。開設は3年前の5月だった。
約2年で10万アクセス。そして、この1年で10万アクセス。
最近は一日300~350アクセス。ただしページビューだけど。

このごろは地元である水沢や岩手の方々に「見ていますよ」と声をかけられることが多い。都道府県別のアクセスでも、以前より岩手のアクセス比率があがっている(18%ぐらい)。本校関係者も多いのだろうなあ・・・と思っている。
ちなみに本体HPは12万6千、仕事日記は8万2千。どれも有難いことです。

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2007.04.03

近日発刊!

自分が関わった本、部分執筆した本が発刊になるのは、いつでも嬉しいことである。
まだ手元には届いていないが、自分が関わったもので近日発刊するという本が2冊ある。
紹介をする。

■「調べ活動のツールは、こう活用する!」(有田和正・古川光弘・教材 ・授業開発研究所 編著・明治図書)
教材・授業開発研究所(代表有田和正先生)のメーリングリストで呼びかけされ、そのメンバーによって書かれた調べ活動の本。今まで3冊、公募で本が作られていた。この4冊目の企画で「調べ学習なら・・・」ということで私も執筆をした。①百科事典の活用方法、②社会科資料集の活用方法、③地図帳の活用方法、④インターネット活用方法、⑤国語辞典の活用方法等が掲載されている。

■『企業とつくる食育』(藤川編、NPO法人企業教育研究会著・教育同人社)
 2005年9月に実践したマクドナルド社との食育授業。その授業実践が掲載されている。食育分野への初挑戦、デジタルコンテンツの活用等、自分にとって印象に残る実践であった。

 手元に届いたら改めて紹介をしたい。

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2007.04.02

情報テキスト&ICT活用

今日は二つのWebのお知らせを。

情報テキスト活用のためのWebサイトがオープンした。まずはワークシートデータである。2月に指導書が発売され、今度はワークシート。これで教材群がそろった。教師であれば、教科の授業をするのと似た感覚で「情報の授業」が可能となる。
私自身も今後、情報テキストを活用した授業をしていく予定である。

もう一つ。学研「NEW教育とコンピュータ」の06年1月号の別冊付録がこちらにリンクされていた。一日取材の後、皆川先生@宮城との対談である。読み逃したという方はぜひお読みください。

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2007.04.01

「元旦」の抱負

今日4月1日は教師にとっての「元旦」。
今年度の「元旦宣言」である。
今年は仕事で「集中と選択」をより進めていく。

【今年度の目標】

1 自分の担当の仕事で成果を
 今度新しい担当となる。学力面、マネジメント面で成果を出すようにする。

2 自己研究(情報社会を教える教材)を継続し学会発表をする
 今年も2つの学会発表を目指す。

3 各種プロジェクトを充実させる
 有難いことに今年度もいくつかのプロジェクトに参加できることになっている。

4 社会科実践をまとめる
 自分の授業の柱はやはり社会科。特色ある実践をまとめていく。

5 「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」を
 自分の原点はこれ。いろいろな場で発信していく。

6 ICT活用の幅を広げる
 このテーマでの講師依頼は昨年多かった。今年はさらに発展させていく。

7 立ち上げ事業を成功させる
 グループで一つ、組合で一つ構想がある。何とか成功させたい。

8 学校ホームページを充実させる
 昨年はこれが懸念だった。今年こそ価値あるものに。

9 地域でのセミナー主催
 今までの積み上げたものを継続・発展する

10 原稿を自ら執筆
 今年も原稿執筆の依頼がいくつか来ている。それだけではなく、何らかの形での原稿執筆を自主的にしていきたい。(夢は今年も単著を執筆することだが・・・) 

今年度も欲張って目標を立てた。それでいい。半分の達成率でも大きな収穫。ブログや仕事日記は毎日更新していく。

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