東北青年塾、始動!
昨日書いた「東北青年塾」。
広報します。
東北地区で授業成立の基礎技術を学びたい人のための大切な場です。
私も副代表として取り組みます。
希望の方、ぜひご参加を!
【よどんだ空気が変わる!明日の授業を楽しく知的なものに!】
☆東北地域の現状
大都市部では「学級崩壊」が日常的になり、自分たちには無縁と思ってきた東北地域でも「学級崩壊」の話を聞くことが目立つようになってきました。また研究会に参加すると「学級崩壊」とまではいかないまでもこのままでは「学級の荒れ」が体現しそうな学級が多いことが教師のつらい表情、子どもたちの暗い表情からうかがい知ることができます。
若手教員はどのように授業実践や学級経営を工夫していいのかそのよりどころを必要とする姿が、また教員20年を越える教師には今までの自分のやり方では通用しない子どもたちの出現に戸惑い苦しんでいる姿が想像されます。そこで東北地域の若手教員、講師、教師志望の学生を中心に「授業成立の基礎技術」を学び合うことを目的に東北青年塾をたちあげることとしました。
☆東北青年塾でご一緒に!
「子どもとのコミュニケーションがうまくいっていない気がする」「授業になると休み時間で見られるような明るい表情が消えて子どもたちは沈んだ表情になる」「授業中のよどんだ空気をどうにかしたい」そんなことを感じたことはありませんか。一人で考え込むよりも同じような悩みを抱えている人たちが共に集まり学び合うことで、明日の授業を考えることができるのではないかと思います。学校に行くことが楽しくなるのではないかと思います。
そんな考えのもと、東北地域に住む若手(だと思っている)教員、講師、教員志望の学生と一緒に「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得を行う「東北青年塾」を立ち上げることにしました。興味のある方は下記をお読みいただき、必要項目をご記入の上、メールでお申し込みください。
記
1 ねらい
(1) 「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得
(2) 東北地域の若手教師(講師、学生含)の授業力の育成
2 対 象
「授業成立の基礎技術を身につけたい」「授業力を高めたい」と考え
る、東北地域に在住の若手(自称若手の30代40代)教師
(講師・学生含)
3 内 容
9月8日(土)を立ち上げ集会とし、その後
3ヶ月は月に一度集まり、参加者相互の交流を重視しながら「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得をめざす。
3ヶ月後は2ヶ月に1度集まるような形にして、それぞれの情報交換を中心にしながら「授業成立の基礎技術」の集積、開発、習得をめざすようにする。
また、東北地域は広い地域にまたがっていて日常すぐに集まって話し合いを進めることは難しいと考えられるため、インターネットを大いに活用していくこととする。具体的にはmixiでの「東北青年塾」コミュニティでの交流。メーリングリストでの情報交換を考えている。以下、最初の3ヶ月について具体的なスケジュールとインターネット上での活動についてである。
(1)今後1年間の集会活動について(原則:9月以降、第一土曜日13時~17時まで開催)
9月 8日(土)【立ち上げ集会】
「(東北青年塾スタッフによる)授業成立に役立つミニワークショップ講座3本」(IT活用、ワークショップ型、ミニネ
タ)+「ミニ講座:現在の教育状況のポイント説明 講師:上條晴夫」+「参加者相互の教育課題についてのおしゃ
べり」
10月 6日(土)
「(東北青年塾スタッフによる)授業成立に役立つミニワークショップ講座3本」+「授業成立の基礎技術はなにかを参加者相互で話し合う」
11月 3日(土)
「青年塾参加者による模擬授業、ミニワークショップ」(それぞれの意見交流)+「短いレポートを持ち寄り、それぞれに検討する」(以下の月は基本的にこの形式を踏襲する)
*状況に応じて、講師を招き、ワークショップを体験したり、講義を聞いたりする機会も設ける
2月 2日(土)
4月12日(土)
6月 7日(土)
8月 日 授業づくりネットワーク2008夏in仙台
* 塾生が講座を1つ持つ。
* 塾生が運営スタッフの一員として活躍する。
*【東北から発信! この「授業成立の基礎技術」から学べ!】2年をめどに参加者が必要とする、また東北の教員が必要とする「授業成立の基礎技術」を明らかにし、書籍化する。
(2)インターネット上の活動について
4月28日よりmixiに「東北青年塾」コミュニティを立ち上げている。ここのコミュニティは「東北青年塾」へ正式に申し込まなくても誰でも参加できるコミュニティである。日常的な「授業成立の基礎技術」の会話についてはここで行うようにする。例えば以下のような話題である。
・東北地方の「授業成立/不成立」の現状。
・授業がうまくいかない原因に関する自分なりの考え。
・授業成立に少しでも効果のあった指導法。
*mixiがなんだかわからない方、現在mixiの会員ではない方、ご安心ください。仲間になった段階でmixiのご入会方法その他一切の手続き方法をお伝えします。
正式に「東北青年塾」への参加を申し込まれた方は参加申し込みをされた方だけが交流できるメーリングリストに登録する。ここでより親密な情報交換をしていく。
4 定 員 20名程度
5 参加費 500円
(講師を招くときは、別途講師招聘料を全員で分担する)
6 場 所 宮城県民会館
7 主 催 授業づくりネットワーク・東北青年塾
8 後 援 学事出版
9 申し込み先
iabetaka@yahoo.co.jp(阿部隆幸)へ以下の必要事項を書いて気軽に送ってください。
(1)お名前
(2)勤務先
(3)教師(講師)経験年数
(4)メールアドレス
(5)一言(申し込み理由、学びたいことなど)
10 問い合わせ先
阿部隆幸
iabetaka@yahoo.co.jp
11 東北青年塾スタッフ
代表 阿部隆幸(福島県本宮市立糠沢小学校)
副代表 佐藤正寿(岩手県奥州市立水沢小学校)
Mixi担当 佐々木潤(宮城県石巻市立湊第二小学校)
顧問 上條晴夫(東北福祉大学)
Comments
青年塾は始動しましたが、今は希望者を募っている段階です。スタートラインにも立っていないと思っています。これからがんばります。
Posted by: サトマサ | 2007.04.27 08:21
すばらしい取り組みですね。
あべ先生のblog にもコメントしましたが、
私はまだまだ勉強不足だとわかったので、
先生方の取り組みから勉強させていただきたいと
思っているところです。
いろいろと教えてください。
http://mochizuki.la.coocan.jp/blog/
http://www.mochizuki.net/
Posted by: Y.Mochizuki | 2007.04.27 05:34