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2007.05.31

担任外として2カ月

今日で5月が終了。
「担任外」としての2カ月が過ぎた。
正直、最初のうちは担任がないことの淋しさでいっぱいだった。朝の打ち合わせが終わり、サーッと先生方が教室に向かう。おはようございます!と担任が入ると、子どもたちも呼応する・・・。そんな様子を見て、特にそう思ったものだ。

しかし、授業が本格化するとそれも和らいできた。授業に入る時間はおよそ7割。自分が担当している社会、算数だけではなく、補教要員としてあちこちの学級に入る。特に、「全校児童の担任」という意識をもつようになってからは、子どもたちとの会話が楽しい。担任時代とは違って、廊下ですれ違う子どもたちがよく声をかけてくれる。これも担任外効果だ。

担任外になっても、取材授業、プロジェクト参加といった面も継続している。さらに新学校Webサイトの立ち上げは担任外だからこそ、取り組みやすい仕事。そういうメリットもあることを感じている。

一番の本務の研究主任としての仕事は、ようやく基礎固めが終わった段階。これからが研究会ラッシュ。今まで自分が学んできたことをどう生かしていくか。いろいろな先生方と話す機会が増えたこと、自分が学ばなければいけないことも増えたことも有り難いことだ。

予想以上に多い事務仕事にも慣れてきた。担任外だからできることを意識しながらさらに走っていきたい。

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2007.05.30

情報テキストで授業

急遽、今日3年生で総合の学習をすることになった。
「情報の授業を3年生でしていい?」と担任に聞くと、「お願いします」ということだったので、さっそく情報テキストの準備をして、ワークシートをダウンロードした。

1時間だけの授業だったので、「情報の安全で正しい使い方」の1時間分を扱うことに。「メディアとは」「身近にあるメディア」「メディアの適切な選択」等について学習をした。子どもたちの反応、食いつきが実によかった。その反応に教えがいを感じた。
今年は3年生以上の各学級に情報の授業で数時間入る予定だ。今日は3年生の手応えを感じることができた。今度授業をすることが楽しみだ。

同時に感じたのがテキストとワークシートの有り難み。これらがあるからこそ、準備もすぐにできた。
その存在価値は高い。

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2007.05.29

ミニ講座の設定

今年度、取り組みたいと思っていることの一つに、「身近なところで講座等を開く」ということがあった。
自分の教員生活もあと15年を切った。自分が学んだことを本格的に後輩たちに還元していくべきではないか・・・そういうことは教員生活が折り返しを過ぎた数年前から考えていた。
今までもそういう機会はあったが、今年は本格的に取り組もうと考えた。

一つは校内で(これは、6月から)。
もう一つは地域で。
さらにもう一つは地方で(これは阿部さん@福島の声がけで東北青年塾でできることになった。)

今日はこの「地域」での話。組合の教研だ。
これは依頼されて、社会科部会の事務局になった。
何をするかは任されている。ミニ講座をするために必要な会場は確保されているし、会員も十数名いる。会員で出席できる方は限られているだろうが、講座の対象は会員以外にも案内するので、実際にはある程度の方々が集まるのではないかと思っている。
今日はその話合い。皆さんから「学びたいこと」を聞いた。そして、次のような計画となった。

1回目・・・6月下旬 「社会科の授業づくりABC」
2回目・・・9月上旬 「地域教材、どう扱う?」
3回目・・・9月下旬 「レポート検討会」(県教研代表選出)
4回目・・・11月下旬 「このような内容は、こんな学習活動で」

今日の話し合いでは、6人のメンバーがサポートをしてくれることとなった。どのような展開になるか、楽しみである。

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2007.05.28

ちょっとしたことだけど・・・

最近経験したこと。
とある用事でとある施設に伺った。
向こうは丁重にご挨拶してくださった。用事は事務的なこと。すぐに終わることだ。「玄関で用事が終わればいいなあ・・・」と思っていた。その後もすべきことがあったからだ。

しかし、丁重に応対され、しばしお話をすることに。かつて私がお世話になった方である。「どうぞ」と言われれば断れない。それからしばし雑談。向こうからすれば、「せっかく来たのだから、ゆっくりとしてもらおう」というご配慮だったのだろう。これは善意から来るものだ。こちらの意識とはすれ違い。しばし話をして、「次もありますので・・・」と失礼した。時間を気にしながらの会話だったので、後味も悪かった。

こういうことの後は、まだまだ人間ができていないなあ・・・と思う。にこやかに対応し(今日も笑顔で対応していたが・・・)、適切なところで話を切り上げ、用事も済ます・・・。そのような対応力も磨きたいとつくづく感じた。

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2007.05.27

「学級通信のアイデア40」予告編

Photo_1昨年度、執筆をしていた学級通信本の見本ができました!単著としては3冊目です。
正式な書名は『実践に生かせる!手軽に発行 学級通信アイデア40』(ひまわり社)です。
まだ、アマゾンやひまわり社HPには反映されていませんが、お会いする機会がある方でご購入を希望される場合は、左の「メール送信」でお知らせいただければ・・・と思います。
のちほど、くわしく紹介をしますが、今回は目次の一部をお伝えします。

1 発行するコツ
 ・執筆ルールを決める
 ・細切れ時間で書く
 ・発行を宣言する
 ・まずは10号まで連続で発行する他

2 学級通信作成の必須アイテム
 ・デジカメをフル活用する
 ・子どもたちのノート
 ・書き込み用児童名簿他

3 定番ネタを作る
 ・スタートはドキュメント風に
 ・家庭訪問記で子どものよさを載せる
 ・その子メッセージで教師の思いを
 ・教師自身のことを記念号エッセイに
 ・出張記で学びを書く
 ・思い出シリーズで有終の美を他

4 学級通信ミニアイデア
 ・子どものポジションを教える
 ・配布時にヒーロー紹介
 ・通信べからず集他

5 学級通信を実践に生かす
 ・授業記録として残す
 ・学級通信からレポート作成
 ・同僚に気軽に配布する他

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2007.05.26

2つのWeb紹介

私に関わる二つのWebを紹介します。

1 教師力アップセミナー記録
12日の講演の画像記録。当日の様子が8枚の画像とキーワードで紹介されている。
それにしても熱心な聞き手ばかりだったと改めて思い出している。

2 ひまわり社HP原稿「時評」

今年度4回、ひまわり社のHPに「時評」を書くことになっている。
この手の原稿は今までほとんど書いたことがない。その時々の教育事情について、自分なりの切り口で書いている先生方を見ては、すごいなあと思っていた。
原稿執筆を依頼された時には、いい機会ということで引き受けることにした。その第一回目である。
この原稿依頼で今まで以上に教育ニュースには注目するようになった。いいことである。

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2007.05.25

プレゼン力

昨日の水谷修氏の講演会の話の続き。
実は同じ職場でも数人聞きに行った皆さんがいて、今日の朝から職員室で話題になっていた。とにかくいい話だったと。
行かなかった先生方も、「行くかどうか迷ったけど、行けばよかった・・・」「整理券がなかったからあきらめていた(当日飛び込みでも入れたようだった)・・・」と悔やむ声もあった。

私は講演の内容と同時に水谷氏のプレゼン力に圧倒されていた。

講演するにあたって水谷氏は手に全く何ももっていない。パソコンによるプレゼンもなし。
演台の後ろに立ち、時計を台に置いてから、一気に話し始めた。

・話し方が非常にクリアー。しかも言い間違いが全くない。次々とテンポよく言葉が出てくる。
・むだな「エー」「で、・・」といった癖ももちろんなし。
・描写がとても具体的。様子が誰でもイメージできる。
・会話文を時々入れて「一人劇」みたいなこともできる。
・1階会場のみんなが「水谷さんが自分を見ている」と思うような視線。
・ジェスチャーも効果的。
・問いかけて挙手。そのあとの一言がユーモアを誘う。
・話す対象によって、表現の仕方を変えている。
・数値を効果的に使っている・・・・等

思い出すだけでもすぐにあれこれ出てくる。まさにプレゼン力。その面でも学ぶことが多かった。
同僚の先生は、「本も読んだけど、聞いたことがある話でも圧倒された」と話していた。これこそ、プレゼンテーションのすばらしさと感じた。

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2007.05.24

水谷修講演会

夜回り先生こと水谷修氏の講演会に行ってきた。
会場には大人に混じって2割ぐらい小中高校生も来ていた。水谷氏だからこそ、このような子どもたちも聞きに来るのだと納得。
主催は青年会議所。講演のオファーがたくさんある方だから、選ぶ基準もあるのだろう・・・と思っていたら、「子どもたちに寄り添った活動をしている」ということが理由とのこと。これまたうなずけた。

一言で言えば、価値ある講演会だった。「また聞いてみたい」と思う1時間半であった。
教師対象の講演会ではないのだが、明日からの仕事に生かせることがたくさんあった。

・子どもは10ほめて1しかれ
・すべての子どもが認めてもらえる学校づくりをしてくれませんか。
・道具をちゃんと使いこなせない人はもってはいけない
・子どもたちに聞きます。先生たちからほめられた時、しかられた時、どっちが多い?・・・等々。

耳が痛いことも多かった。同時に自分が地元の事情についても知らないことが多かった。
後半部分の覚醒剤とエイズの実例は圧巻。授業にプラスして、このようなエピソードを聞かせたら、子どもたちも本当に真剣に考えるだろう・・・というものだった。
同時に講演者としての水谷氏もとても魅力的だった。それについては明日。

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2007.05.23

子どもの実態に合わせる

6年生の2クラスで社会を教えている。
今日が10時間目。年間の10%ぐらいを教えたことになる。
今までは、2クラスとも同じ方法で教えていた。
しかし、二つの学級の実態は異なる。一つの学級は、よく反応が出てくる。一斉読みの声も大きい。元気のよい学級だ。もう一つの学級は、じっくりと考えて答えを出す子が多い。ノートは丁寧。理解力にも優れている。2クラス、それぞれによさがある。

その実態を考えて、今日は同じ学習活動でも、片方はどんどん指名なしで発表、もう一つの学級はノートにしっかりと書かせてから、書いた数の少ない子から発表させた。
そうしたら、どちらの学級からも期待以上の反応が返ってきた。

担任外になって、「実態に応じて、指導法を変えなければいけない」という当然のことを実感している。

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2007.05.22

こんな授業が私の夢

原稿を依頼されて書いたが、ボツになったもの。ここに紹介します。

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私は授業をすることが大好きだ。
自分の考えを一生懸命に発表する。「わかった!」とノートに鉛筆を走らせる。友達と本気で討論する・・・そんな授業中の子どもたちが大好きだ。
そしてこんな授業が私の夢だ。

「どうしたら世界が平和になるか」。大人でも難しい課題。でもそれを子どもたちが「話し合いたい」と言う。みんなで案をひねり出す。「そんなの無理だよ」という声もあれば、「やってみなけりゃわからないよ」とふだんはおとなしい子が言う。みんなで一つの案を出す。「よし、誰かに聞いてもらおうよ」。今度はその方法を考える・・・。こんな授業をしてみたい。

休み時間にトラブルがあった。教師が関わった子たちを注意すれば、その場で解決する。でも子どもたち同士で話し合いたいという。臨時の学級会だ。話し合っているうちに、この学級の問題点が次々と出てきた。相手を責める子どもたち。「責められた子にも理由があるはず」とフォローしてくれる子どもたち。どの子たちも真剣だ・・・。こんな授業をしてみたい。

自分たちのふるさとの自慢を探したい。そう考えて、まちに飛び出した子どもたち。商店街、記念館、神社、川・・・それぞれふるさとの自慢を大切にしている人がいた。その思いをインタビュー。熱き思いを聞き、「ふるさとってすばらしいんだ」と改めて感じる子どもたち。「よし、それをビデオ番組にして残そう」・・・。こんな授業をしてみたい。

 テレビを使った授業。画面に映っているのは遠い沖縄の小学生だ。「こちらは毎日雪が降っています。沖縄はどうですか」「今日は20度ありますよ」「エー!」。交流を続けてもう3カ月。実際に会ったことはないけど、すっかり友達だ。「いつか会いに行くよ」・・・子どもたち同士で固い約束をしている・・・。こんな授業をしてみたい。

 1年間を振り返る。教師も子どもも。楽しいこともあった。厳しく先生に注意されたこともあった。一緒に遊んだこともいい思い出。お別れの日。教師から一人一人に特別の卒業証書。卒業式でもらうのとは別に、教師のその子への思いが書かれていたものだ。35人分、教師が前日書き上げたものだ。子どもたちも教師も涙・・・。こんな授業をしてみたい。

 学級は一つの社会。縁あってその中で教師と子どもは一緒に1年間暮らす。毎日が夢のある授業だったら、どんなにすてきだろう。教師としていつも夢のある授業を考えている。

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2007.05.21

同僚に学ぶ

運動会が近づいてきた。全体練習も回を重ねている。先生方が交代で指導をする。
これは先生方から学ぶいい機会である。いつも感心することが多い。

今年は何といっても応援の練習がすばらしい。先週一度全体練習をした。高学年のリーダーが、「次は〇〇をします。〇〇〇というようにしてください」と指示をする。1年生から6年生まで、その指示で動く。
その動きがすばらしかった。声も大きく、動きもそろっている。校庭での初めての練習で、かなり完成度が高い状態。高学年の休み時間返上での学級訪問、先生方の学級での指導等があってこそ・・・と感じた。
ちなみに「運動会の応援ぶり」はその学校の様子を測る一つのバロメーターだ。

今日の全体練習での先生方の動きも感心した。「退場の場所の目印が必要」とあれば、その場に走ってすぐに目印になる先生。しゃがんで1年生の子にしっかりと目を見て話しかけている先生。「自分は今何をすべきか」ということが自覚できている集団。こういう学校にいることができる幸せを思う。

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2007.05.20

教育委員会Web

担任していた時には、あまり見ることがなかった県教育委員会学校教育室のWeb
今までの学力定着度調査の分析等のために、ここ数日見ている。
県の教育指針や分析が細かく掲載されている(当たり前だが)のに、今まであまり読まなかったことを反省。
中には、学力定着度調査の事務所毎の結果まで掲載されている。
保護者で興味がある方はきっとこういうものも見ているであろう。それなのに、教師が知らないということであれば、それは職務上の情報収集の怠慢だ。今までの自分をさらに反省。

県教育委員会が発信している情報は、いつでもネットで見られる時代。
このような情報収集を当然のようにしていかなければいけないと感じている。

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2007.05.19

入ってくる言葉

今年になって分掌が変わることで、自分の中に入ってくる言葉の幅が増えたと思う。
先に立って、他の先生方にお願いしたり、調整したり、リードしたりする立場である。「決断」「しくみ」「振る舞い」に関連する言葉を意識するようになった。むろん、学年主任時代も意識はしていたが、今ほどではなかった。

今日、入ってきた言葉。
愛知県の立てこもり事件でのコメント。「一人の指揮官に決断を任せると、世論、マスコミを意識して決断が鈍る。どう対処するかという『しくみ』が必要だ」。突入はどうだったのかという質問に対してのもの。

読売新聞の岩手版の連載で、「釜石ラグビー物語」というものがあった。新日鐵釜石のラグビー部を追ったものだ。その中でV7時代の監督像。

□小藪監督「自分から壁を作った。日本一になるためにはおれが考えていることをやりぬかないとできないと思ったし、誰が何を言おうと聞く耳持たなかったね。妥協して日本一になれるのかと思っていた」。
□松尾監督:腰痛の持病を抱えた松尾にとって練習は楽なものではなかった。だからこそ、練習の先頭に立った。

それぞれに自分にとって考えさせる言葉であった。

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2007.05.18

ICT活用指導力パンフレット

文科省発行のICT活用指導力チェックリストパンフレットが手元に届いた。
チェックリスト自体は3月にアンケートをしているので初めてではないが、その解説や付帯情報が掲載されているパンフレットが全員に配布されると、やはり注目度は違ってくる。さっそく、同僚の先生から、「具体的な指導例があるんですね」と反応があった。

本校は5つのカテゴリーのうち「情報モラルなどを指導する能力」の項目の数値が低かった。その点で、今年は情報モラルにも力を入れていこうと思っている。担任の先生方はもちろん、情報教育担当である私も、担任外というメリット(この場合は)を生かして、空き時間にいろいろな学級に入って指導をしていく予定である。

ちなみにパンフレットの表紙写真には、宮城の皆川先生が写っている。五円玉を拡大提示した画像である。これまた同僚に「これは何を教えているのですか?」と尋ねられたので、「おそらく5年社会の導入です。五円玉を使うと子どもたちが【社会っておもしろそう】と思うのですよ」という話をした。しばし、有田先生の実践を紹介した。別の面でも話題ができたパンフレットである。ちなみに私の五円玉の実践はこちら

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2007.05.17

掲載原稿、紹介

2日連続、原稿が掲載された雑誌が届いた。

学研「NEW教育とコンピュータ」6月号
「小学校の情報教育はどうあるべきか?」の中に、2月の情報教育セミナーで行った模擬授業の概要とその後の解説が掲載されている。前回は堀田先生の講演内容が掲載されていた。
このように、一つのセミナーが再現されることによって、参加した自分の学びも深くなる。改めて、情報テキストが価値あるものであることを感じた。
学級担任ではないが、私自身情報テキストを使った実践を飛び込みのような形で各学級で今年行う予定である。きっと校内にも広まっていくであろう。
それにしても今月号は池田先生野中先生糸井先生と毎日ブログを拝見している先生方が執筆者に揃った。もちろん読み応えがある。

学習情報研究」(学習ソフトウェア情報教育センター)6月号
「情報社会を情報モラルの視点から教える ~身近な事例を追究する知的財産権の学習を通して~」が掲載された。昨年度の実践を原稿化したもの。知的財産権の学習については、今年も実践する予定だ。

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2007.05.16

役得

今日は5年生の先生が出張だったので、その組に補欠授業で入った。
これで、全学年に授業に入ったことになる。(担任外だから、いつかこの日は来るのだが)。もっとも27の全学級は難しいだろうな。

いろいろなクラスに入ると、その学級の子たちと親しくなる。2年生の学級には、4月の1時間だけ入っただけなのに、「あっ、マジック先生」と今だに呼ばれる。授業の時に、早く終わったので「じゃあ、マジックだよ」と言って少しだけした。それがよほど印象に残ったらしい。

ふだん教科の授業で入っている3年生2クラス、6年生の2クラスの子たちとは、コミュニケーションが深まってきた。今日の5年生との授業も「お米クイズ」の反応が楽しかった。

こう考えていくと、担任外ではあるが、「全校児童の担任」という意識にもなってくる。これは担任には味わえない感覚だ。役得である。

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2007.05.15

「授業力の開発」

以前にも一回、紹介をしましたが、部分執筆をした本の紹介をします。
「授業力の開発NO.4 調べ活動のツールは、こう活用する!」(有田和正+古川光弘 教材・授業開発研究所編著)です。HPはこちら

「百科事典」「社会科資料集」「地図帳」「インターネット」「国語辞典」等のツールをどう活用するかということについて、28人のライターが執筆をしている。私が書いたものは次の4つ。

『キーワード』と『学習のまとめ』を表現用にフル活用[社会科 高学年]
都道府県別の統計表に注目させる[社会科 5年]
『お任せ検索』ではなく,具体的な方法を教える[社会科 6年]
特色ある地域の導入は旅行パンフレットで[社会科 高学年]

どれも特別なものではなく、日々の授業ですぐに実践できるものと思っている。
なお、このシリーズは教材開発メーリングリストから生まれた本である。教材開発好きの私としては、このメーリングリストの発展をよろこぶものである。

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2007.05.14

セミナーでの評価

一昨日の教師力アップセミナー。事務局の先生から、集約した資料がさっそく送られてきた。自分が事務局でセミナー等を主催した時には、終了後は一息をついてしまう。それが、この早さ。改めて感謝したい。

感想の中で特徴的なのが、4本立てで内容を組み立てたのだが、どの項目についてもバランスよく感想があるということだ。(質問への回答が役立ったというものもあった)
さらに、「時間が経つのも忘れるほどだった」「来てほんとうによかった」「明日からさっそくまねします」といったメッセージにこちらが元気になる思いであった。

また、ブログにも参加者からの感想がいくつか書かれている。こちらも、こちらも、こちらもだ。お招きいただいた玉置先生の日記はこちら。まだあるのかもしれない。公開するとなると、書きにくい部分もあるので、その点は差し引いて拝見する。それでもこのように反響があるのは嬉しい限りだ。

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2007.05.13

三好京三さん

岩手を代表する作家・三好京三さんが亡くなられた。経歴はこちら

元小学校教師。しかも、私の住む胆江地区の小学校に在職されていた。だから教育関係の小説やエッセーの本もけっこう書かれていた。そこに書かれているモデルが、私の勤務校の校長先生だったり、組合の大先輩だったりしたので、興味をもって読ませていただいた。特に、「俺は先生」「いい先生見つけた」(どちらも文春文庫だった気がするが・・・)からは、実践のためのヒントもたくさんいただいた。

たとえば、川の学習をするために、自費でヘリコプターをチャーターし、空からの地元の川の写真を撮る先生の話。今ならグーグルアースで即見られるが、30年前の話だ。「自主教材」という言葉が光を放っていた時代だ。
山の僻地の分校(岩手は今も小規模校が多い)で、子どもたちに表現力を育てるために、神楽を教えた話。三好氏が勤めた衣川小学校大森分校は、民教研では有名な学校であった。三好氏が去られた後も、個性ある教師の努力でその伝統が引き継がれていた。その話はこちら

皆、私が20代の頃に伝説となっていた話だ。そのような話も、もう過去のものになっている。私たちの世代も残り十数年の教職生活。改めて「自分たちが伝えていくべきものは何か」を考えている。

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2007.05.12

セミナーでいろいろと考えた

今日は教師力アップセミナー
愛知県小牧市での講演だ。自分にとってあれこれ考えた貴重なセミナーだった。

1 「現場」という強み
 今回のセミナーの話をいただいた時に、正直驚いた。Webでもわかるように、有田先生、野口先生、堀田先生。ビッグネームばかり。さらに副島教育長、横山ドクターも知る人ぞ知る有名人。一緒に掲載されることが申し訳なく感じられた。お誘いしてくださった玉置先生にもそのことをメールで伝えると、「現場でのお話をぜひ」とのこと。「そうか、自分は授業を実際する現場にいるのが強みなのだ」と改めて感じた。担任はしていないものの、教育現場にいるのは確か。授業も担任ほどではないが、7割はしている。これが自分の強みなのだと改めて感じた。

2 セミナーの仕組みとスタッフの対応に感謝
 7回のセミナーで年会費が8000円。この会費は、魅力的だろう。聞けば、愛知県一円から参加されているとのこと。それはそうだ。私も近くでこういうセミナーがあったら、間違いなく参加する。
 スタッフの皆様の運営ぶりもお見事。事務局の先生方には丁重にご対応いただき、感謝あるのみ。これは自分たちが主催するセミナー運営の参考になった。

3 学ぶ意欲の高さ
 参加者の意欲の高さに驚いた。控え室で「フォー・ネクスト」の大西氏から「有田さん、野口さんでバンバン指名されていますから、(模擬授業も)大丈夫です」と話をされていた。私が講演の中で模擬授業をすること関わって、反応の様子を質問した時のお答えだ。
 まさにその通り。発問をすると、次々と挙手。マイクで動き回るのが大変なぐらいの反応であった。講演後の質問が4つ出てきたのにも驚いた。自腹を切っての研修会だからこその魅力だ。

4 話の組み立て
 今回は「(前段ありの)模擬授業2本」「教材開発・発問」「ICT活用」「仕事術」の4つの話で組み立てた。最初の二つが前半で1時間10分。残りが後半で30分。前半は模擬授業・演習もあるので、聞き手とすれば活動的に。後半は聞くことがメイン。「構成が適切」という評価をいただいた。自分の中での一つのパターンができてきたと感じている。

5 責任
 今回のセミナー前に群馬の先生、岐阜の先生、静岡の先生方から事前にメールをいただいていた。私が話をすることを知り、遠いところから費用と時間を使って駆けつける。自分の「責任」を噛みしめる。よりよい結果にするためには、精進あるのみと改めて感じた。

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2007.05.11

名前を覚える

ようやく、専科で入っている6年生の子どもたちの名前(2クラス)を覚えた。「4、5回授業をすれば大丈夫だろう」と思っていたが、甘かった。6、7回目でようやく・・・というところである。(年齢的な記憶力の低下?)

本校は大規模校だから、もともと自分の担任学年の子どもたち(約150人)を覚え、その他に他学年の子たちを数十人を覚えるのが、例年の自分のパターン。だから、担任学年以外はなかなか覚えられない。今年の6年といっても、昨年までは校舎が別のところにあったので、なかなか見かけることもなかった。だから、今の6年生も知っている子は学級で2割ほどだった。

今回やはり感じたのが、担任が新学期の様々な文書処理をすることによって、やはり名前を覚えるということである。たとえば、指導要録を見る、前学年からの引き継ぎの資料を新学級用にファイルを変える、児童名簿を作る、保健用名簿にハンコを押す、ラベル用のハンコを押す・・・・このように一人一人に関わることが新年度は山のようにある。そういう作業を通して、結果的には名前を新しい学級でもほとんど覚えてから子どもたちに出会った。
今年はそういうことがないまま、その学級で授業をしているから、結局覚えずじまいだった。

名前を覚えていない状態での授業は、指名のリズム・テンポが崩れる。何よりも、子どもたちもいい気はしないであろう。座席表を見て呼ぶのも同様。ようやく、これからいつもの調子の社会科授業という感じである。

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2007.05.10

原点を確認する

今日の校内研で「やはり原点を確認しなければ・・・」ということがあった。
本校では総合単元的な道徳学習を推進している。総合単元的な道徳学習の説明はこちらがまとまっている。
取り組み始めたのは10年以上前だ。

私が転勤したての頃は、本校でもっとも盛んに取り組んでいた先生方がいて、その実践を一生懸命に校内研で語っていたものだった。ところが年月も過ぎ、盛んに取り組んでいた時のことを知っている先生は誰もいなくなってしまった。それでも「よいものは続けよう」ということで、今も総合単元的な道徳学習は続いている。

しかしながら、「形」だけが残ってしまっているところがあったのも事実。教育現場にいれば、「長年続いているもののそもそも最初に始めた趣旨は?」と思うことが時々出てくる。これもそうだった。
今回は十年前に本校にいた先生が、改めて「総合単元的な道徳学習」を行うことになった経緯をきちんと話してくださった。それによって、この学習の意義を改めて感じた先生方も多かったようだ。

「原点を確認する」・・・この大切さを改めて知った校内研であった。

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2007.05.09

気になる言葉

ここ2、3年、気になる言葉があった。
「なので」である。文中にあれば何も気にならない。文頭で、「なので、気をつけてください」といった場合に、ピンと来る。自分が今まで使った形ではない使われ方だからだ。

授業で子どもたちがそのような使い方をしていた時には、「『なので』は文の最初には使いません」と指導してきた。ところが、教師でも、文の最初に「なので・・・」と話す人もけっこういる(多くはないが)。さらには、テレビでも「なので、・・・」とコメントしている番組もこの間、見た。もう別の使い方に変化している言葉なのか・・・と思ってしまった。

Webで調べてみると、このようなサイトがあった。んー、いずれは接続詞となって定着するのか・・・。
さらにはこのようなサイトもあった。確かに、「すばらしい歌声に鳥肌が立った」というような言い方を教育現場でもする。さらには、「すごい」が本来は「気味が悪い」という意味なのに、今は「すばらしい」の意味に使われている方が大部分であろう。
そういえば、自分もよく褒め言葉で「すごい!」と子どもたちに声をかけていた。
「なので・・・」に違和感を感じつつ、実は自分が意味の変化した言葉をよく使っていた・・・。結局、自分の無知を知った一日だった。でも、それも違和感を感じたからわかったこと。それでよしとしよう!

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2007.05.08

書類を扱う

今日は書類のことで一つ勉強になった。
ちょっとした思い込みで、危うく連絡を間違えそうになったのである。
とある会の会場の変更の連絡だったが、それが一部の会に限ったものであったが、別の会に適用になるもの・・・と思い込んでいたからであった。

今年は担任外の研究主任ということで、いろいろな書類を扱う仕事が増えた。むろん、教務主任の扱い量とは比べものにならないが、担任時代とは全く異なる。研究の仕事はもちろん、その他の諸々の仕事も入ってくる。
4月も感じていたのだが、慣れない仕事のために「書類は慎重に扱う」ことを心がけてきた。何度も読み返したり、確認したりしてきた。
それでいながら、ミスしそうになる場合がある。ここで学んだのは、「書類を読み解く力が必要だ」ということである。仕事の間違うなく行う点でも、さらに早く処理する点でも。
この部分は今まで自分が携わっていなかった部分である。自分の力を伸ばすという点では、努力が必要な領域である。

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2007.05.07

学びの多い日

今日は学びの多い日。

■ 昨日、教師力アップセミナーのことを改めてPRをしたら、いくつかの反応があった。近隣の県からの参加、関東地区からの参加等々。堀田先生のブログにも紹介されていたので、アクセス数もアップ。
 それにしても、この「学びたい」という意欲。そういう参加者の前で話ができることを嬉しく思う。同時に自分もあちこちに一参加者としても出かけなければ・・・と刺激を受けた。

■ 教育センターの先生方が来校。校内研改善の協力校としての打ち合わせ。先行研究を踏まえた提案に感心。今後の校内研の運営で自分が学ぶことも多いであろう。

■ テレビで千代田区の図書館の改革の話を知った。コンシェルジュによる新しいサービス、10時までの開館等。公立の図書館でもここまでできるのだ。館長のコメントから感じるのは、改革への強い志。「千代田ブランドのライブラリー」という言葉が象徴的。
 このブログは「自分ブランド」の発信基地だが、3年も経ち、リニューアルも必要なのでは・・・と思っている。

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2007.05.06

PR

昨年から各地で講演したり、発表したりする機会が増えた。
今年もいくつか依頼をいただいている。有り難いことである。今日は来週の教師力アップセミナーの資料作りに取り組んでいる。せっかくの依頼であるから、しっかりと準備をして臨みたいと思う。
今のところの予定をいくつか紹介をする。

教師力アップセミナー(5月12日・愛知県小牧市)
 (Webから申し込めます。)

明日の教室(7月7日・京都市)
 (正式案内はのちほど)

東北青年塾(9月~・仙台市)
 (塾員希望の申し込み、次々と来ています)

まだ正式なプログラム等が出ていないので詳細は未定だが、夏休みは札幌・郡山(福島)・兵庫・鳥取・徳島を訪れる予定である。有り難いことである。さらに6月からは地元水沢でも講座を開く予定だ。

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2007.05.05

マイ相場読み

メルマガ「ぼうけん」で横山験也先生が「マイ相場読み」というものを紹介していた。ちなみに、このメルマガの「横山験也のデジタル日記」は仕事術を考える点で読み応えがある。今号にも新刊本を書くために100冊の本を読んだという話があった。

さて、「マイ相場読み」である。紹介されていた例は1300円の本に、1000円に相当する重要な情報が2つあったというものである。これが「マイ相場2000円分」。十分にもとをとったということである。
時には「マイ相場」が1万、5万、10万の時があるという。逆に、研究状況では0円になることも。

おもしろい読み方である。この連休中に自分が読んだ本6冊はマイ相場で言えば、合計3万以上の価値があったと思う。いい読書ができた。逆に定期購入している雑誌は十数冊で【その場では】2、3千円ぐらいか。でも、雑誌はのちほど1万円ぐらいの値が1冊でつく場合もけっこうあるので、止められない。

ということは「マイ相場」では、常に元がとれているということだ。本を買えば得をする・・・そんな感じだ。

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2007.05.04

教育雑誌を増やす

この3月に今まで継続して購読していた教育雑誌2誌が廃刊となった。
さらに今年は担任外ということで、社会、算数というように限られた教科の指導がほとんど。過去20年間ぐらい購読している教科の専門誌(図工・音楽・家庭以外の各教科)を購読しようかどうか、一瞬迷った。
でも、今まで同様に購読しようとすぐに決めた。私にとって、教科専門雑誌は「毎月読む」と同時に、「ずっと保存しておくもの」だからである。このおかげで今まで何度も助かったことか。

逆に「もっと増やさなければ・・・」と思い、2誌を追加購入することにした。担任外として自分の視野を広げる必要性を感じているからだ。実際に読んでみると、今までの自分に入ってこなかった情報があった。一冊千円ほどであるが、自分にとっては「安いものだ」という感覚だ。
さらに、ビジネス誌の積極的購入も検討中である。求めなければ情報は入ってこないのである。

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2007.05.03

いい学びができた

今日はTOSSデーに参加した。
毎年1回は参加しているが、今年は都合がつかず、ようやく今日参加できた。
会場は学区内、事務局は同僚が務めるということで、何とも参加しやすい条件。
自転車で会場に向かった。

会場で知り合いの先生方にご挨拶。3時間の研修。いい学びができた。

・工作の実技体験。図工が苦手だった自分(小学校の通知票は5段階の2)も楽しくできた。今日の指導では「どうやったらいいかわからない」「発想を丸投げさせる場面がない」「成功体験ができた」というのが特徴だった。
・ICT教材は適切な指示に効果的というのを再確認できた。
・講演での目線の大切さ。
・即時にコメントできる力の大切さ。

考えてみれば、最近の研修は常に遠出。地元で(しかも水沢で)いい学びができたのは、嬉しいことだ。4連休の初日に「学びたい」という皆さんがいるということも嬉しかった。自分がこれからしたいことのヒントも見つかった。当たり前だが、積極的な行動が大切なのだ。

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2007.05.02

空気を変える

担任外だからいろいろな学級に入る。専科としては4学級だが、担任が不在で補教で入る時もあるので、いろいろなクラスに入ることとなる。

学年・学級によって本当に雰囲気が違う。また、同じ学級でも「意欲があるなあ」という日もあれば、「今日はふだんと違うなあ」という日もある。
自分の役目は、その日の学級の様子に応じて工夫を重ねていくということだと思っている。その点で「学級経営」は直接的にはできないが、その手法はもっともっと勉強しなければいけないと思う。

さて、とある学級。いつもと違って、少し反応が鈍い。担任と教室を入れ替わる時に「今日は少し元気がないですよ~」と言われた通りだ。
授業をしながら反応をよくする手立てもあるが、今日は導入でミニゲームをしようと思った。
反応を楽しむ「はい、いいえゲーム」だ。
一人の子に前に出てきてもらい、子どもたちの方を向かせる。
黒板に「ラーメン」と書く。その子に「はい」「いいえ」のどちらかになる質問をいくつかして、回答するものだ。

「あなたはそれを食べたことがありますか」
「いいえ」
「エー!」

といった具合だ。3人分行ったら、大盛り上がり、大好評。「もっと」という声もあったが、盛り上がったところで授業に入るのがミソ。学級の空気が変わったところで授業に入れた。同時に担任外もいろいろな学級経営の手法を学ばなければと改めて思った。

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2007.05.01

もっと注目すべきだった

教育再生会議については、テレビ・新聞等で報道されているので、それなりに注目をしていた。
しかし、最近話題になっていないなあ・・・と思っていた。
ところが、今日そのWebを偶然に見た。そして思った。「もっと注目すべきだった」と。

一回一回の資料が示されているし、議事録もしっかりと掲載されている。
それらを読むと、これからの教育の方向性がわかる。
さらに、別の読み方をすると、自分の知識がいかに薄いかを実感できる。たとえば、一週間前の学校再生分科会の「学力向上関係メモ」での論点に、自分が自信をもって答えられていないことを痛感した。たとえば、次のようなことだ。

・授業時数の増加策については、どのように考えるか?
・土曜日の活用の在り方について、どう考えるか?
・現在、教科の成績評価は絶対評価で行われているが、相対評価にすべきとの考え方もある。これについてどう考えるか?
・現在、成績の評定を行う場合、「関心・意欲・態度」を含め、総合的に評定することとされている。これについてどう考えるか?

他にもいろいろな資料を見ていくと、現場人にとっては身近な陰山先生や向山先生の資料も掲載されている。このような政府関係のWebにももっともっと注目しなければ・・・と改めて思った次第である。

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