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2007.05.25

プレゼン力

昨日の水谷修氏の講演会の話の続き。
実は同じ職場でも数人聞きに行った皆さんがいて、今日の朝から職員室で話題になっていた。とにかくいい話だったと。
行かなかった先生方も、「行くかどうか迷ったけど、行けばよかった・・・」「整理券がなかったからあきらめていた(当日飛び込みでも入れたようだった)・・・」と悔やむ声もあった。

私は講演の内容と同時に水谷氏のプレゼン力に圧倒されていた。

講演するにあたって水谷氏は手に全く何ももっていない。パソコンによるプレゼンもなし。
演台の後ろに立ち、時計を台に置いてから、一気に話し始めた。

・話し方が非常にクリアー。しかも言い間違いが全くない。次々とテンポよく言葉が出てくる。
・むだな「エー」「で、・・」といった癖ももちろんなし。
・描写がとても具体的。様子が誰でもイメージできる。
・会話文を時々入れて「一人劇」みたいなこともできる。
・1階会場のみんなが「水谷さんが自分を見ている」と思うような視線。
・ジェスチャーも効果的。
・問いかけて挙手。そのあとの一言がユーモアを誘う。
・話す対象によって、表現の仕方を変えている。
・数値を効果的に使っている・・・・等

思い出すだけでもすぐにあれこれ出てくる。まさにプレゼン力。その面でも学ぶことが多かった。
同僚の先生は、「本も読んだけど、聞いたことがある話でも圧倒された」と話していた。これこそ、プレゼンテーションのすばらしさと感じた。

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Comments

そうですね。私もプレゼン力については、これからも考えていきます。ありがとうございました。

Posted by: サトマサ | 2007.05.31 07:05

私のblog へのコメントありがとうございました。
プレゼン力については、
これからも考えていきたいテーマですね。

http://www.mochizuki.net/
http://mochizuki.la.coocan.jp/blog/

Posted by: Y.Mochizuki | 2007.05.31 06:07

コメント、ありがとうございます。
まさにその通りですね。かつて、スライドを見せながら、ひたすら原稿を棒読みする研究発表を聞いたことがありました。「聞き手がいるのに」・・・と思いながら聞きました。
今回は本当に聞き手のための講演でした。

Posted by: サトマサ | 2007.05.27 05:55

これぞプレゼンテーション、ということですね。
Powerpoint などで作成したスライドのことを
プレゼンという方がいらっしゃいますが、
スライドはプレゼンテーションの補助という意識で、
自分の話・意図をいかに相手に伝えるかが
重要ですね。

Posted by: Y.Mochizuki | 2007.05.26 14:46

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