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2007.05.09

気になる言葉

ここ2、3年、気になる言葉があった。
「なので」である。文中にあれば何も気にならない。文頭で、「なので、気をつけてください」といった場合に、ピンと来る。自分が今まで使った形ではない使われ方だからだ。

授業で子どもたちがそのような使い方をしていた時には、「『なので』は文の最初には使いません」と指導してきた。ところが、教師でも、文の最初に「なので・・・」と話す人もけっこういる(多くはないが)。さらには、テレビでも「なので、・・・」とコメントしている番組もこの間、見た。もう別の使い方に変化している言葉なのか・・・と思ってしまった。

Webで調べてみると、このようなサイトがあった。んー、いずれは接続詞となって定着するのか・・・。
さらにはこのようなサイトもあった。確かに、「すばらしい歌声に鳥肌が立った」というような言い方を教育現場でもする。さらには、「すごい」が本来は「気味が悪い」という意味なのに、今は「すばらしい」の意味に使われている方が大部分であろう。
そういえば、自分もよく褒め言葉で「すごい!」と子どもたちに声をかけていた。
「なので・・・」に違和感を感じつつ、実は自分が意味の変化した言葉をよく使っていた・・・。結局、自分の無知を知った一日だった。でも、それも違和感を感じたからわかったこと。それでよしとしよう!

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Comments

私が気になっている言葉は「~ほう」です。

商品の「ほう」こちらになります。
教科書の「ほう」出してください。

別に人間がふくろうに進化するわけではないでしょうが
妙な日本語が横行しますね。
私たちの一言一言が子どもたちに影響するんだ、と思うと
身が引き締まります。

また、御指導の「ほう」よろしくお願いします(笑)

Posted by: 松田@さっぽろ | 2007.05.10 at 00:04

松田さん、コメントありがとうございます。
「ふくろうに進化」に笑ってしまいました。
確かに「~ほう」もよく耳にします。
その気になれば、きっと「そうそう、あるある」というのが結構出てきそうです。

Posted by: サトマサ | 2007.05.10 at 05:31

いやあ、実は昨日の大学の授業(研究入門ゼミ)で、この接続詞の使い方を教えたところです。一回生の学生たちは、文語と口語の使い分けができずにいました。

私が
『この「なので、」は口語の接続しの一つとして、君たちが友人にメールを出す時に使う分には構わないが、フォーマルな文章には使わないんだよ』
とちょうど説明したところです。今日ブログを読んでびっくりしました。

学生にはフォーマルな文章では使うなとはいうものの、私はブログ等には結構使っています。接続助詞を接続詞として使うと、インパクトがあるからなんです。なので、使っていますf(^^;。

他にも、「でだ、」「んで、」などの用語例があります。私の観察に寄れば、これらの用語は演劇系の著者のエッセイに多く見ることが出来ます。例えば、松尾スズキさん、鴻上尚史さんなどです。

言葉が生まれる瞬間に立会っているんだなあと思っています。

Posted by: 池田修 | 2007.05.10 at 06:38

池田さん、コメントありがとうございます。
さすがですね。私などは「指摘」だけで指導が終わっていますが、「口語と文語での使い分け」を伝えているとは。言葉へのこだわりですね。

「インパクト説」、なるほどと思いました。使うからには、それ相応の価値があるからなのでしょう。こうやって、どんどん言葉は変化していくんだなあと。昔、「全然、OK!」という返事を聞いた時にたいへんインパクトがありました。

Posted by: サトマサ | 2007.05.10 at 07:09

言葉のフォーマル,インフォーマルは確かにありますね。
私は,「で,」という接続詞を使ってしまいます。「それで」の短縮形ですかね。

サトマサさんがリンクしていたサイトの「確信犯」の意味を解説した文章がおもしろくてはまってしまった…。

Posted by: JJ | 2007.05.10 at 23:17

コメントありがとうございます。
話し言葉であれば、その人のくせになっている接続詞もありますよね。「で」も確かにありますね。「確信犯」、読んでみます。

Posted by: サトマサ | 2007.05.11 at 05:19

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