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2007.06.20

漢方薬の如く

8日から今年度の授業研究会がスタートした。それまでは、5回校内研究会が開かれていたが、あくまでもベースの確認。本格的な実践研究会はこれからである。

本校は4教科+特別支援教育が研究対象。教員は5つの部会に分かれる。
それぞれに部長がいて、しっかりと部会をまとめている。授業の事前研究会・事後研究会も活発だ。だから、アンケートしても研究会に対する満足度が高い。

しかし、それでももちろん改善の余地はある。幸い今年は教育センターの校内研協力校ということで、改善への機運もある。私の立場はそのコーディネーター役だ。
先週から今週にかけて、協力校の関係で、センター研修主事さんが3日連続来校された(違う先生方)。
部長さんと相談しながら、今までの事前研の方式を2~4割程度、変えてもらった。教材文をもとに演習をしたり、事前に教材に関わる宿題を出したり、付箋紙を使ってグルーピングして授業検討会をしたりと少しずつではあるが、改善をしてきた。
本校の場合、ある程度満足度があるので、「劇薬」のような劇的な変化を求める必要はないと考えている。漢方薬のようにじわりじわり効いてくる・・・・そのような変化が合っている。
今のところ、「改善してきている」という実感を先生方はもってきている。スタートは上々。次はどのように仕掛けていくかだ。

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