新分野の開拓
今日は徳島県小教研総合・視聴覚合同研修会で講演。
参加者は100人を越えていた。依頼を受けた時に、「視聴覚はICT活用でいこう。総合はどうしようか・・・」と思っていた。総合に関わる講演は初めてだからだ。今までの自分の実践を振り返る。また、総合の現状を分析してみる。そうすると、今まで点であったものが線になった。
今日は、模擬授業やICT活用の話で70分。残り30分で総合の話をした。次のような流れである。
1 総合的な学習の時間は不人気?
・「便利」に活用
・指導格差が大きい
・学力低下の一因?
2 総合的な学習を「元気にする」
(1) 総合で「新しい学力づくり」を行おう
・探究型で身に付く学力・習得型で身につく学力
(2) 教科と関連づけたプランを生かそう
・「情報テキスト」を生かす
(3) 指導スキルの幅を広げよう
・今必要なプレゼン学習
(4) 「本命」であるプロジェクト学習を実践しよう
・事例「宮古の自慢CMを作ろう」
(5) 自分がこだわる実践を取り入れよう
・メディアとのつきあい方学習にこだわって
総合は自分にとっては「新分野」。無事終わった時にはホッとした。このような講演を依頼されなければ、過去の自分実践を見直すこともなかったであろう。また、自分自身、過去の映像を見直すこともなかったであろう。その点では、有り難い依頼であった。
それにしても徳島の先生方はとても前向き、そして誠実であった。村井先生、堀川先生、土井先生をはじめお世話になった先生方に感謝したい。
Comments
Muraiさん、コメントありがとうございました。先生のお招きで今回徳島に行かせていただき、ますます徳島が好きになりました。
特にスタッフの皆さんのご配慮や真摯な先生方には、感心するばかりでした。眉山も目に焼き付いています。また、お会いしましょう!
Posted by: サトマサ | 2007.08.25 09:19
佐藤先生,とてもお世話になりました。
机が足りないほどの会場で窮屈な思いをさせて,申し訳ありませんでした。
しかし,徳島の先生方に模擬授業の新鮮さ,楽しさが十分に伝わったすばらしい研修会になりました。
また,先生のすばらしいお人柄も徳島の先生方には伝わったようです。
本当にありがとうございました。
Posted by: Murai | 2007.08.25 08:30