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2007.08.05

模擬授業に吟味は欠かせない

今日は第6回メディアとのつきあい方セミナー。毎回思うのだが,練りに練られた構成。積極的な参加者の皆さんのおかげで今回も大成功だった。スタッフ役の一人として,実に嬉しい。
自分は,第5回に続いて今回も模擬授業者役。
自分の授業力を鍛える場として,私の場合には「模擬授業」は欠かせない。もちろん,模擬授業と子ども相手の授業では目的が若干異なる。それでも,素材研究・教材研究レベルで「授業を構想する」という点ではほぼ同じと考える。

今回はセミナーの趣旨から,テレビコマーシャルと新聞についての模擬授業を行った。新聞については,「メディアのつきあい方学習実践編」で実践をしていたもの。新聞の資料もありスライドを作るだけ。テレビコマーシャルはスライド・指導の流れがすでにあり,それを授業化するだけだ。
自分の今回の事前準備はそれらを10分という「模擬授業」にスリム化すること。これは吟味が必要だ。時間も予想以上にかかる。授業の流れを再吟味する。修正する部分が出てくる。それに合わせてスライドも修正。その繰り返し。結局,今日の模擬授業の直前まで修正の連続だった。
発問・説明・指示にしてもそうだ。余分なのをそり落とす。それでもまだ多そうだから,さらに削る。さらに,実際の模擬授業で「時間オーバーをしたら,ここを削ろう」というところを決める。

昨日,今日はその吟味の繰り返しだった。実際の模擬授業は参加者の皆さんのご協力で,いい反応が返ってきた。これは嬉しいことだった。
実際の授業は子どもたち対象で一回勝負だが,模擬授業は趣旨に合っていれば,何回かはできる。その点では,今回は模擬授業で自分の持ち駒も増えた。これは,よき副産物。これから活用していきたい。

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Comments

影山先生,コメントありがとうございました。
そのメモを私も見てみたいです(笑)。発問や構成については当然入念に準備しますが,間や全体の見渡し等は自然体です。
今回の模擬授業で改めてメディつき実践の効果および楽しさを感じました。今後もよろしくお願いいたします。

Posted by: サトマサ | 2007.08.07 06:22

佐藤先生昨日はありがとうございました。影山@メディつきです。
先生の模擬授業を、ここは何秒の間、ここは全体を見渡す等細やかにメモをとらせていただきました。さらに、スライドの構成や発問、指示などしっかりメモりました。全て習得することはできないですが、少しずつ力をつけていきたいと思います。今後もメディつき実践をどんどんしていきたいと思います。ご指導をよろしくお願いいたします。

Posted by: kagesen | 2007.08.06 23:04

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