姿勢を学ぶ
学会で自分が発表することで学ぶことはたくさんある。
昨日書いた通りだ。
同時に他者から学ぶことも実に多い。
まずは発表に対する質疑の時間。
堀田先生や前田先生@熊本が次々にコメントを述べていた。内容は、的確そのもの。発表者の研究を紳士的に認めつつ、今後の研究のためのヒントを提案していた。
「この発表はこのような視点で見ていけばいいのか・・・」と自分も勉強になる。発表や論文の見方がわかっているからこそ、本質に関わるコメントが言える。質問や意見が言えないということは、結局は実力不足なのだということを改めて知った。
続いて、研究会メンバー。昨日だけでも10名近くの先生方とお会いした。遠くは福岡、山形から参加されている。むろん皆自費である。(発表者も自費)。
3連休の中日を、発表者ではないが学会に参加する・・・その学ぼうとする意志に改めて敬意を表する。自分も5年前の長岡での教育工学会が原点だった。やはり出かけなければダメである。
さらに、同じ分科会での最後の発表者が留学生だった。国はわからないが、モンゴルか東南アジアと推測する。他の皆さんと同様に日本語でプレゼンをした。かなり練習したのだろう。わかりやすい日本語だった。
学会では珍しいことではないのかもしれない。でも自分は初めてだったので、その真摯な姿に感銘を受けた。いずれは自国に戻り、日本で学んだことを広げていくのだろう。学問が広く普及することの意義も感じることができた。
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