ぶれない主張
10月の教育雑誌を読んだ。受けもたない教科も多くなっているが、二十年来の習慣なので、購読はしている。
今月号で印象に残ったのは、「授業研究」誌。「よい授業・わるい授業-名人の考える基準」が読み応えがあった。
野口芳宏氏・・・「ぎりぎり、この三つ -学力形成、全員参加、教師主導」
有田和正氏・・・「材料七分に腕三分の授業」
これらのキーワードだけで、「ああ、なるほど」とピンと来る。
お二人からの主張は20年前から学んできた。その原点と言うべきものである。そして、その主張はずっとぶれていない。この点が、名人たるゆえんであろう。
20年前の著書も自分の本棚にある。改めて接してみたいと思った。
Comments
たかはしさん、コメントありがとうございます。
確かにそうですね。私が有田学級を初めて見て衝撃を受けたのが1988年の2月です。もう20年前のことですが、有田節は今も健在です。数多くのことを今も学んでいます。
Posted by: サトマサ | 2007.09.23 21:48
懐かしく読みました。両氏とも今でもあこがれの実践者ですが、有田先生の名言「追求の鬼を育てる」は今も私の原点になっています。でも、ふり返れば、向山洋一氏の法則化運動・松本キミ子氏のキミ子方式・有田和正氏の教材開発など、自分が学ぼうとした往年の達人は未だに現役で活躍されたいるのが嬉しい限りです。
Posted by: たかはし | 2007.09.23 02:41