北方小からのヒント
昨日に続いて北方小のこと。当然のことながら、出張では「自分の学校で生かせることは何か」という視点で見ていく。いくつかヒントになることがあった。その中から3つ抜き出したい。
1 家庭学習
これからのことであるが、家庭学習の習慣化を研究部で何とかしなければいけないと思っていた。各学年ともそれなりに取り組んでいるが、なかなか具体的な対応策は手が回らないのが実情である。北方小では「手引き」を作っていた。「やはりそうか」という思いであった。力を入れて工夫している先生方は、このような「家庭学習メニュー」を作成して、具体的な取り組み方法を教えていた。そして、一つのアイデアが閃いた。来週提案ができそうだ。
2 ミニ研究授業
北方小では2年半で58回ものミニ研究授業をしたとのことである。計算すると一人あたり年3回程度となる。これはすばらしいことだ。本校の研究授業に対する先生方の熱意もすばらしいものだ。一回の研究授業に注ぐエネルギーには感心する。同時に「年に1回だから」という意識があるのも事実だ。
もっとも、いろいろな事業の関係で2~3割の先生方は年数回の研究授業を行っている。ミニ研究授業方式と同じだ。その点を切り口に、本校なりの研究授業スタイルが似た形でできるのでは・・・と思った。
3 研究紀要の工夫
北方小の研究紀要は充実したものであった。理論的な部分に注釈がつき、指導案にしても「ICT活用の意図がわかる」「重点研究である発問指示が明記する」といった部分に工夫が見られた。9月であるが、自分の中では「研究のまとめをどうするか」、そして「来年度に向けて」というのが意識の中にはある。その点では、大いに参考になるものであった。
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