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October 2007

2007.10.31

車窓から

いつも新幹線に乗っても車窓に目を向けることはない。
今日、ふと窓からのみちのくの景色に目が行った。遠くの山々も田んぼも秋の景色だ。(そういえば、先週大阪に行った時に、愛知や岐阜県でまだ稲刈りをしていない田んぼがあった。これには驚いた。)

そして、自分の今は、季節でたとえたらいつなのかな・・・と思った。人生のスタートが春だとすると、燃えるような夏は通り過ぎた。今は秋に入って紅葉に向かっているあたりか・・・・と。いい季節である(そう思いたい)。

いつだったか、「自分の年齢を3で割る」という話を聞いたことがあった。その数字が人生を一日にたとえた時の時刻。自分は15時。まだまだ精力的に働いている時間だ。同時にコーヒーブレイクや充電が入ってもいい時間。
アウトプットは継続しつつ、自分にとっての学びの場をもっと求めていきたいものだと思った。

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2007.10.30

0から1を作る

文化祭後だが(だから?)、すべきことがたくさん。
特に今は来月10日の「感謝とエコ推進の会」の準備に時間を割いている。
この会は今年度、本校が改修をしたことについての会である。自分のメイン担当は、次の2つ。

・本校の環境学習のしおりを作成。(当日配布の冊子に挿入。A4で8ページ。ビジュアルに)
・本校の環境学習の発表(20分間)

先のような会は初めてであるから、この2つも初めて。参考するものもそれほどあるわけではない。
何もないところから作るということは、当たり前だが楽ではない。例年通りというわけにはいかない。
しおりも発表も構成段階を吟味した。どうしたら、各学年の特色を表現できるか。どういう流れにすれば、効果的か・・・等々。
いわば、0から1を作り出す作業であるが、自分一人で作る(他学年から情報はいただく)という点は、マイペースでできるという点でよかった。そして、実際に形になってきた時には、やはり嬉しさ・やり甲斐を感じた。これこそ創り出す喜びだろう。
今回のことも自分にとって、1つのいい経験である。

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2007.10.29

適切なICT活用

今日の研究授業で「このICT活用はいいなあ」と思った。

教科は国語。説明文の学習である。実物投影機とプロジェクタを使っていた。
といっても教科書本文を写すのではない。学習範囲の説明文はきちんと模造紙に書かれていた。サイドラインを引いたり、常に活用したりするので、確かにこれは紙の方がよい。
では何に使うのか。ワークシートを拡大して映す時のみ、活用をしていた。当てはまる文章を書く時や書き方を説明をする時のみの使用だ。使う時間は限られている。不必要な時には消している。まさに部分活用だ。
子どもたちは文章を書く時に、スクリーンを見て、自分が書いているのが正しいのかどうか教師が書くのを見て確認をしていた。子どもにとって、有り難い投影だったことがわかった。ワークシートの書き方を説明するのなら、確かに子どもたちと同じものを示した方がよい。

今日拝見した先生は、日常的にICTを活用している。実物投影機の活用率も校内NO1であろう。活用の経験回数が多ければ、効果的な活用方法が身に付くということがわかった。やはり、「経験」なのである。

※それにしても本校の場合は、実物投影機は女性教師に人気である。男性教師はPCを活用したデジタルコンテンツ提示が多い。性差による違いがあるのかもしれない。

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2007.10.28

点が線になった

盛岡の健康教育大会で本校の給食及び食育指導について発表することになっている。
本校は昨年度文科省で表彰を受けている。その縁での発表だ。

「なぜ自分が給食や食育の発表者か」ということは省く。給食のジャンルは初めての発表。(食育は一昨年プロジェクトに入っていたので、いくらか知識がある。)
昨日、今日とその資料作りに取り組んだ。予想以上に苦戦。A4で10ページ分がようやくできた。
昨年の文科省に提出した資料、今年の写真を他の先生方からいただいた。それと同時に役だったのが、自分の写真や実践だった。そう、5年生の時も6年生の時も食育に力を入れて取り組んだ。その写真や記録も残っている。さらに、バイキング給食や調理員さんとの交流給食の写真や学級通信もある。学校Webの「今日の給食」も続けている・・・・とリストアップしたら、給食関係の資料がけっこうあったのだ。また、以前「水沢小学校」で検索した時に見つけた記事(これは自分は見たことがなかった)も役だった。

これらは全て点であった。それが今回の給食の発表という機会で線になった。意外だったが、このように過去の財産が生かされたことは嬉しいことである。

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2007.10.27

卒業生たちの成長

今日は中学校の文化祭。
3年前に担任した子どもたちが3年生、昨年度卒業した子どもたちが1年生にいるということで、同僚と一緒に参観に行った。
メインは合唱。前日に卒業した子どもたちが来て、文化祭の話やら、最近の学校の様子を教えてくれた。ふだん遊びに来ない子たちだったので、違った情報に「へー、そうなんだ」と話を聞かせてもらった。

合唱は学級ごとに2曲。課題曲と自由曲だ。挨拶する姿、指揮をする姿、合唱する姿・・・ステージが遠かったが子どもたちの成長ぶりにジーンと来るものがあった。やはり子どもたちの成長は嬉しいし、教師自身も励まされる。
3年生は明日合唱ということで、今日は作品だけ。学級ごとに壁新聞は圧巻だった。見た目のデザインの鮮やかさもだが、文章の内容が実にいい。中学校は「運動会」「文化祭」が2大行事だが、どちらも拝見して、本当に子どもたちのよさが見られた。嬉しいものである。

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2007.10.26

原稿で家庭科関係の執筆に取り組んでいる。
「何で家庭科?」と思われるかもしれないが、結構縁がある。
平成12年の県の家庭科教育研究大会では授業者であった。また、この年度は筑波大学附属小学校での家庭科部会で研究発表もしている。一連の実践はこちら。全て食の実践だ。

さらに17年には、「企業と作る食育」ということで、マクドナルドと提携した授業実践も行い、その実践が掲載された本も出版されている。さらに今度の岩手県健康教育大会では本校の給食について発表することになっている。(昨年度本校は給食で文科省表彰を受けている)

こういうのはやはり縁だと思う。

図工もそうだ。初任校は校内研で図工を研究していた。県の造形教育研究大会の会場校であったし、翌年には学校公開もした。2校目も県の造形教育研究大会を開いた。さらに現在地区図工研究会の事務局が6年目。これもまた縁としかいいようがない。

実は、小学校時代、家庭も図工も自分にとっては苦手な教科だった。それがこのような縁がもとでまがりなりにも、指導はできるようになった。まさに縁のおかげ。有り難いことである。

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2007.10.25

雑誌で視野を広める

自分の担当外の雑誌でも、「自分の勉強になる」「視野を広める」というものはとり続けている。
たとえば、「学校運営研究」(今は「学校マネジメント」という誌名)などは、管理職向けのものだが、20年ぐらい購読をしている。「学校全体を見る」という視点を学ぶことができた。

今も算数と社会しか授業では担当をしていないが、国語・理科・体育・道徳の専門誌は購読している。「また役立つ日がくる」ということも考えているし、「ずっと購読していて、やめる方に違和感がある」という理由もあるからだ。

さて、今年度になってから「教職研修」(教育開発研究所)と「総合教育技術」(小学館)を購読しはじめた。担任外で総務関係の仕事も多くなったので、学校全体を考える参考資料としたいという思いからだった。
知っている人は執筆しないだろう・・・と思っていたら、結構登場する。たとえば、今月の「教職研修」には、三木市の梶本先生や東京の野間先生がご執筆されている。知識を増やす雑誌であり、お二人の原稿から学ぶところも大きかった。
また、「総合教育技術」には、私の「授業のアイデア」「ノート指導のコツ」等、一連のイラストを描いてくださった斉木さんが、教育現場マンガ?を描かれている。知っている皆さんのご活躍ぶりを拝見させていただくのは楽しいことである。

ちなみに「総合教育技術」には、水泳の長崎宏子さんのインタビューが掲載されている。秋田県出身のオリンピックスイマーである。実は私が大学時代、ちょっとした縁で長崎さんの中学校3年生時代の学級に入ったことがあった。学生が中学校で授業をする様子を撮影するカメラマンである。当時は全盛時代で、オリンピック代表にすでに選ばれ、優勝を期待されていた超有名人であった。しかし、学級では発言はよくするもののきわめて普通の中学生。今考えると当たり前なのだが、「意外」と感じた記憶が蘇ってきた。

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2007.10.24

New Education Expo 仙台

New Education Expo 仙台が11月21日(木)に開催されます。
私は、「学力向上とICT」というセッションでパネラーとして登壇します。
実物投影機を使ったICT活用について話します。
ご都合のつく方はぜひご参加ください!
くわしいWebはこちら
講座内容がわかるWebはこちら。以下私が登壇するセッションの内容です。

講演内容:

【コーディネーター】
東北学院大学教養学部准教授
稲垣 忠 氏

「みればわかる きけばわかる やればもっとわかる」ICT活用
小学校高学年算数科や国語科、総合的な学習の時間等において、教師・児童が、普通教室で日常的にICTを活用した授業実践事例を報告します。E-黒板やプロジェクタ、実物投影機、プリンタなどを効果的に授業で活用した事例や、市販・フリーの教材ソフトを授業で活用した事例など、普段から授業で簡単に使え、かつ学力向上や生徒の活力向上などに繋がる授業事例をご紹介します。現在e-黒板の普及のための調査研究にも参加し、学校全体で積極的に授業でのICT活用に取り組んでいます。
宮城県富谷町立成田東小学校
佐藤 靖泰 氏


大きく映すICT活用でわかる授業を!
普通教室の授業でICT機器を活用した実践事例をお話し致します。
『小さな教材を大きく映す』教材提示装置とプロジェクタを組合わせるICT活用は、子どもたちの集中力を高めるだけでなく、子どもたちの理解を深めることにとても効果的です。口頭の説明だけではわかりにくい事も、大きく映した教材で指し示すことができるので、指示も通りやすくなります。
『わかる授業』の第一歩として、簡単に取組むことのできるICT活用を皆さんも始めてみませんか。
岩手県奥州市立水沢小学校
佐藤 正寿 氏


普通教室にちょこっとICTで、子どもに力をつける!
本校では「大岡小パワーアッププログラム」の一つの手立てとして、普通教室でちょこっとICTを取り入れた授業を行い始めました。各教科のねらいを達成するために、プロジェクタ+実物投影機+マグネットスクリーンという3点セットを活用して、必要なものを必要な時にちょこっと見せるという授業を全校で行っています。「ちょこっと見せても効果は大きい」そんな授業を目指しています。
まだまだ動き始めたばかりの実践ですが、日常的に活用することにより、児童の集中力や表現力が育ち始めてきたことを感じ始めています。
栗原市立大岡小学校
成瀬 啓 氏

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2007.10.23

今年も食堂

昨日に続き文化祭ネタである。
本校の文化祭の特色の一つに6学年PTAによる食堂・販売経営がある。
学年PTAが主催で体育館で食堂(うどん・カレー)と販売(十数品目)をするのである。子どもたちも給仕や売り子になるだけではなく、会場準備をする。収益金は子どもたちの教育活動に還元される。

これは、毎年しなければいけないものではない。その年々の学年PTAの考えで行うかどうかは決定する。
今年我が家は6年PTA役員。最初の会議では、「今年も行う」という方向で話し合いが進んだ。
・やはり、子どもたちにとって価値がある活動であること。
・保護者が団結する機会でもあること。
この二つだけでも、確かに十分に価値がある。

事前の準備段階では会議が5回。自分も一回出たが(後は家内が出席)、その時には10時を越えての帰宅だった。
綿密な打ち合わせをして当日を迎えた。役員だけではなく、他の保護者の皆さんも作業では実に協力的だった。

文化祭でPTAで食堂をしている学校は、かつては近隣の学校でけっこうあったが、その準備や作業の大変さから今は少ない。今度、どれぐらい続くかはわからないが、今年は今年で価値があったPTAの食堂経営であった。

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2007.10.22

初の環境学習展

今回の本校文化祭で新しく取り組んだことがあった。
環境学習展である。何回かこのブログで紹介しているが、昨年からの校舎改修と同時に本校は環境学習にも力を入れている。主題研究ではないものの、各学年で現在の教育計画でできる学習プログラムを組んでいる。

また、岩手県では「いわて型コミュニティ・スクール」を運営し始めている。これは学校と地域・保護者が一体となって、目標達成型の学校運営を指向するものである。その核が本校の場合、環境学習である。そういう事情もあって、文化祭といった地域に公開する日に環境学習展を催すこととなった。その担当に自分はなっている。
当初は日常の学習作品の簡単な展示だけで十分と考えていた。しかし、「これならば無理せずにできるのでは・・・」「ついでだから、これも展示できるのでは・・・」というアイデアが追加されてきた。
結局、次の3つが大きな柱になった。

■日常の全学年での環境学習作品・写真・実物の展示
■6年生の環境学習の発表および5年生の環境福祉委員会による実験実演
■市役所環境課のパネル・本校の環境学習の取り組みのポスター展示

展示自体には多くのお客さんに立ち寄っていただいたし、6年生の発表も熱心に聞いていただいた。また、手回し発電機の実験演示では、わかりやすいさもあって園児もおもしろがって試していた。
私自身も本校の環境学習の取り組みをA4で8枚にまとめた。11月10日の式典のしおりになるものである。けっこう時間がかかったが、その分、満足のいく仕上がりになった。この点では、各学年で計画的に写真撮影をしてもらっていたのが助かった。また、改修関係の業者さんから写真をデータでいただいたのも有り難かった。これからの時代、「記録」という点では、デジカメは授業での必需品の1つである。

さて、この環境学習展、一回だけの展示ではない。11月1日の一斉授業参観日にもそのまま展示する。さらに11月3日の公民館祭りでは高学年発表。そして10日は式典。環境学習花盛りの秋である。

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2007.10.21

仕事日記10万アクセス

ブログと共に毎日書いている仕事日記が10万アクセスになった。
この形でのスタートが2003年12月である。それ以前に自分のホームページで2002年1月1日から仕事日記をスタートしている。間もなく丸6年間、仕事日記を毎日欠かさず書き続けていることになる。

もともとは、ホームページ更新の苦肉の策だった。一通り自分の過去の実践や学級通信等をアップしたら、ホームページ更新のネタがなくなり、一週間に一度の更新といった状態が続いていた。「ならば日記を・・・」ということで書き始めた。

仕事日記を書き続けるよさはいくつもある。
・自分の仕事の備忘録になる。
・毎日ネタがあるので書く習慣が身に付く。
・自分の過去の仕事から励ましをもらう。
・公開することで自分の仕事ぶりを知ってもらう・・・等々。
もちろん公開できる部分での仕事日記だ。可能である限り続けたい。

ちなみにこのブログは26万アクセス。本体ホームページは14万アクセスが近づいてきた。

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2007.10.20

子どもと一緒に作業をする幸せ

今日は文化祭展示作業。
担任ではないが、自分も2つの展示作業がある。クラブ展と環境学習展だ。

担任時代、子どもと一緒に作業をすることが楽しかった。授業時と違う子どもたちのがんばりぶりを見られる。子どもたちと雑談ができる。さらに、教師一人で行うよりはるかに早く仕事が終わる。子どもたちも、作業する力も結果的に伸びる。
だから、このような展示作業だけではなく、日常的に「昼休み、手伝い求む!」というPRを給食時間、よく出したものだった。本当にあれこれ助かった。

今年はそれがない。むしろ、子どもたちの補助がなくてもできる仕事ではある。実際に、一人で行って数時間で終わったのだから。
それにしても、掲示をしている時に「よし、一気に終わろう!」といったエンジンはかからなかったなあ・・・。やはり、共同ですることでやる気も違ってくることを実感をした。

子どもと一緒に作業できることは幸せなのだ・・・担任外になってから、いろいろな面に気付くが、今回はこのことだった。

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2007.10.19

大規模校の幸せ

あさっての文化祭のステージ発表では全校で合唱をする場面がある。
そのための練習を何回か音楽集会でしている。
今日もそうであった。子どもたちは一生懸命に歌っている。教師も自分たちの役割を考えて、サポートしている。

数回注意点を確認しながら歌い、まとめで歌い終わった時のことだ。「合格だろう」というレベルに思われたし、指揮をしている先生も、時間的・レベル的にも「これで終わりでいいであろう」と考えて、発表全体担当の先生に、「いいですか?」と確認した。
すると担当の先生は、少し躊躇して「あと一回」と指示をした。即座に理由を子どもたちに説明した。子どもたちも「終わりだろう」と思っていただけに、ちょっとした違和感のある空気が広がる。
「指揮する先生も指導しにくいかも・・・」と一瞬思った。
すると、鮮やかであった。指揮する先生は、「わかりました」と話した後、子どもたちの心を察知して、「はい、座って。手をブランブラン・・・」というように、気持ちを切り替える軽い運動を始めたのである。子どもたちもリラックスして、やる気になる。その後歌った最後のまとめの歌は見事なものであった。

ほどほどのレベルで終わってもよかったが、あえて高いレベルを求めた先生。
子どもたちの心を見抜き、即対応した先生。
すばらしい場面を見させてもらったと感じた。
大規模校では教師の数だけ、指導の幅も広いと思っていたが、まさにその通りである。改めて今日、そのことを感じた。大規模校の幸せである。

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2007.10.18

決断力が必要なとき

とあることで決断力が必要な場面に遭遇した。
今まで経験していないことである。
ただし、本等を読んでいるので、理論的には「こうすべき」ということが頭には思い浮かぶ。しかし、実際の場面に遭遇するとそんなに簡単にどうすべきかは、パッとは出てこない。

そこに先輩教師。
見事な対応だった。的確な指示。スピード感ある対応。
そこには確固たる基準、原則があるのだろう。
きっと現場で何度も学んだことだろう。
理論を学び、実践も学ぶ。
もっともっと学ばなければ。

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2007.10.17

社会科特集

今週から始まった教育ルネサンスは、社会科特集。先週から楽しみにしていた。
一回目を昨日読んで驚いた。水沢高校が出ていたからだ。地元の高校であり、我が子も入っている。
スーパーサイエンスハイスクールの指定校であり、その関連でのニュースはよく目にしていたが、今回は社会科である。この内容(国名の認識力が低いこと)は、小学校でいえば都道府県の認識力が低いのと関連があると思う。自然に覚えてくれれば言うことはないが、それは無理。ならば、工夫して覚えさせたり、興味をもたせたりするしかない。
今担当している子たちは、6年生になってからの社会だ。どれぐらい都道府県名を覚えているだろうか。歴史分野が終わってから、調べてみたくなった。そして、覚え切れていない場合には、工夫をしていこう。それが中学校へのプレゼントだと思う。

なお、今回は私も出前授業でお世話になった帝国書院のことが書かれていた。さらに糸井先生@京都のインタビュー記事。いろいろなところでつながっているのだと感じた。

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2007.10.16

貴重な参観授業

今日、「学力向上と学校におけるICT活用の効果に関する総合的・実証的研究」(ICT活用のエキスパート教師が学力向上のために施している授業設計・学習環境設計の特徴)のプロジェクトで宮城の皆川学級を参観させていただいた。しかも中川先生、堀田先生にご同行させていただけるという僥倖。貴重な時間だった。

皆川先生の授業は、昨年2度拝見している。ただ、どちらも公開研究授業だったので、授業について話をする時間はなかった。今回は、じっくりとお聞きしたいことに時間を割けたので、大変勉強になった。ちなみに6年社会の授業であった。
数多く学んだことがあったが、細やかな学習技能の鍛え方やICT活用には特に目を見張った。たとえば、フラッシュ型教材での子どもたちの張りのある声、適宜行われる音読(社会の時間)。さらに付箋紙で厚くなっている国語辞典(社会の時間)。そして、発問・指示が明確な指導案にICT活用の目的の明確化。
考えたい授業の観点が次々と出てくる授業であった。

その後のヒアリングも貴重な機会だった。質問で自分が学びを深められただけではなく、中川先生・堀田先生のご助言もうなずくことばかりだった。
「もっともっと勉強しよう」・・・そう思うような参観授業だった。

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2007.10.15

情報が集まる

不思議なことにあることにアンテナを張ると関連情報が次々と入ってくる。
最近環境教育・環境学習に関わり始めている。今週中に、しおり(来月の改修工事終了関係の式典用)の原稿や文化祭での掲示物をまとめなければいけない。もちろん、本校なりの特色を考えていかなければいけない。
そのための情報収集や文献収集も始めている。先週の公開参加はその一環だ。

そう意識しだしたら、定期購読の雑誌の中に環境教育が特集されたり、県WEBをチェックしていると関わっているプロジェクトを見つけたりしている。
そして、先週の研究会でNHKでも学校放送番組で環境学習のものがあることを知った。
ど~する 地球のあした」である。4月からスタートした新番組ということだ。
Webの番組、資料やリンクからかなり貴重な情報を得ることができる。(リンクを辿っていったら、地元水沢に環境アドバイザーがお二人いらっしゃることを知った。そのうちのお一人は学校の近く!)
さらには、自分がかつて入っていた「おこめ」と同じように子どもたちの交流システムもある。
これでまた、本校の環境学習が一つの広がりをもつことになりそうだ。楽しみである。

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2007.10.14

ビジネスモデル

すぐにすべきことがあるのだが、一仕事のあとはなかなかエンジンがかからず、ゆっくりしてしまう。ここが自分の弱点とは知りつつ、それでいいバランスを保っているのなら、その中で考えられる工夫をしていこうと思う。自分の仕事方法は常に変化を指向していかなければ。

さて、今朝見た「がっちりマンデー」。国道沿いに出店し、成長している会社の話だった。「洋服の青山」やラーメンの「幸楽苑」等、岩手の国道4号線でもなじみのお店が紹介されていた。
それぞれきちんとした戦略があり、一つのビジネスモデルになっているということだった。

国道沿いのお店といっても浮き沈みが激しいだろう。我が家から1kmほどで国道4号線だから、よくその国道沿いの店も利用するが、勝ち組の方が少なく、負け組の方が多い気がする。それだけに勝ち組の戦略は、よほど考えられたものだと思うし、ビジネスモデルにもなるだろう。

教育の場合には、「ビジネスモデル」は自分のテリトリーではどんなところであてはまるのだろうか。いくつか考えられる。自分の実践、研究。学校の研究。関わっているプロジェクト等々。いずれまとめていきたいものだ。

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2007.10.13

東北青年塾

第2回の東北青年塾が行われたのが一週間前。
その報告ブログが公開されています。こちらです。
アンケート結果では運営面で課題を残したものの、内容面の満足度は高いです。今回は、塾生の模擬授業やレポート検討もあり、実践を知る幅がグーンと広がったのが、その結果になっていると思います。

立ち上げからは、3カ月連続で塾を開くことになっています。11月は11日(日)に開くことになっています。
その案内はこちら
さらに2月は一つのイベントを立ち上げる予定です。着実に前進している・・・・そんな青年塾です。

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2007.10.12

公開の形

今日の環境教育大会は、「公開の形」としてみれば、いろいろと考えさせられるところがあった。

・保護者参観日とのセット
・環境学習に係わるゲストティーチャーによる8つのセッション
・講演を児童も聞く

このような形は雑誌等で知ってはいたが、実際に目にするのは初めてであった。いろいろと考えた末の結論だっただろうと思う。たとえば参観日とセットになれば、私のような一般参加者は参観しにくいという事態も予想される。しかし、それ以上に保護者に環境学習を知ってもらう方が大事だと考えたのだろう。(ちなみに一般参加者として困ることは全くなかった。)
ゲストティーチャーは企業、NPO法人の団体、行政等様々だった。今までも関わりがあったようで、教え方も慣れていた。子どもたちも異学年が一緒になって学んでいた。

このような様子を見れば、学校公開の形は、その学校の熱意の反映だと改めて感じる。9月末の北方小はポスターセッションだった。東北では珍しい形だった。しかし、今までの研究の成果が一番的確に伝えられたと思う。
今日もそうだった。この学校が今まで取り組んできたことの強みが反映されていたと思う。

自分の他にも環境教育の公開に参加する先生方は何人かいる。その先生方の情報をもとに、今後の本校なりの形を作っていきたいと改めて思った。

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2007.10.11

教材開発への熱意

昨日は理科部会の授業研究会で、センターの研修主事さんが来校された。
授業についての助言はもちろんだが、それ以外で実に学ぶことが多かった。

一番なのは、教材研究の楽しさである。昨日の授業の単元が「大地のつくり」ということで、それに関係するいろいろな種類の石や、購入した化石、さらには最近のインターネット情報までおみやげとして持ってきていただいた。さらに熱く教材研究の話をされていた。
理科は自分にとっては、教材開発の分野ではないものの、その話の内容と共に教材開発する熱意にも感心した。そういえば、このごろ教材開発をしていないのでは?原稿も書いていないのでは・・・?
担任外でもこういうことはできるはずだし、新たな提案もできるはず。改めてそう思った。
今年はセンター協力校ということで、多くの学びがあるが、こういう面でもいい学びをしていると思う。

もう一つなるほどということがあった。「研究会ではICT活用が話題になりませんね」という話である。これは本校がICT活用をしていないという話ではない。研究授業ではよく活用されている。でも、日常的に活用されているので、あえて研究会のメインの話になることはない。(これとは別に効果的なICT活用については、ICTプロジェクト部会で研究されている。)これまた考えさせる話であった。

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2007.10.10

「定番」はやはりよい

今日は時々コメントをお寄せ下さる岩手大学の梶原先生が来校され、地球温暖化に係わる飛び込み授業をしてくださった。対象は6年生。昨年に続いて2年連続である。
人数が2クラス同時(約70人)で2コマということで、行える内容は限られている。この点は大規模校の運命。
しかしながら、昨年と同様にインパクトのある授業だった。

特に「大海の一滴」に対する子どもたちの学びは大きかったと思う。次のようなアクティビティだ。(以前、プロジェクトWetにあったものから掲載)

●大海の一滴
地球にあるすべての水を1リットルの水に喩えた時、人間の使える水の量はどのくらいあるのか実際に水を測りながら説明し、世界が抱える水問題の要因と解決策を考えていきます。私たちが使える水の量を具体的に知ることで、人間が使用できる淡水はわずかであること、淡水は限りある資源であること、保全対策が必要なことを学んでいきます。

進め方
(1) 1リットルの水を見せ、これを地球にある全ての水に喩えてみましょうと伝えます。
(2) 地球上の水のある場所を尋ね、人間が使うことのできない水を別の容器に移していきます。
(3) これを繰り返し、人間が使うことのできる淡水はわずか1滴であることを伝えます。
(4) 実演の結果を子どもたちと話し合います。

昨年は、この実演実験が子どもたちにとって印象深かく、多くの子が感想で触れていた。今年もきっと同様であっただろう。有り難い飛び込み授業であった。
そして、やはり「定番」はいいものだと思った。私も模擬授業をする時に、いくつかの「定番」がある。この間の青年塾の時に行った「国のイメージ(モンゴル)」もその一つである。
大事なのはその定番をどんどん増やすことである。増えない状態がマンネリ。そうなってはいけない。

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2007.10.09

環境教育文献

今年は環境教育も自分の研究の一つである。
自分自身は、担当している学年では実践の可能性は低いのであるが、校舎エコ改修の指定を受けて、取り組むことになっている。これを追い風に「エネルギー教育実践校」にもなっている。
といっても、あれもこれも・・・・というわけにはいかないので、上半期は主題研究をメインに。
そして、文化祭での発表あたりから、環境教育にも本腰を・・・というところである。そして、その準備(といっても文献探しだが・・・)をしてきていた。

すると不思議なもので、そういう時に限り、いろいろな情報が入ってくる。
たとえば「初等教育資料」(東洋館)の10月号の特集は「持続可能な社会の構築をめざす環境教育の推進」である。有益な情報が多く掲載されていた。
さらにこれを読むと、この3月に「環境教育指導資料」という冊子が文科省から発行されているとのこと。もしや・・・と思ってWebで探すとあった。こちらである。108ページにもわたる貴重な資料だ。これもじっくりと読んでいこう。
そして、11月の県教研でも発表することになった。今回は雪をテーマにしようと思っている。その中には雪エネルギーも入っている。

いったん文献を探すとこのようにいろいろとつながって、情報が入ってくる。これも幅広く本校が取り組んでいるメリットである。一つのことに絞るのもいいが、大規模校は「幅広く」がキーワードであろう。ちなみに先生方もいろいろな方面での実践者も多い。幅広く学んでいこう。

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2007.10.08

保護者の協力

今日は本校のPTAの引っ越し作業であった。
およそ三十数名の保護者が集まった。3連休で各種行事が目白押しの中、駆けつけてくださった。
有り難いことである。テレビの移動や資料室の整理等、大人でなければできない仕事である。作業はてきぱきを進み、予定より早い時刻に終わった。

本校の保護者は実に協力的だと転勤してきてから思っていた。PTA学年レクやPTAの専門部、そして6年の食堂等、本当に「ここまでよくやってくださる」と思うことがしばしばだ。モンスターペアレンツなど、対極にある言葉だと思っている。(もちろん、担任への要望は出てくる。これは当然のことだ。)

ただ協力的な保護者が今まで学校で活躍する場が少なかったのでは・・・と感じた。例年であれば役員さんだけががんばるPTA活動だ。しかし、今年度になってから、このような引っ越しの奉仕作業、金管クラブの楽器運び等、手を挙げて手伝う機会が増えている。
これは学校にとっては有り難いのはもちろん、保護者にとっても「我が子の学校のためになっている」という有用感をもってもらえるのでは・・・と思った。その点では、「保護者にお願いをする」ということ遠慮すべきではないと感じた。

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2007.10.07

「教育力をみがく」再読

自分の執筆する本の関わりで家本芳郎先生の「教育力をみがく」(寺子屋新書)を読む。
改めて名著だと感じた。自分が執筆する時の参考にももちろんなったのであるが、それ以上に、今の自分の「教育力」の見方・考え方に一考を促すという点が強烈であった。

たとえば、廊下歩行の指導。一言「廊下は走らないように」と言ってすませてしまいがちだ。ここに示されている指導の深さ。
たとえば、体育館での座り方の研究。「子どもたちの立場にたって考える」とよく言うが、ここまで考えた教師集団はないであろう。
たとえば、「雨の日に花にわざわざ水をやる」子どもの見方。普通なら、「今の子は、こういうふうになっている」と言って、エピソードの一つになるのかもしれない。その子の真意を確かめてみれば、その行いもなるほどと思う。そして、表面ばかりを見ていた自分の浅はかさを恥じる・・・。

担任外になってから、このような指導についての自分の感性や考えが鈍っている気がする。しかし、学校全体が指導の場なのだから、担任と同様の気持ちで指導にあたりたいと思った。
家本先生が亡くなられてから2年近くが経つ。しかしながら、本を通じて教えは残る。また、直接受けた励ましの言葉は一生残る。改めて「ありがとうございました」と言いたくなった。

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2007.10.06

第2回東北青年塾終了

第2回の東北青年塾が終了した。今回の参加者はスタッフを含めて22名。最大30名までの募集であるが、20人前後が「塾」という形ではちょうどいいのではないかと思う。

今回特筆すべきなのは、模擬授業が3本、レポートが6本、塾員や参加者から出てきたということである。私も含めスタッフも模擬授業をしたから、実に多くの模擬授業、レポートとなった。その分、検討時間が不足するという面もあったが、「幅広く学ぶ」という点ではよかったと考える。

自分が今まで経験したことでいえば、一回目のイベントに比べ、どうしても2回目は人数的にも内容面でも落ちることが多かった。しかし、この青年塾では、参加人数は少しは減ったものの、内容面では本当に充実していた。その点では、今後も楽しみである。

スタッフの運営としては、代表の阿部さん、そして佐々木さんにかなりのエネルギーを注いでもらっている。有り難いことだ。上條さんにはご多忙の中での参加。自分の中での位置づけについてあれこれ考えるが、今の状態がベストとも考える。いずれ、第3回、ネットワークプレ大会と続く。いい流れを続けていきたい。

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2007.10.05

事務仕事の腕

今もポジションについてから、一度事務仕事について書いたことがあった
それからおよそ半年。相変わらずの文書量と非効率的な事務処理が課題だ。学級担任と違って、授業時間以外の時間にはそれらをする時間もあるのに、腕があがっているとは思えない。(もっとも時間はあっても、次々と仕事も入ってくる。一定時間じっくり・・・というわけではない。)今日も文書の修正を連絡され、思わぬところで時間を食ってしまった。こちらの解釈が間違っていたわけではないが、よりよい書き方ではなかったということで。

こうやって仕事を続けていると、やはり学校での文書に対する事務仕事の腕というのは明らかに存在する。どう的確に解釈し、効率的に処理するか。
今までは担任としての事務処理の効率化はかなり、定型化し、自分なりのものを仕上げた。教材開発の方法、家庭学習やノートチェック、学級通信作成、集金等々。本で研究もしたし、自分で様々実践してみた。それを20年以上続けたのだから、能率も上がるわけだ。

今はまだ半年。しかも、関連図書を読んで研究したわけでもない。というより、図書も少ないだろう。その点では、まだまだ試行錯誤が必要だ。自分にとって新しい分野だから、いろいろな開拓の余地があるのも事実。先を見通して、腕をあげるようにしていきたい。

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2007.10.04

上半期の反省点

いつの間にか平成19年度も上半期が終わった。
半年が過ぎて「これは反省点だ」と思っていたことがあった。
読書である。
研究や原稿等の関係の本は買って読んでいたし、教育雑誌もいつものペース。
しかし、それだけで終わることがこの前半は多かった。
とある勉強でインプットはたくさんしているが、やはりものの考え方の基礎となる部分もたっぷりと吸収しなければいけない。その点で上半期は完全な基礎力不足だ。このブログの「読書」のエントリーが少ないのもそれを証明している。

原稿、講義、発表等のアウトプットは例年以上に多い。しかし、アウトプットが出来るのは、それ以上のインプットがあってこそ。「時間的余裕がない」ということはない。自分より余裕がない人で、読書も仕事もハイペースで行っている人を知っているからだ。
結局はやる気と工夫の問題。明日からさっそくがんばっていこう。

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2007.10.03

ワークショップ型の積み重ね

昨日は算数部会授業研究会であった。
3年生の授業をもとに、研究会を行う。例によって「ワークショップ型」である。
このワークショップ型を続けてきて、いくつもの変化が出てきていることに気付いた。

1 付箋紙のグルーピングの大幅短縮
 授業参観の時に、授業の視点で気付いたことを付箋紙に書いている。それらを研究会では、模造紙に貼り、グルーピングをする。
 最初に取り組みはじめた時には、どうグルーピングしたらいいのか迷う部分もあったが、取り組み初めてから数分でできるようになってきた。これはにより、大事な話し合いの時間がより確保されるようになった。

2 成果と課題が明記できる
 グルーピングする時点で、「この点は今日の授業の成果」だな・・・とおぼろげながら考えている。実際の話し合いで、それが明確になる。そして、書き込み担当者が成果をはっきりと書くことによって、全員で成果が確認できる。

3 教師自身のまとめる力、プレゼン力もつく
 模造紙にまとめたものは、代表者が発表をする。発表者に選ばれるのは、「勉強をする」という意味合いもあり、若手の教師が多い。その先生にとっては、話し合ったことを「まとめる力」「プレゼンする力」が間違いなくつく。説明が上手になっていくことがわかる。

4 何よりも研究が積み重ねられる
 前回までの研究会の内容が話し合いでどんどん出てくる。つまり、前回までの成果と課題が生かされるのが、ワークショップ型である。その点では間違いなく、研究が積み重ねられる。

 先生方もワークショップ型のよさを感じて、毎回充実した部会研究会を行っている。むろん、課題点はあるのだが、それも一回ずつ改善していっている。私自身もいい勉強をしている。 

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2007.10.02

視点を変えて情報テキストを活用する

今年はシティ・サクセス・ファンドから研究助成を受けている。
事務局の方が盛岡でご講演があるということで、先週、学校訪問させていただけないかという依頼を受けた。しかも、授業参観をしたいとのことであった。

時間割表を見る。6年社会と3年算数だ。担任時代とは違って授業変更は簡単にはできない。特に今は文化祭に向けて、学年合同での取り組みの時間が多いからなおさらだ。「そのままの授業で構わない」ということを言われたが、せっかくの機会だ。私のテーマである「情報化社会での金融のしくみ」の一部をしようと考えた。
といっても新たに教材開発→テキスト化をする余裕はない。
そこで閃いたのが情報テキストの活用だ。ちょうどコンビニの単元について、自分が執筆をしている。それらの視点を変えれば、金融に関連づけることができる。
今日の授業では、「レシートとバーコードの秘密」を十分に検討させることができた。さらにはおまけで「デザインバーコード」も。ふだん何げなく受け取っているレシートの見方も変わってくるであろう。実物のレシートやバーコードはもちろん有効に活用したが、情報テキストも部分的に適切に活用できた。
視点を変えていろいろな分野で活用できる・・・・改めてそう感じた。

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2007.10.01

研究助成レポート

松下教育研究財団のホームページに助成に関わるレポートが掲載されている。
夏の報告会が終わって、ほどなくアップされていたはずだが、紹介が遅れてしまった。私の分はこちら
このレポートはここ数年自分が取り組んでいる「小学生に情報社会を教える」というテーマの一つである。インターネットショッピングを題材にした実践も掲載されている。

今年はシティ・サクセス・ファンドの助成を受けている。明日急遽担当者が来校して、私の授業を参観される。本当は別件で岩手に来られるので、「ふだんの教科の授業を」と言われたが、せっかくの機会なので、本来の助成の趣旨である「消費者教育」関係の実践をしようと考えた。情報テキストにあるコンビニ実践をする。実践の様子は明日報告の予定。

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