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2007.10.19

大規模校の幸せ

あさっての文化祭のステージ発表では全校で合唱をする場面がある。
そのための練習を何回か音楽集会でしている。
今日もそうであった。子どもたちは一生懸命に歌っている。教師も自分たちの役割を考えて、サポートしている。

数回注意点を確認しながら歌い、まとめで歌い終わった時のことだ。「合格だろう」というレベルに思われたし、指揮をしている先生も、時間的・レベル的にも「これで終わりでいいであろう」と考えて、発表全体担当の先生に、「いいですか?」と確認した。
すると担当の先生は、少し躊躇して「あと一回」と指示をした。即座に理由を子どもたちに説明した。子どもたちも「終わりだろう」と思っていただけに、ちょっとした違和感のある空気が広がる。
「指揮する先生も指導しにくいかも・・・」と一瞬思った。
すると、鮮やかであった。指揮する先生は、「わかりました」と話した後、子どもたちの心を察知して、「はい、座って。手をブランブラン・・・」というように、気持ちを切り替える軽い運動を始めたのである。子どもたちもリラックスして、やる気になる。その後歌った最後のまとめの歌は見事なものであった。

ほどほどのレベルで終わってもよかったが、あえて高いレベルを求めた先生。
子どもたちの心を見抜き、即対応した先生。
すばらしい場面を見させてもらったと感じた。
大規模校では教師の数だけ、指導の幅も広いと思っていたが、まさにその通りである。改めて今日、そのことを感じた。大規模校の幸せである。

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