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2007.11.20

研究情報を発信する

 一つの研究授業について、研究通信1号分にまとめている。A4判で両面。授業の価値・授業の様子・確認できた成果等について書いている。かける時間は1時間半ほど。職場では書けないので、家で書くことがほとんどだ。
 研究授業が週に3つぐらいある時や、自分の仕事に手一杯な時には、すぐに発行というわけにはいかない。そうすると、発行すべき通信がたまることになる。これを自分では「借金」と言っている。研究授業1つにつき借金1。一時期は借金3の時もあったが、先週の休日で何とか挽回して0にした。

 そうすると余裕も出てくる。自分からの研究情報を発信したくなる。指導法、本からの抜粋等々。先日はノート指導に関連して「ノート祭り」のことを、今日は12月号の雑誌から伝えたい内容を掲載した。どちらも、じっと読む先生の姿を拝見して、有り難いことだと思った。

 前任校で研究主任をしていた時に、学校公開でQA形式の冊子を作った。その中に、「研究通信発行のよさは何ですか」という質問を設けた。回答は以下の通りである。

★Q7「研究通信発行のよさは何ですか」

★Aのポイント     1 研究授業の成果・課題を記録化・発信できる
              2 研究情報を発信できる
              3 他校の成果を本校の研究に生かすことができる
              4 研究の方向性を提示できる

 本校では研究通信を月に2~3号のペースで発行をしています。研究部の発行です。発行当初は「自由に何でも」という考えて行うつもりでしたが、結果的に4つの方向性で発信していきます。
 
1 研究授業の成果・課題を記録化・発信できる
 Q6で示したとおり、1時間の研究授業後には研究通信を発行しました。これにより、一人一人の授業の成果、今後の課題点を確認できました。研究会の場でも確認はしますが、改めて記録化することによって、成果が一般化されました。

2 研究に関わる情報を提示できる
 研究課題に関わるヒントを研究通信で提示する場合もあります。たとえば、ノ―ト指導をどうすべきかという課題に対して、いくつかの例を研究通信で示した時がありでました。また、研究主任研で得た最新の情報を、本校に応用できる形を示したこともありました。

3 他校の成果を本校の研究に生かす
 他校の研究紀要は回覧をしています。しかし、それだけでは本校の研究にどう役立つのか不明のままです。そこで、参観した先生に様子を伺ったり、研究紀要から学ぶ点を具体化して研究通信で示しました。
 他校の研究の成果についても、必ず研究通信で発行することにしていましたので、逆にその学校のよさ、本校に役立つ点を真剣に考えることができました。

4 研究の方向性を提示する
 研究推進委員会で今後の研究の方向性を話し合う場があります。その話し合いの内容を具体的に伝える時にも研究通信を活用しました。

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今もこれらの基本方針は3を除くと同じである。発行部数はこの時の3倍ぐらいは発行しているであろう。
今年度のこの研究通信発行の意義についても、一度まとめてみたいと思っている。

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Comments

 たかはしです。先生の記述の「月に2~3号のペースで発行をしています。研究部の発行」の部分への質問です。
 実際は先生がお一人でなさっているのでしょうか。本校では研究授業のまとめについては全員参加の授業は推進委員の輪番制、学年部レベルの授業は交代制にしています。
 受け持ち授業の関係で研究主任ですが、すべての授業を参観できないでいます。これが悩みでもありますが。ですので、研究授業の記録は参観できない先生や私への貴重な資料になっています。

Posted by: たかはし | 2007.11.21 at 09:14

このQ&Aは前任校時代のものです。この時には研究部として発行していました。部員は小さい学校だったので3名でした。

今は研究部は各部長おり、副部長を合わせると7名になります。ただし、研究通信は私だけが週に2号ぐらいのペースで発行しております。授業時間であっても担任にずらしてもらって、全ての授業を参観しています。本校はそういう位置づけです。

Posted by: サトマサ | 2007.11.21 at 21:37

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