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2007.11.14

全体研究会も一つの実践

先週に続き、今日も全体研究会だった。
部会研究会の運営が研究部長さん中心であるのに対し、全体研究会の運営は部長さん・部員・そして研究主任である自分の力を発揮する場だ。授業自体は部会員と共に研究をするが、研究自体はやはり研究主任の考えのウェートが大きい。その点では、この研究会自体が研究主任の実践の場ともいえる。

授業の全体研究会をワークショップ型で行うのは4回目。それぞれ実践として考えるのであれば、目的があった。
1回目(国語・9月)・・・本校の全体研究会でのスタイルを決める
2回目(算数・9月)・・・1回目で不備な点を改善する
3回目(社会・11月)・・・縦割りグループでワークショップ。全体討議では、ワークショップの発表から成果と検討すべき点を事前提示
そして今回の4回目。グループは異学年・異経験年数で構成。さらに「模造紙での表現の構造化」「書く色の指定」「模造紙は白紙の状態からスタート(今までは「授業の視点とプラス・マイナス」の観点から行っていた)」。これらが予想以上のヒット。いいワークショップ型研究会になったと思う。その点では一つの実践を行った感じである。

むろん、実感した意見にも耳を傾けたい。すると、何もないところから付箋紙を貼るということが大変だったことが他の先生の話からわかった。確かに限られた時間なのに、付箋紙を読むことから始めるのは大変だ。その点で、「事前に付箋紙を貼る→読んでおく」ということができればしたいと考えた。これはリーダーへのミニヒヤリングからわかったこと。自分の「実践」への課題点である。

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Comments

コメントありがとうございます。
あとは個人メールで。

Posted by: サトマサ | 2007.11.16 22:58

青色・赤色・フリーの色指定。参考にさせていただきます。
使用される模造紙の様式のパターンについても、いつかご紹介いただければ幸いです。

Posted by: たかはし | 2007.11.16 08:25

たかはしさん、コメントありがとうございます。
色の指定は成果→青色(で囲む)、代案→赤色(で囲む)、残りはフリーという形でした。最後にはその色の面積に自然に目がいきました。どのグループも半々ぐらい。いい話し合いの証拠だと思いました。

Posted by: サトマサ | 2007.11.15 21:15

「書く色の指定」は、私も先日の研究全体会で課題に感じました。今まで、指定はしていなかったのですが、ある班の模造紙がわかりやすかったのでよく見てみたら、構造化の際に成果と課題を色分けしていました。同僚の先生方から教えてもらうことを大切にしたいですね。

Posted by: たかはし | 2007.11.15 08:21

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