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2007.11.10

幸せな初任だった

本校のOB会が今日開かれた。私の住む地域の多くの学校では2年に1回、あるいは3年に1回というのが多いのだが、本校は毎年1回開かれている。大規模校であるから、OBの数も多いし、多方面でご活躍の先生方もけっこういる。(OBといっても退職者ばかりではない。現職も多数参加している)

私の初任校時代の校長先生もこのOB会員である。80歳近いのだが、大変お元気であった。今年叙勲を受けられたということで、花束が贈られた。特別支援教育の功績である。
確かに造詣が深く、「校長通信」を週に1回発行されていたが、その中で自分も子どもの見方を学んでいた。まだ記憶にあるのは「擦過傷万歳!」という内容で、外遊びを奨励していたことだ。教師生活2年目で毎日休み時間外で遊んで学級経営の一助にしていた自分は、「我が意を得たり」という気分になったものだ。

さっそくお酌をすると、当時のあれこれが思い出された。

・校長先生から知能検査の方法を教わったこと(それが縁でその後市の各学校で知能検査者という役割も担った)
・筑波大学附属小に行きたいという願いを「おお、いいことだ」と簡単に承諾してくれたこと。(2年連続で行き、そこで見た有田学級は自分の教師人生を変えた)
・学級通信を日刊で発行した時にもこの校長先生の時から。
・「教えてください」と校長室に行けば、何でも詳しく教えてもらった。

今考えると、今の初任者のように仕事の基本的なことは習得しないで、我流ですることが多かった。だから、「いい授業をしたい」という思いは強かった。その中で、「したいことをさせてもらえる」有り難い環境であった。今思えば幸せな初任だった。校長先生をはじめ、その頃の先輩方の心の広さを改めて感じる。

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Comments

私も初任者の時に、代表授業を請け負ってしまい、
当時の教頭先生に
何十回も道徳の指導案を書き直しを指示され、
細かく指導していただいたのを思い出しました。

今考えれば、指導する側も相当な労力だったろうな、
としみじみ思います。

ありがたいことです。

Posted by: Y.Mochizuki | 2007.11.11 at 12:15

コメント、ありがとうございます。
教えられる側はなかなか気付かないのですが、教える側の労力は確かに相当です。「教えてください」と言われることが多くなったこの頃、つくづくそう思います。

Posted by: サトマサ | 2007.11.12 at 06:54

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