授業研究会フルコース
今日は年間で5回ある全体授業研究会だった。全体での研究会は年間で20回あり、そのうちの5回が授業を参観→研究会というパターンである。ちなみに部会(4教科)の研究会は事前研究会と事後研究会を合わせると、少ない部会でも10回、多い部会は20回以上行っている。
授業は5年生の社会。提案性があり、子どもたちの反応も活発ないい授業だった。
さて、全体研究会は次のような流れだった。
1 部会部長からの部会の取り組み、授業者からのコメント
2 付箋紙を用いてグループ別討議
3 全体で成果の確認、課題点の話し合い
4 指導主事より授業についての助言
5 教育センター研修主事より研究会の運営についての助言
6 各自で学びの振り返り
1と2はいつも通りだ。ただ、今回はグループ編成をほぼ経験年数別にした。大規模校だからできることだ。これはこれでわかったことがあり、収穫だった。
3については、今回は自分が司会をした。2のグループ別の討議を見て、「成果」と「検討点」をそれぞれ一枚のスライドにまとめておいた。検討点について指名するグループを決めておいた。むろん自由発言もありだ。20分弱という限られた時間だったが、3つの検討点は代案をもとに深められた。
4と5は専門家からの助言。どちらも参考になった。そもそも一つの学校の校内研にお二人の助言者が来ること自体が有り難いことだ。これもセンターの協力校だからこそのメリットだ。
この2時間余りというのは先生方にとっては、まさにフルコースの学びだ。グループ討議で大いに発言、全体交流で考え、助言に耳を傾ける。最後に自分の学びを思考する。自分もそうだが、いつも「たくさん学んだ」という実感がある。有り難いことだと思う。
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Comments
はい、ありがとうございます。
Posted by: サトマサ | 2007.11.10 21:32
うらやましい研修ですね。
Posted by: Y.Mochizuki | 2007.11.10 20:38