プレゼンについて考える機会
今日は市の教育研究発表会。合計で8本の発表を聞いた。研究内容から学ぶことがメインだが、プレゼンの在り方についても考えるいい機会だ。毎年毎年考えているが、今回も基本原則のいくつかを改めて学んだ。
1 聞き手を意識してプレゼンする
見るのは原稿用紙ではなく聴衆。
2 スライドの時間と文字数を考える
短時間しか映さないスライドなのに文字数が多ければ簡単には見られない
3 デザインが逆効果に
デザインやアニメーションに凝リ過ぎると印象が薄くなる場合がある。
4 エピソードや子どもの作品を入れる
具体的に授業場面がイメージできる
5 失敗やユーモアも入れる
実践には失敗もつきもの。それを紹介すると聞き手もホッとすることが多い。特に本音の話の時にはうなずきも多い。
6 時間配分を考える
理論・実践・結論とどのようなバランスがほどよいのか意識する。
スライドを使った発表が通常になり、聞き手も「いいプレゼン」を意識していると思われる。これからの教師にとって、プレゼンスキルも必須であろう。
ところで、この発表会では新しい実践用語を知ることも楽しみの一つ。今回は「ディベカッション」という言葉を知った。見ての通り、ディベートとディスカッション(討論)を合わせたもの。ネット上にもいくつかの実践例はあった。やはり学びの機会は貴重である。
Comments
Mochizukiさん、コメントありがとうございます。
プレゼンへの評価もありがとうございました。
いい研究でもプレゼンを意識していないためにうまく伝わらない・・・それはとてももったいないことだと感じています。
自分のプレゼンスキルも磨かなければいけないと思っています。
Posted by: サトマサ | 2008.01.07 21:03
1については、私はたいていスクリーンの前に立って話をするので、
原稿は実はほとんど見たことがありません。
2,3については、プレゼンテーション作成ソフトの話をするときには、
基本として話をすることになります。
4,5,6については、とても参考になりますね。
プレゼンテーションとプレゼンテーション作成ソフトを
混同される方もいますし、
プレゼンテーションのあり方については、
勉強する価値あり、ですね。
Posted by: Y.Mochizuki | 2008.01.07 19:15