本校の研究をライブで発表1
今日は県教育研究発表会。冬休み中の岩手県各地から教員が県立総合教育センターに集う。
その大会で本校が発表する。一般的なプレゼンでの発表ではない。
「研究授業」と「校内研究会」の発表だ。
今年度から取り組んだワークショップ型研究会。センターとの協力校ということで、指導をしていただきながら、研究会で実践をしてきた。最初は戸惑いはあったものの、回数を重ねる毎に先生方もより意欲的になり、明らかに研究自体も変わった。その様子から、今回の発表の依頼である。
今回の発表はいくつかの点で価値がある。
1 「ライブ」という企画
通常であれば、校内研の様子をビデオで紹介するであろう。しかし、今回はライブだ。授業する学級の児童が35名、本校教員が34名の大移動。センターの先生方もビデオはその様子は伝わらないと判断されたのであろう。センターで子どもたち対象の授業をしたことはあったが、研究会を公開した例はなかった。その点で、今回は思い切った企画である。
2 センターとの連動
本校は今年度、センターの研修主事の先生方に何度も依頼をして、研修を深めた。センターは本校等の事例やアンケートをもとに、今回の分科会での提案を作成した。どちらにもメリットがある取り組みだった。教育センターと現場のこのような関係は「目指すべき関係」だと言える。
3 学校の発表
自分が個人で今まであちこちで発表してきたが、今回嬉しいのはこれが学校毎であるという点だ。学校自体の研究が評価されたという点で、研究担当である自分の役割も果たせたと思う。
それにしても参加者は会議室いっぱい。200名とか。さらに午前中に講演者だった千々布敏弥氏(国立教育政策研究所)や県の教育長が、授業からずっと研究会、さらにはその後の協議にも参加されていた。注目度の高さが伺える。実際のワークショップ型研究会の様子は明日。
ちなみに、この分科会でのセンター提案のレポートはこちら。
追記:ローカル紙「岩手日日」に写真入りで授業の様子が掲載されていた。こちら。
Comments
ちばしんさん、コメントありがとうございました。
最後の協議の時に、ちばしんさんが中央奥の方で熱心に聞いていたのが見えました。
本校の研究会はまだまだ発展途上ですが、現段階での提案をすることができたと思っています。
今年もまたいろいろな場でお会いできると思います。
よろしくお願いいたします。
Posted by: サトマサ | 2008.01.09 21:59
正寿先生、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
先日のセンター研、参加させていただきました。
会場に入ってびっくり!近隣の研究主任さんたちが
ゴロゴロいて、注目度の高さに2度びっくり!
でした。
「意義のある研究会」
を作り上げなくては、と改めて思いました。
付箋の活用。
自分自身も今度の研究会でやってみようと思っています。
Posted by: ちばしん | 2008.01.09 21:31