ささいなことだが・・・
電話番の話。
企業・役所・学校等の電話の受け方でここ数年一気に多くなったのは、「団体名+受けた人の名」である。「はい、〇〇小・佐藤です」といったものだ。担当部署や役職名を付ける場合もある。
自分は何かしらの違和感があり、そのようにはしていなかった。
「電話をする人は本校あるいは本校の特定の人への電話である。取り次ぎ役が名乗ることは不要。」
「自分が取り次がれた時には、きちんと名乗っているのだから・・・」
「最初に名乗られても、意識していないと覚えられない。少なくても自分はそうだ」
そんな思いがあり、今まで「はい、〇〇小学校です」としてきた。
しかし、「電話を出る時に名乗っていただきたい。取り次ぎがわかった方がいい」という声がアンケートであったことを聞いた。
大多数の意見ではない。数としてはお一人であろう。でも自分は変えなければいけないと思った。一つだけの意見だけでも、それで不便・不利益と感じているのなら、行動を変えない理由はない。こちらが困ることもないのだから。(さっそく今日からし始めた。)
学校はサービス業とは異なるが、事務的な仕事の部分ではサービス業と似ている部分が多い。その点では、アンケートから行動をシフトすることも大事なことだと思っている。
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Comments
松田さん、コメントありがとうございます。
「責任」ですね。さすがです。そう考えると、名乗るのに抵抗はありません。
昨日は欠席の連絡だけで20件近く受け取りました。おかげで名乗り方もスムーズになりました(笑)。
Posted by: サトマサ | 2008.01.29 07:19
私は「責任」かな、と考えてます。
この業界、誰もがきちんと電話対応できるわけではないと感じています。
相手が名前を聞き取れなくても
自分への戒めを含めて○○が責任持って対応します
という意味において、名乗るようにしています。
が、前職では会社名しか名乗りませんでした(笑)
Posted by: 松田@札幌 | 2008.01.29 06:51
たかはしさん、コメントありがとうございます。
立場が違えば確かに異なりますね。我が家も昔は「はい、佐藤です」と言っていましたが、今は「もしもし」とだけになっています。そういう家庭も増えている感じがします。
Posted by: サトマサ | 2008.01.27 08:25
数年前トップダウンで決まる前までは、私も佐藤さんと同じ考えでした。しかし、電話の方から伝言を頼まれたりすることもあり、相手の立場に立つと責任の所在が明確になると考えると、名前を名乗る必要性があると考えるようにもなりました。
けれども、子どもの幼稚園は反対に昨年度ぐらいから「はい、〇幼稚園です。」になりました。不審者に対する警戒の姿勢なのかとも思っていますが…。
Posted by: たかはし | 2008.01.26 21:56