編集する仕事で役得
プロジェクトアドベンチャーに取り組んでいる同僚がいる。
冬休み中に「学級づくりに役立つアクティビティ」ということで、校内研修会で紹介をしていただいた。もちろん実技研修である。
自分は環境教育の実践発表で、参加できなかった。そこで研究通信に研修会での講師メッセージを伝えるために、その先生にインタービューをした。その内容を私がまとめ、発行するというものである。
こういうスタイルは雑誌や新聞で時々目にする。「〇〇談」といったものである。研究通信では、QAというスタイルはあったが、インタビューしてまとめるというスタイルは初めてだった。
実際やってみて、これは役得だなあと思った。
まずは、その分野について自分が知りたいことを質問できること。たとえば、「3学期という時期にお勧めのアクティビティは」といった具体的なことを聞ける。
次に、そのものについての理解が深まること。何せ相手はプロだ。その知識をどんどん伝えてくれるのだから、理解は当然深まる。個人レッスンを受けているようなものだ。
そしてアイデアも出てくる。学期前にアクティビティをフリー研修会という形でもいいから来年は・・・というアイデアが出てきた。話を聞いていると頭も活性化しひらめくものだ。
むろん、今回の役目は聞いたことをしっかりと研究通信に表現すること。帰ってから行うのは聞いた熱も冷めると思い、学校で一気に取り組んだ。
このスタイル、自分にとってはなかなかいいものだと感じた。
Comments
たかはしさん、コメントありがとうございます。
コメント欄を通じながら私がコーチングの基礎をたかはしさんから学んでいる感じですね。
ありがとうございます。今後もご教示ください。
Posted by: サトマサ | 2008.01.25 05:15
その質問そのものがコーチングと言えるかもしれません。相手の言葉を反復したり、オウム返しにしたり、途中途中で相手の内容を端的にまとめてあげたりすると、相手の話の良いところを引き出してあげる聞き方になりますね。
Posted by: たかはし | 2008.01.24 23:22
たかはしさん、コメントありがとうございます。
予想通りです。まあ、一般的でしょうが、その質問がやはり難しいですね。どれだけ相手のよさを引き出す質問ができるか。質問の腕もありますね。
Posted by: サトマサ | 2008.01.24 07:19
インタビューは「聞き上手」が前提だと思います。佐藤さんのことですから、途中に「質問」などを交えながら相手から話を引き出し、相づちやうなずきなどをいれて相手の話を共感的に「承認(受容)」していたのでしょうね。
Posted by: たかはし | 2008.01.23 23:00