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2008.02.19

モデルケース

今日、体育委員会の「縄跳び検定」の表彰及び実技披露であった。多くの子どもたちが表彰された。また、技の披露では子どもたちから、すばらしい技が全校の前で次々と(合計70~80人ぐらい)披露された。

本校は大規模校だ。メリットも多いが、一人一人が活動するものはどうしても場所の関係で全校での取り組みが厳しい面があった。たとえば、全校持久走をしたくても、校庭の広さからいえばせいぜい一学年。昼休みに歯磨きさせてほしいという保護者もいるが、水道の数からして、昼休みがかなりの時間つぶれてしまう。

そんな中、この縄跳び検定はここ3年で定着・成功したモデルケースだ。今までは、各学年・各学級での縄跳びの呼びかけだけで終わっていた。それが今や、多くの児童が取り組むようになった。
いくつかコツがあるが、次の点が大きい。

・体育委員会をフル活用
・事前に取り組みビデオを作成(これも体育委員会)
・チェックした記録で毎日各学級での児童の進歩を把握(担当者はたいへんだが)
・児童集会で見本となる技の披露でさらに意欲を高める
・段位昇進者の写真入り掲示物でこれまた意欲向上

体育担当の教師だけではできないが、体育委員会の子どもたちと協力して、一定のスタイルができてきた。ここにいたるまでたいへんだっただろうが、これからは「なわとび検定週間だ。がんばろう」ということになるであろう。つまり、取り組みが定着したということである。
改めて担当された先生方のすばらしさを感じるところである。

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