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2008.02.04

推進する人が増えた

本校のICT活用もいい意味で話題にならなくなってきた。
「必要な時に使うのは当たり前」になってきたからだ。
「今度、実物投影機とプロジェクタを使ってみるので、セッティングを教えてください」という声も、しばらく聞いていない。初心者の皆さんもスキルも身につけたからだ。むろん、「つながらないんです!」というヘルプコールもなし。

このごろ有り難いと思っているのが、少人数担当の先生方が積極的に実物投影機をもっていっている点だ。
本校は算数が少人数担当の先生方のメイン教科だ。算数の教科書をそのまま映すのに、よく活用している。
時にはTT(ティームティーチング)になって、ICT機器のセッティング・操作を担当する場合がある。授業者からすれば、TTの相棒がその面を全てやってもらうのは効率的な授業を進めるうえで役立つ。

それだけではない。ICT活用の有り難さを担任に伝える存在になっている。しかも、その少人数担当の先生は学年全体を担当している。学年全体のICT活用を推進している役割も果たしていることになる。
私も担任外になって、各学級に実物投影機とプロジェクタをセットしたカートをガラガラと移動させて持ち込んでいる。TTで行っている時には同じような役割を果たしていた。
「各学級に入る人」も、ICT活用推進のキーマンなのである。

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Comments

やがてICT ということを意識せずに
みんなが使うようになっている、
そんな感じになるとよいですよね。

Posted by: Y.Mochizuki | 2008.02.05 06:48

コメント、ありがとうございます。
そうですね。必要な時に、必要なだけ使うという形になっています。まさに「脇役的存在」です。

Posted by: サトマサ | 2008.02.05 05:09

ICT活用ではなく、日頃の授業にICTの要素が普通に入っている状態が望ましいですね。

Posted by: Y.Mochizuki | 2008.02.05 02:56

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