社会科学習の振り返り
毎年であるが、社会科学習の振り返りを最後には書かせている。
子どもたちがどんな学習に興味をもったり、自分の授業についてどう感じているか知る貴重な「資料」だ。
今年も最後のテストが終わってから書かせた。何人分かこれから抜粋していく。
・今年初めて習った歴史がぼくは一番楽しかったです。歴史に名を残す人がいっぱいいるのを知って、おもしろいと思いました。特にぼくは、徳川家康が一番すごいと思いました。ずっと時を待ち続けてチャンスがあるとすぐに行動に出る、その決断力がすごいと思いました。
・初めて歴史を勉強して、最初は全く歴史の意味がわからなかったけど、時代が進んでいくにつれて、歴史のつながりがわかってきました。今、国会があったり、医学があったりするのは歴史人物ががんばったからだと思いました。野口英世のことは千円札で見る位だったけど、昔黄熱病の研究をしていて、身近に見ている人物も今に役立つことをしていてすごいなあと思いました。
子どもたちが一番興味をもったのはやはり歴史の学習である。人物のエピソードについてもよく話し合ったし、NHKのクリップ教材も活用した。その中からこのように共感する部分も出てきたのであろう。中学校へのつながりという点でも意欲や興味を高めることは不可欠である。
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