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2008.03.22

ありがとう 岩教組

大学時代、石川達三の「人間の壁」に感銘を受けた。子どもたちに寄り添う沢田先生のようになろうと思った。同時に教員になったら、すぐに組合に入ろうと思った。民主教育を推し進めていこうと思っていた。

初任校の職場はほとんどが組合員だった。当時の40代以上はほとんど加入をしていた。同年代の教師が迷っている中、自分は即組合に入った。教研に一番の魅力を感じていた。

青年部や社会の教研にさっそく参加。1年目は傍聴だったが、2年目、3年目とレポートを出した。特に県の教研で「岩谷堂タンスの実践」を出したことが、自分のまとまった1単元の初レポートだった。ここから自分の教材開発の実践の記録化が始まった。その後、10回程度は県教研に参加することとなる。
県教研から全国教研に行ったのも2度。2003年1月の奈良と翌年の埼玉教研。共に教育の情報化であった。

生活指導の実践からも多くのことを学んだ。その中で家本先生を知る。組合に入っていなければ、家本先生の教えを受けることもなく、単著も存在していないかもしれない。

そして、何よりも、同じ職場の中で語り合えたこと、支部の中で多くの人と出会えたこと、幅広く教育、教員の仕事について考えることができたこと・・・これが組合員としての価値だった。
動員や役員の仕事の時には「きついなあ・・」という時もあったが、義務の部分があるのは組織では当然のことだ。それ以上に得たものは大きい。

その組合も今月で一区切り。昨日は分会の送別会。有り難さを感じながら、23年間の活動に浸ることができた。

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Comments

おつかれさまでした。
一区切りとのこと、残念でもありますが、すばらしいメッセージを残してくださったことに心から感謝いたします。

Posted by: かつのり | 2008.03.22 at 21:43

良い文章をありがとうございました。
僕の父は組合の専従書記でした。岡山県建設労働組合、というところの、ですが。でも、全国に先駆けて行った職業訓練だとか、大工さんの腰痛を労働災害として認めさせた運動などに力を入れていました。どこでも組織率が落ちてきています。お互い切磋琢磨すると同時に、そういう、働く環境の整備という問題を避けては通れないはずなのですが、入っていない方はどう考えているのでしょうね。

さて、巷の言い方ではご栄転ですね。
今までとはまた違った立場ですが、これまでどおりのご活躍を期待しています。
いろいろお世話になりました。

Posted by: 梶原 | 2008.03.22 at 21:55

かつのりさん、コメントありがとうございます。
23年間の思いはまだまだあります。いつかまた書くことがあると思います。

Posted by: サトマサ | 2008.03.22 at 22:27

梶原さん、コメントありがとうございました。
こういうエピソードを読むと、教員だけはなく、どんな職場でも組合は大切なのだということがわかります。
「これまでどおりのご活躍を期待しています」という言葉の重みを感じます。自分の立場で何ができるか。走りながら考えます。

Posted by: サトマサ | 2008.03.22 at 22:35

正寿先生、こんばんは。
組合生活本当にお疲れ様でした。

私が今こうやって仕事をできているのも、
正寿先生との出会いのおかげです。

初めての教研で、たまたま正寿先生の隣に座って
「あー、この人が、雑誌でよく名前を目にする
 正寿先生だ・・・」と緊張していたら
気さくに声をかけていただけたからだと思っています。

それだけでも、自分が組合に入って
本当に良かったと思えます。

正寿先生がこれからどのような仕事をされるのか、
とても楽しみにしています。

今後ともどうぞよろしくお願いします!

Posted by: ちばしん | 2008.03.23 at 21:40

ちばしんさん、コメントありがとうございます。
そうでしたね。もう8~9年前になるでしょうか。
いろいろな出会いをちばしんさんがいつも大切にしてきたことがわかります。
私もちばしんさんと出会えてよかったです。また、いろいろな人との出会いが今の自分の財産になっていると思います。
立場は変わりますが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: サトマサ | 2008.03.23 at 22:58

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