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2008.06.30

3ヵ月が過ぎる

教頭職になって3ヵ月が過ぎた。6月は大きな行事や一日出張もなく(小さな出張等は多いが)、落ち着いて過ごせた月だった。さらに東北青年塾と東京での研修会があり、自分の立ち位置を改めて確認できた。今、感じていること。

1 教頭職と実践者の両面を深める
 教頭職にも慣れてきた。むろん勉強すべきことは多い。しかし、4月・5月のように戸惑うことも少なくなってきたし、判断基準も自分の中で少しずつ蓄えられてきた。
 同時に実践者としての自分を生かす時間も増えてきた。午前中は平均3時間ぐらい授業に入る。これは仕事のペースをアップさせている。

2 立ち位置を確認する
 2つの研修会は自分の立ち位置を確認するうえで重要だった。今まで取り組んだことをどう生かしていくか、ということを考える機会になった。有り難いことに今までの自分の歩んだ道に関わる研修会や原稿も続いている。これはこれで管理職でも追究すべき道であることを確認した。

3 生活にも慣れる
 二重生活にも慣れてきた。休日に実家に帰られるので一週間のリズムがしっかりとできている。

4 ブログも何とか続いている
 書ける内容が限られてはいるが、ブログも続いている。日記も同様。これがプライベートで書いている日記等だったら途切れていたであろう。「見ている人がいる」という意識がブログを書くエネルギーになっている。

5 原稿が壁
  前年度からずっと書いている原稿がある。本になる予定のものだが、ちょっと壁にぶつかっている。これだけが、現在の悩み。簡単に書けるものではないなあ。さすがに。

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2008.06.29

プロのアドバイス

偶然であるが久しぶりに「子ども電話相談室」をラジオで聞いた。この番組、子どもたちの素朴な疑問がおもしろくて、聞いてて飽きない。(かといって、毎週聞くという番組でもない。そこはやはりラジオ番組だ。)

スイッチをつけたら、聞こえてきたのは、「ピアノの発表会があるがうまくひけない。どうしたらいいのか」というものだった。それに対する回答がまさに「プロ」だった。

・女の子が「モーツアルトの・・・の〇番・・・・」というと、即座にキーボードでその部分を弾いて、「この曲?」と確認する。(当然合っている)
・「この曲はモーツアルトが子どもたちが演奏できるように作った曲」というように解釈を言う
・7月27日(発表会の日)の2週間前まで「ここまで弾けるといいよ」というめやすを言う。
・本番でできなくなった時には「止まってもいい」とアドバイス。そして、次からまた弾けばいいとのこと。大人でもそういう例はある。
・最後はゆっくりと終わると、大きな拍手が送られるはず。

ほんの数分の中での的確な回答。まさにプロだった。相談者の気持ちだけではなく、具体的なめやす、かんじんのテクニックまで教える。しかも実技(キーボード演奏)付き。凄いなあと思って聞いていたら、回答者は有名な青島広志氏だった。「やはり」である。
そのうちホームページにこの回答も載るであろう。再度見てみたい。

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2008.06.28

頼る2

花いっぱいコンクールというのは、他校で行われていることは知っていた。研究会で他校に行った時に、きれいな花壇を見て、「いいなあ」と思ったと同時に「作ったり、管理したりするのが大変だなあ・・・」とも想像した。

そして、花関係が苦手な自分が花壇作りが少しずつ近づいた時に、落ち着かない気持ちになってきた。初めてのことでもあるし、中心になって花壇の土作りをしている用務員さんたちに任せておけばいいというものではないからだ。そもそも「任せる」というのは、「今までは自分もできるが、他の人にしてもらった方がよりよい」という意味で今まで使ってきた。今回はそうではない。

そこで、自分の中で苦手な分野は「頼る」ことにした。

・お願いをする(自分の状況を話した上で)
・花苗植えまでの段取りはする(チームとして行う)
・自分にできる作業は教えてもらいながらする
・感謝の気持ちを伝える

これが自分にできることだと思った。こうすると、気持ちも落ち着いてきた。見通しが立ったからだ。やはり、人間、見通しがないのが一番の不安である。
見通しが決まればあとは、淡々と進めるだけだ。高学年にアイデアを依頼する。用務員さんはもちろん、担任以外の先生方にも協力を依頼。前日はチームでデザイン決め、そして翌日の作業の段取り。当日は、一緒に花苗植え。そして後始末。
花苗は地域の皆さんが提供してくださる。本当に有り難いことである。途中でデザインで花不足がわかって、すぐに取りに伺った時には、別の場所からすぐに提供してくださった。本当に地域に助けられていると感じた。

このようにして、他の皆さんに頼りながら、無事花苗植えは終了した。コンクールがある8月下旬まで維持管理は続くが、それも頼りながらもチームで段取りを組めば大丈夫そうだ。
それにしても、ずっと土作りを4月からしてきた用務員さんや当日の作業を熱心にしてくれた担任外の先生方には本当に感謝!である。

さて、このことで自分はいい学びをした。自分の力では到底及ばぬことが、今の職では多い。まさに他の人を頼ったり、チームとして行動したりしなければ成り立たない。それをどう段取りするかが自分の大切な役目である。むろん、「できない」と言っても、「できること」はする。その仕事のしかたを学んだのである。

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2008.06.27

頼る1

3校目と4校目で担任をしていた時に、ハムスターをずっと飼っていた。私が好きだったということではない。
学級で引き継いだのがきっかけであり、「子どもたちが世話をするのなら・・・」ということで飼い始めた。ところが、これが子どもたちの活動を引き出す素材にもなった。

・学級の人気者となり、子どもたちの興味をそそる。
・低学年はよく見に来る。時には貸し出しをする。
・日常の世話の仕方を調べる。赤ちゃんが生まれた時には大騒ぎ。
・名前を付けたり、ハムスター新聞を発行したり・・・等々、いろいろな活動が思い出させる。

一番大騒ぎをしたのは、休日に脱走をした時だった。みんなで一所懸命に探し、放送でも全校に呼びかけた。翌日の昼休みにトイレで奇跡的に発見した時には大喜びだった。

それに比べたら、教室で花を育てるのはとても苦手だった。
初任時代に、指導主事の先生が「私は教室に入った時に、花があるかどうかを見ます」と話していたのを聞いた。「そうか。やはり花がある教室はいいよな」と思って、子どもたちにもってきてもらったり、時には自分で購入した。しかし、鉢の植えた花もいつの間にか枯らすことがしばしばだった。そして、いつの間にか、教室環境での「花」とはあまり縁のない学級経営だった。生き物係の活躍の場はもっぱら先のハムスター飼育だった。

さて、今の立場になると、学校全体の環境を管理するのも仕事だ。学校の花壇もその一つ。
前の教頭先生との引き継ぎの際、「この町では花いっぱいコンクールがあります。大事な仕事です」と聞いて、「エー」と心の中で思った。上記のような自分である。まさに苦手な分野。6月が花壇作りの時期である。(つづく)

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2008.06.26

意外とハードルは低い?

前任校では貴重な経験をいろいろとさせていただいた。情報担当としても、研究担当としても。
しかし、新任地では担当も異なるし、学校も違うのであるから、まずはその学校の今まで流れを重視しようと思っていた。当然である。その学校には、その学校の培ったものがある。
自分の新しい職務もあるのだから、それが優先する。だから、ICT活用やワークショップ型研究会等、できても2学期あたりからかな・・・と思っていた。

しかしながら、ICT活用は予想以上に先生方に活用していただいている。私自身も一日数時間の授業で頻繁に活用している。
研究会にしても、今日の雑談で「付箋紙を活用した方法もいいのでは・・・」と思いがけないところから出てきた。来週の研究会ではワークショップ型研究会に向けての第一歩が踏み出すかもしれない。
これが小規模校のよさだろう・・・と思う。小回りがきくのである。自分自身がハードルを高くしていたのかもしれない。これからが楽しみであり、チャンスだと思っている。

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2008.06.25

「名人への道」

以前「新任のうちに読んでおきたい3冊の本」という記事を書いた。
「新任」ではないが、「数年経たら読んでおきたい本」で真っ先に勧めるのが有田和正先生の「名人への道」である。初版は日本書籍から発刊されたが、現在は明治図書の「社会科教師 新名人への道」になっている。

年に数回私は読み返している。社会科教師ということでの参考というのもあるが、それ以上に一小学校教師の歩みが自分の励みになるからである。最近もまた読み返す機会があった。
この本の中で一番共感するのが、有田先生の優れた実践よりも、うまくいかなかった時のエピソードである。公立小学校から附属小学校に転勤した時の研究会で、徹底的に批判をされ、「附属をやめて、田舎に帰った方がいい」とまで言われた。その時に書いていたノートの文字が涙でぐしゃぐしゃになった。
そして、くじけそうになるとこのノートを見て、「この時もくやしさをバネにがんばった。今がんばれないはずはない・・・」と思うという話である。

有田先生ですらそういう時代があった。ましてや自分の置かれている状況なんて・・・と何度もこのエピソードから励まされた。気付けば自分が順調に行っている時ではなく、何かしら打開しなければいけない状況の時に、この本を読んでいる。
教師になって数年すれば、壁にぶつかる時もあるだろう。初任の時のように手とり足とり教えてはもらえない。自分で解決しなければいけない。そういう時に励みになる本であり、その意味でお勧めである。

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2008.06.24

毎日続けていると見えてくる

何かしら毎日続けるのは価値があると思う。担任時代は学級通信をほぼ毎日続けた。続けることによって見えてくるものがあった。

さて、今の立場で毎日続けていることの一つに校舎の見回りがある。朝と夕方は必ずである。日中も気付いた時に回っている。これは校舎管理であり、管理職としての大事な仕事だ。
教諭時代も「日番」の時に回っていたが、それも月に1~2回。大規模校の時には、時間がもったいなくて、走って回っていた。

今は毎日じっくりと回っている。管理上のこともあるが、教室掲示等の子どもたちの作品や担任の掲示物に目が行く。今日も回っていて、学級で地域に散歩に行った時の作文が目についた。牧場に行った時の爽快感がわかる作文だった。一生懸命に書いている姿が想像された。

毎日毎日何かしらの発見がある。プラス情報だけではなく、「どうしたんだろう」というようなマイナス情報だってある。それも発見だ。毎日回っていれば変化もパッとわかる。毎日続けていると毎日何かが見えるのである。

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2008.06.23

夏休み情報

ここ数年、夏休みは様々な研修会に招かれていた。レポート、模擬授業、講義、講演と時間的・内容的にきつかったが、それは自分を磨くうえでとても大切な時間だった。

管理職になった今年は、夏休みも基本的に学校の職務中心である。すべきこと、考えることがある。
しかしながら、そんな中でも3回登壇の機会をいただいた。自分にとって日帰りが可能な場所である。皆さんとお会いできれば幸いである。

授業づくりネットワーク夏集会(仙台)
 8月11日(月)の15時00分~17時00分・課題別レポート検討会に登壇します。「誰でもできるICT活用授業」というテーマのICT活用初心者向けの講座です。
 ※参加予定の方はぜひご連絡ください。コメントでも、左上のメールでも結構です。

消費者教育シンポジウム
 7月29日(火)東京です。昨年度の助成金を受けて行った実践報告、パネリストとしても登壇します。

・視聴覚部会研修会
 青森県が近くなったということで、縁あってとある郡の部会の半日研修を受け持ちます。

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2008.06.22

職員会議を情報交換の場にする

管理職になって職員会議の司会をしている。
いろいろな場面で研究会や会議の司会については、思うことがあった。「司会術」の本も多くはないが、読んで研究をした。昨年度は研修主任だったので、研究会の時の司会を行うことができた。40人規模の研究会の司会だったから、1回1回それなりに作戦を考えて臨んだ。これは貴重な経験になった。

さて今年度。職員会議は8人。小規模であるがゆえに進行は早い。議事だけだったら1時間ぐらいで終われる。これは小規模校のメリットである。効率的に会議をすることで残りの時間を別のことに使うのがよい。

ただせっかくの会議の場である。「何かしらの情報交換の場としても機能させたい」と5回目の職員会議の今回は思った。今回は二つのいい情報交換ができた。
一つは通知票のスタイル。今の通知票についての情報交換と新学習指導要領との関わり、今後の見通しの確認がもてた。通常であれば、「通知票の記述のしかた」で議事は終わりだ。
もう一つは生徒指導。学級の情報交換だけではなく、具体的に児童の情報交換の場も設定できた。小規模校でも他学級の児童を知る内容の情報交換は必要である。職員室での雑談だけではなく、公的な場で行われるのが大切である。宮古の高浜小時代の週に1回、職員終会で生徒指導の情報交換を10分程度行うというのはとてもいいシステムだった。それを職員会議に少し応用した。

むろんメインは議事の進行なのであるが、少しずつできる工夫はしていこうと思う。

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2008.06.21

教え子の成長に励まされる

教員になって3校目の高浜小学校は宮古市にある。校舎から海が見える学校だった。春などは桜と海を見ながらのお花見給食。1クラス十数人から二十人程度の学校だった。
そこでの教え子たちも、22歳、19歳、18歳だ。

その中の一人、N君と7年ぶりに会った。「先生、相談したいこともあるのでお会いできませんか」というメールがあったのは数日前。ちょうどお互いが今日の午後都合がいいということで会うこととなった。
お好み焼き屋で食べながら話をする。19歳のN君はしっかりとした頼もしい若者になっていた。自分の行く先をしっかりと見つめている。
同時に自分が担任した時のあれこれも話した。教師であるから、その時の実践もよく覚えている。一番は、県家庭科教育研究大会で公開授業を他校に連れていってしたこと。母が大会の2日前に亡くなった中での公開授業だった。こちらに当時の様子が書かれている。N君も当時のことを覚えていて、「そうでした」と懐かしそうに思い出していた。

N君を送る途中で中尊寺金色堂へ。まだ見たことがないということで立ち寄った。教え子と見る金色堂も格別だった。

夜になってから、感謝のメールが届いた。自分にとっては思い出が多い5年生担任。自分にできる実践は一生懸命したつもりだったが、結果的にどれだけのことを子どもたちにできたかはまた別だ。
でも、このように再会できる喜びは教師冥利に尽きるものである。そして、教え子の成長は教師にとっての一番の励ましになることを改めて感じた。

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2008.06.20

種をまく

「訪問する方を大切にする」ということは、4月から心掛けている。前校長の教えである。
今日は町の教育研究会で、本校の先生が国語の授業をする。他校の5人の先生方が来校。日番になったので、ご案内、お茶出し等、自分にできることをする。かつて自分がしてもらったように-。

帰る時も皆さんを見送り。その中で他校の先生方から雑談で言われたことがあった。
「実物投影機は優れものですね」
「低学年では絶対ほしいです」
「スクリーンに書き込めるところがいいです」
「いくらぐらいなんですか」
授業者が、教科書の写真を拡大投影し、子どもたちが思ったことを発表する。それをスクリーンに書き込んだのである。授業での活用はそのワンポイントであったが、初めて「実物投影機+プロジェクタ」を見た先生方にとっては、とても興味がわいたようだ。

4月に機器を持ち込んで、今日の授業者の先生にはふだんから教室に設置してもらっている。だから、使うのが珍しくはない状態になっているし、子どもたちも見慣れた風景だ。むろんシンプルに効果的に使っている。
もう1セットも低学年の先生や自分自身が使っている。
本校では、私を入れて5人のうち3人が適宜活用している。今の時期としては、十分である。

さらに、今日のように他校にもICT活用の効果や機器の存在を知ってもらうことができたのは、幸いであった。授業者がふだんから効果的に使っているから、自然に研究授業でも活用したのである。
数年前に自分の授業で他校の先生方が参観する授業では、必ずICT活用の話題も出ていた。自分もそれを意図して公開授業をしていた。
この地域でも間接的にICT活用の種をまくことができる・・・そう感じた。

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2008.06.19

データでわかる

教頭職になってから、関係団体に加入している。町教頭会はもちろん、地区も、県も、全国もある。他にも教頭職になったということで自動加入という組織もいくつかある。それぞれで何らかの情報を冊子等で発信している。それを読むと、「こういう組織があったんだなあ・・・。こういう情報を発信していたんだなあ・・・」と思う。新しい世界に入れば、新しい風景があるのだと思う。

さて、そのような団体のいくつかでアンケートを書いた。教頭職に関わることである。勤務時間、授業の持ち時間といった数値化できるものから、意識調査まで書かれている。これらはデータ化され、日本(県)の教頭像という形で発信される。「抽出」という形ではなく、教頭全員の結果である。まさに信頼されるデータなのだと思った。

少しその結果に関わる機会があったが、予想以上に大変だと思ったのは、健康状態である。「疲れがぬけない」「目がかすむ」といった項目がけっこう選ばれている。年齢的にも若くはないし、勤務時間が長いとなれば、そうなっても仕方がない。今のところ、自分は元気であるが、健康面にはより留意していかなければいけないと思った次第である。

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2008.06.18

見方が変わった

教頭職であっても、子どもたちと接する場面は多くある。
朝子どもたちが登校して学校に入ってくる時の会話。これは朝早く出勤するものの役得。
週に十数時間の授業。そして、休み時間や掃除の時の雑談。

・挨拶が立派だなあ。職員室に入ってわざわざするのだからたいしたものだ。
・よく掃除では働くなあ。
・授業では一生懸命さが伝わってくるなあ・・・。

いろいろな場面で「プラスの見方」が多いと改めて思った。
これは昨年も思ったことだ。初めて担任外になり、見方が変わったと感じた。
担任時代も「子どもたちをプラスの面で見ていくことが大事」と意識はしていた。しかしながら、自分の学級が6年生だと思うと、子どもたちにしっかりとしてほしくて、「挨拶するのは当然」「もっと大きな声で!」「6年生は見本に」というように厳しく言ったことが何度もあった。担任としての責任を強く意識していたのだ。

教頭職はその点、担任のようなプレッシャーはない。むろん子どもをよりよく育てようと思っているから、それはいい加減という意味ではない。
ただ、担任時代と違う見方というのは大切だろう。学校全体でいろいろな見方で見ていくことによって、子どもの見方もバランスがいいはずだ。今の立場ではプラスで見える。その見えた点で子どもたちをもっと褒めていこうと思った。

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2008.06.17

この頃の実物投影機活用

教頭職ではあるが、現在十数時間、授業を受け持っている。主に算数と理科である。
その時間は多くの時間で実物投影機を活用している。最初は珍しがって、影絵をしたり、実物投影機を覗き込んでいた子どもたちだったが、すっかり慣れてきた。使わない時など、「今日は使わないんですか?」と聞かれることもある。

さて、先生方も同じだ。実物投影機の具体的な実践が数多く掲載されているこちらのマガジンを先生方に以前、配付した。食い入るように写真を先生方は見ていた。そして、中身を見て、「そうそう、算数でものさしは本当に効果的」といったことを話し合っている。
とある子からは、「先生、実物投影機とプロジェクタで算数がわかるようになりました!」という「報告」を受けた。
実際には機器だけでわかったのではなく、その先生がICTを効果的に活用した授業を行ったからわかったのであるが、子どもにとってはやはり新鮮だったようだ。

さて、私が現在取り組んでいるプロジェクトでブログを作成している。「ニコニコ45分」というものである。以前にも一度紹介をしたが、初心者にもできる実践が数多く掲載されている。自分の実践のヒントになること間違いなしである。

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2008.06.16

有り難いこと

今日も地震報道に目が行く。
身近な奥州市のことでさえ、結局はテレビやラジオの情報が一番。マスコミの力が感じる。

さて、今回の地震で「困難な中での人の行動のすばらしさ」を何度も感じた。

・仙台駅ではずっと待機をしていたが、駅員さんがとても親切だった。また、自棄になって食ってかかる・・・という人もいなかった。
・一関行きのバスでは一人でも多く乗れるようにと、協力してスーツケースを移動して置いた。新幹線に乗れなくてバスに乗った人ばかりだと思うが、見知らぬ者でもお互いに声をかけあっていた。
・バス車中からは「静岡県警」「神奈川県警」のバスが高速道路を走っていくのが見えた。被災地の救助に向かったのであろう。遠いところを危険な地域に向かって行く。こちらも命をかけている・・・と思った。
・被災地の学校で奮闘する教師たち。同職にあるものとして、思わず「がんばれ」と言いたくなった・・・。

かつてチリ地震に関わることで、困難な中で人々が助け合うことのすばらしさを学習したことがあった。
また、2004年の新潟の地震の時にはこのような授業もしていた。

今回の地震で伝えられることがいくつもある・・・・そう思っている。

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2008.06.15

地震で考えた

地震報道が続いている。また、震度2~3程度の余震も続いている。
今日は勤務校のPTA奉仕作業の日だったが、こういう状況ということと自分の体力も厳しいということで、失礼させていただいた。次回がんばります。>関係者の皆様。

さて、今回は子どもたちが学校にいる時のことではなく、本当に幸いだったと思っている。
5年前の5月にも震度6弱の地震があったが、その時も夕方。
教員であれば、今回の地震では誰しも「学校に子どもがいたら・・・」と考えたであろう。
この地震については、強烈な出来事が大学時代にあった。1983年、私が大学4年の時の秋田中部沖地震である。ピアノの実習中の強烈な揺れにとにかく驚いた。
その後、ショッキングなニュースが入ってきた。遠足の小学校の子たちたちが、津波にのまれ、十数人が亡くなったのである。検索したら、当時の新聞が掲載されていたサイトがあった。こちら。本当に痛々しい記事である。

教師が子どもたちの命を預かることの重大さを、大学時代のこの出来事で改めて感じた。教師になってからの避難訓練でも、この時の出来事を語ることがあった。
今は管理職。「いざ」という時の適切な判断が求められる。自分が知っていること、経験したことを生かしていかなければと思っている。

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2008.06.14

大地震

今日の8時43分頃、岩手・宮城県に大きな地震がありました。
関わって、皆様から地震見舞いのメール、電話をいただきました。
ありがとうございました。

幸い家の中のものが散乱した程度で実害はありませんでした。
もっとも私は研修会で東京滞在中でした。

研修会を途中で切り上げ、帰ろうとしましたが、あいにく新幹線は仙台までしか復旧しておらず、現在(18:10)は仙台駅で待機中です。
私と同じように仙台~八戸を利用しようとしている方々が駅にはたくさんおります。
一刻も早く復旧しないかな・・・・と願っている現状です。

追記:結局東北新幹線は運休。しかしながら一関までバスが走っており、何とか自宅に辿りつくことができました。

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2008.06.13

東北青年塾記録&研修会

一週間前に行われた東北青年塾の記録が次々にアップしている。
塾員の発表を塾員が記録化しているものである。このスタイルもすっかりと定着している。記録化することで、力がつくことは間違いない。
むろん、参加した自分にとっても会の振り返りをする点で貴重である。

この青年塾員もスタッフとなるのが、授業づくりネットワーク夏集会である。今年は仙台で行われる。私も8月11日に登壇をする。これについては、改めて紹介したいと思う。

その集会の全体講演をされるのが北川達夫氏である。フィンランド教育の第一人者である。
その北川氏の講演がある。紹介する。

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  「フィンランド教育に学ぶ対話型学習」

主催:特定非営利活動法人 日本ホームスクール支援協会 
   特定非営利活動法人 パルレ

後援:特定非営利活動法人 授業づくりネットワーク

 日本教育大学院大学客員教授の北川達夫氏をお迎えし、対話型学習について、お話を伺います。北川氏は『図解フィンランド・メソッド入門』をはじめ、フィンランドの教育方法を紹介する本を数多く出版されています。

 フィンランドと言えば、経済協力開発機構(OECD)が実施する学習到達度調査(PISA)の読解テストで2回連続1位となり、世界中の注目を集めています。読解テストが14位の日本でも、読解力世界一になったフィンランドの教育方法に学ぼうという声が高まってきています。

 フィンランドでは「社会で生きるための力」を育むことを最優先に考えています。これはPISAで求められた技能でもあります。この「社会で生きるための力」とは「コミュニケーション力」と「問題解決能力」と言えます。これら二つの技能を育むための授業形態が対話型学習」です。

 たとえば、次のような課題があります。

とつぜん、世界中の電話が使えなくなってしまいました。電話をかけようとしても、ちがうところにつながってしまいます。こうなると、世界はどうなってしまうのでしょうか。一人で/友だちと二人で/班で、物語を考え、作文を書くか、あるいは発表しましょう。(『フィンランド国語教科書』小学5年生)

 課題の内容もユニークですが「一人で/友だちと二人で/班で」解決する方法も目を引きます。互いの作文を批判的に検討したり、論理的に議論したりする姿勢を促す学習が仕組まれているのです。

 今回のワークショップを通して、フィンランド教育の対話型学習を体験しながら、子どもたちが社会で生きるために必要な「コミュニケーション力」と「問題解決能力」の養成について、学んでいただきたいと考えています。
 ぜひ、たくさんの方の参加をお待ちしています。

■日時:2008年6月21日(土)13:00~17:00

■場所:品川ボランティアセンター 3F 会議室
    〒140-0014 品川区大井1-14-1 大井1丁目共同ビル
    http://shinashakyo.jp/access/index.html
    JR・東急大井町駅から徒歩5分 東急下神明駅から徒歩6分

■テーマ
 「フィンランド教育に学ぶ対話型学習」
 ●講師:北川達夫氏(日本教育大学院大学客員教授)
  1966年東京生まれ。ヘルシンキ大学歴史言語学部等に留学。外務省入省。在フィンランド日本国大使館在勤。帰朝後に退官、執筆・翻訳・教育活動のかたわら、科挙式メソッドやフィンラ ンド・メソッドなど、独自の教育メソッドの開発と実践に携わる。著書『「論理力」がカンタンに身につく本―欧米式作文メソッドでOK!説得・交渉・コミュニケーションの達人になる3ステップ』(大和出版)『図解フィンランド・メソッド入門』 翻訳『フィンランド国語教科書―日本語翻訳版フィンランド・メソッド5つの基本が学べる』小学3・4・5年生(いずれも経済界)

■定員:40名(定員になり次第締め切ります)
■参加費:2500円(パルレ・HoSA会員:1000円) *当日お支払いください。

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2008.06.12

小中併設のよさ

小中併設校のよさを行事を中心に感じることが多いが、今日もそうだった。
明日から中学校総合体育大会。中学生は壮行会に選手として臨む。
エールを送るのは小学生と文化部の中学生。
温かい励ましに中学生もがんばろうと思ったであろう。

中学生のための壮行会なのであるが、実は小学生にとってのメリットが大きいのではないかと思った。
というのも、小学生は中学生の晴れやかなユニフォーム姿を見て、「中学生になったら、部活でがんばるぞ」とイメージできる。心構えもできる。身近で中学生の学ぶ姿、運動する姿を見ることができる小中併設校のメリットである。

さらに、放課後には中学生が「中学生の主張」風に明日の大会に向けての決意を一人一人、大声で語った。聞くのは小中学校の先生方全員。「明日、絶対勝って県大会に行く!」といった大声での決意に、周囲の子たちや先生方から大きな拍手が送られた。いい風景だった。これは小規模校のよさだと感じた。

前任校では大規模校のよさを感じ、今は小規模校のよさを感じる。いい経験をしていると思っている。

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2008.06.11

複式のよさ

複式の授業も回数を重ねていくうちに、いくらか慣れてきた。
違う内容でも導入を同じくしたり、活動を上手く組み合わせて行うようにしたり・・・と手応えも感じてきた。
しかしながら、単式の方が十分な時間を注ぐことができるのは自明のことだ。

しかし、「これは複式の方がメリットがある」と思ったことがあった。
3年生対象に授業をしていた時に、3年生の子がなかなかいい例が思い浮かばなかったことがあった。4年生は別の学習をしていたが、その4年生に「昨年、3年生の時には、どのような例を書きましたか」と聞いた。4年生からすぐにいくつかの例が出てきた。3年生は「そうか」と言って、4年生の発言をヒントに書き出した。

これは単式ではできないことだ。複式だからこそ、昨年の例が簡単に聞くことができた。こういうメリットも逆にあるのだと感心した次第である。

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2008.06.10

セミナーDVD

単身赴任ということで、毎週合計6時間以上の移動の時間がある。
前にも書いたが、年間で合計すると相当の時間になる。6時間×52週=312時間。丸まる13日間分だ。

ラジオや音楽を聴いてもどうしても飽きてくる。
そんな中、先週荷物を整理をしていたら、セミナーのDVDがあった。
車中も時々仕事関係の場として利用していた自分にとって(3年目にはこんなこともしていた)、これは閃きだった。「このセミナーも気が向いたら聞いてみよう」と。

昨日、音楽に飽きたところでセミナーDVDを聞いてみた(運転中だからあくまでも聞くだけである)。不思議なものである。重かった頭がだんだんよくなってきた。しかも、自分の問題意識がある学校Webの話は貴重な情報となった。移動の楽しみ(今回は実益を兼ねた)がまた一つできた感じである。

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2008.06.09

新任のうちに読んでおきたい3冊の本

私も執筆したことがあるスクール55のWebが面白い。
今回の「新任教師の皆さん、まずはご覧あれ!」のテーマは「新任のうちに読んでおきたい3冊の本」である。3人のベテランの先生方が3冊ずつ本を紹介している。なるほどなあ・・・と思う本がやはり紹介されている。
10人ぐらいの先生方に聞いてみたら、さらに幅広くおもしろい本がどんどん出てくるであろう。

では自分だったら何の本を「新任のうちに読んでおきたい3冊の本」として推薦するか。
あくまでも「新任」という点がポイントだ。次の本である。

「子どもと生きる教師の一日」(高文研・家本芳郎)
「授業で鍛える」(明治図書・野口芳宏)新版はこちら
授業の腕を上げる法則」(明治図書・向山洋一)

3冊とも自分が実際に初任か2年目の時に購入して、大きな影響を受けた本である。
この3冊に共通するのは「やさしい言葉で深い思想を語っている」という点である。
二十数年経ても時々読み返す本である。

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2008.06.08

消費者教育シンポジウム

昨年度、「シティサクセスファンド」の研究助成を受けていました。
テーマは「情報化社会での金融のしくみを教える教材の開発と効果」です。情報化社会をどう教えるかというテーマを継続研究していたので、助成のバックアップで研究を深めることができました。

今年度は助成は受けませんが、昨年度の関係で標記のシンポジウムで研究の成果を発表できることとなりました。パネルディスカッションにも登壇します。一般参加も可能です。こちらをご覧ください。

なお、講演は「女性の品格」「親の品格」等で有名な板東眞理子氏。私も著書を読んで、一度お話を聞きたいなと思っていただけに嬉しいです。

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2008.06.07

雑談できること

第6回東北青年塾。今回も盛況だった。前回都合があり欠席しただけに、特にそう感じたのかもしれない。新しく参加された先生方にも活気ある雰囲気を感じてもらえたに違いないし、何よりも塾員から出されたレポートに次々と質問と意見が出されて練り上げられていく過程そのもののが塾員にとって勉強になったと思う。

さて、今回のメインは石川晋先生の講座。(とても読み応えのあるブログを書かれている)
「積み重ね型」(仮称)の授業を実際に行った点が特に刺激的だった。10分程度の模擬授業は自分も講座等でするのだが、今回の石川先生の場合には、学級で行っている授業をそのまま講座で行うというもの。これもいいなあと思った。細かな指導法がよくわかるのだ。その後の議論も楽しかった。

もう講座も終わりという時に石川先生が話されたことで印象的なことがあった。
「この積み重ね型で行うと、雑談ができるのです」
このメッセージにとても共感した。子どもたちにあれこれ伝えたいという思いがあるからこそ、教師になった。実際に担任しながら、その思いは伝えてきた。雑談はその重要な手段だ。しかも、雑談だから軽い雰囲気で楽しめながら、伝えられる。昨年担任外でも各教室で子どもたちと雑談をした。今年も同様だ。
教師になった原点の一つを思い出させていただいたメッセージだった。

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2008.06.06

言葉と形式を考える

役職上、いろいろな文書を見るのが重要な仕事の一つである。
特にも1年目なので、文書で「あれ?」「どういう意味だ?」と思った時には時間をとって考えたり、調べたりする。文章解釈力を向上させなければいけないと思っている。

先日「統導」という言葉を久しぶりに目にした。教員になった時に、職員会議の提案文書に「統導者」という文字があって、「聞いたことはないけど、『連れている先生』という意味だな」と解釈した。
そのうちワープロを使うようになったが、「とうどう」と打っても「統導」とは出てこない。辞書を調べてもない。とある人に聞いたら、「それは教育界の独特用語」と言われた。そのうち、「統導」という言葉も「引率」に変わっていった。
今回久しぶりに見たので、「統導」で検索をしてみた。すると、使われているホームページは岩手県が多いことがわかった。「教育界の独特用語」だけではなく、「岩手県教育界の独特用語」だったらしい。調べてわかったことだ。
形式についても同様だ。文書を出す時に、定型の形式に合っているか、そうではない場合にはこの形式で妥当なのか、よく考えるようにしている。

言葉と形式。授業と同じように力をつけていきたいと思っている。

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2008.06.05

後藤新平語録

昨日の10時過ぎに「ニュースをみよう」と思ってテレビをつけたら、別チャンネルが最初に映った。飛び込んできたのが後藤新平の写真。さらに「後藤新平語録その1」というようにナレーターが言い始めたので、思わずこちらの番組の方を見てしまった。

昨年までいた水沢小では、学校で「郷土の三偉人」を学習する機会がたびたびあった。ちなみに三偉人とは高野長英、斎藤実、そして後藤新平である。6年生では「先人から学ぼう」ということで、総合的な学習で30時間程度の時間が確保されている。それぞれ記念館もあるし、資料も揃っているということで、指導は私にとってもいい学びだった。
だから、私はもちろん、子どもたちも「後藤新平」と聞けば、やはり反応するのである。

さて、後藤新平の言葉と言えば、『人のお世話にならぬよう。人のお世話をするように。そして報いを求めぬよう』というのが有名なのだが、番組ではそれ以外の語録をいくつか紹介していた。
印象に残るものがいくつもあって、即座にメモをした。(あとでHPを見たら、ちゃんと掲載されていた)

・「ヒラメの目をタイの目にするようなことはできない」
 (台湾を改善しようとした時、その土地にあったやり方でしようとした)
・「午後3時ごろの人間は使わない 満州は午前8時の人間でやる」
 (満州の仕事で、若手を起用した。「その時刻×3」が実年齢になるだろう。20代が中心だったに違いない)
「金を残して死ぬものは下だ 仕事を残して死ぬものは中だ 人を残して死ぬものは上だ」
 (死ぬ直前に残した言葉)

年齢を経てくると、最後の言葉などよく身にしみる。今の自分にできることは何かということも思う。
そして、実は今の自分は「午後3時ごろの人間」である。定年退職である60歳が午後8時(60÷3=20)。この発想法でいえば、午後5時ごろまで一区切りとして小目標をもってがんばりたいと思う。

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2008.06.04

1年生と楽しむ2

今日も1年生の補欠授業。また、楽しんだ。

・朝、打ち合わせをしていると1年生の子たちが職員室にやってきて、「先生、来てください」と言う。自分たちの力で朝の会はできるのだろうが、先生がいると安心できるのだろう。やはり1年生にとっては先生は大きな存在だと思った。

・昨日、今日と実物投影機を頻繁に使う。1年生はわずか4人だから、「子どもたちを集めて見せればそれですむ」という考えもあるだろう。しかし、実物投影機は理解だけのツールではない。拡大投影することによって、子どもたちの表現力も磨かれる・・・そう思った。事実、1年生の子たちは前に進んで出てきて、スクリーンを指さして説明を始める。これが積み重なっていけばプレゼン力が向上するであろう。

・パソコンも2回目。こちらも確実にスキルアップ。マウスの使い方も自然だった。子どもたちの習得率の高さにも驚く。

・帰りの私が1年生担任をしていた時に、交通事故にあった子の話をした。ちょうど今ごろの時期だった。土曜日の授業後、お昼過ぎ、帰ったところ交通事故にあったのだ。片足を全治2カ月の骨折。事故にあった時の様子と病院での様子を話すと、真剣に聞いていた。そして元気な声で「さようなら」をした。

明日は担任が出張から戻ってくる。短い2日間だったが、とても新鮮だった。1年生はやはり「1年生」と感じた2日間だった。

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2008.06.03

1年生と楽しむ

担任の先生が出張なので、2日間、1年生に入ることとなった。
昨年度も担任外だったので、1年生に入ることがあったが、それも一日1時間。今回は朝の会から帰りまでである。

1年生といってもまだ入学して2カ月もたっていない。だから、本当に「1年生」らしい。

・朝の会の歌を大声で一生懸命に歌う。体中が「楽器」のような感じで思わずデジカメでパチリ。
・やはり朝の会で「先生から」と日直が言ったら、「先生、まず日にちを読むんです!」と張り切って教えてくれた。「ありがとう。1年生のこと、よくわからないから何でも教えてね」と言ったら、1時間に何度も何度もあれこれ教えてくれた。
・実物投影機とプロジェクタを持ち込んで授業をする。数回しか使ったことがないようなので、子どもたちは興味津々。「前に出て発表して」と言うと、次々と積極的に出てきてスクリーンに書き込んだり、指さしたり。でも、自分の影で絵が見えなくなると「あっ絵が消えた!どうして???」とつぶやく姿に思わずクスッとなった。
・パソコンの指導を頼まれていたので、起動・マウスの使い方・お絵かきソフト等をする。全く初めての子ばかりだったので、マウスのもち方から教えた。貴重な経験だった。
・給食の時間、「手伝うことはないですか?」と聞くと、「ありません!」と力強い言葉。頼もしい。
・歯磨きの時間に連絡帳を見ていると、「先生もやってください!」。これまた頼もしい・・・。

といった具合で、自分も本当に楽しんだ。
自分自身が1年生を担任したのは2度。教師になって5年目と7年目の時だった。共に20代の時だ。
どちらの学級にもやんちゃな子が多いクラスだった。手も焼いたけど、毎日が新鮮で楽しい日々だったことを覚えている。先日「江刺甚句祭り」のテレビを見ていたら、その時の年代の子どもたちが、地区のお祭りの年祝いで踊っていた。頼もしい若者になっていた。担任したのは17年も前のことだからなあ・・・。
その時のいろいろなエピソードを思い出した1年生学級だった。

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2008.06.02

30年以上前の教育振興運動

今日の教育振興会会議で、16ミリの映画を準備して映した。三十数年以上前の県内教育振興運動の成果を描いたものだ。その中に、本校の当時の教育振興運動実践が紹介されている。

当時は自分も小学生か中学生。「そうそうこんな感じだった」と懐かしい感じで見ていた。
それにしても当時の教育振興運動の熱気のすばらしさ。公民館で親が集まり、教育について語り合う。地方でも我が子のために本を購入し、それを家族団欒の中で読み合う。先生方も読書指導の研究会を教材研究段階から行う・・・・。このような環境であれば、確かに子どもたちはよりよく育つはずだ・・・と実感した。
自分が教師になった頃はこのような運動は(私の初任校の地区では)なかったし、その後も盛んな地域に赴任することもなかった。今年度になって、教育振興運動の伝統が続いている学区に赴任できたことはまさに幸せだったのだ。

さて、そんな中、ハッとしたことがあった。
他地区の実践例の中で、家庭の中で子どもが母親に「この本について『鉛筆対談』しよう」と言っていたのだ。そして、実際に2人は始める。三十数年前の地方で一般化していた「鉛筆対談」。自分もかつてしたことがあったが、それは本を読んで「おもしろそうだ。やってみよう」と思って行ったことであった。そして恥ずかしながら、昔からあった実践ではなく新しいネタの一つだと思っていた。
ところが、先の通りである。実は、数多くの実践はかなり昔から行われていたのではないか。それが適切に受け継がれてないだけではないか。だったら自分の役割は・・・・。そんなことを思った映画であった。

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2008.06.01

テレビから

休日は何かしらの都合がない時はすっかり家の中にいることが多くなった。
週に2回長距離移動をするし、平日家にいない分、いたいと思うからだ。自然とテレビを見る時間も以前よりは長くなる。(平日はニュースや情報番組以外ほとんど見ない。)

その中でなるほどなあと思ったのががっちりマンデー。「オフィスグリコ」を紹介していた。駄菓子屋さんの考えを生かしているということだった。確かに疲れた時の甘いお菓子は仕事の味方になるだろう。しかし、「お菓子が食べたい」と思っても、コンビニに買いにいくわけにいかないだろうし、買い置きをするという発想は男性にはないであろう。そんな時に、このようなしくみがあったら確かに便利だ。しかも社員の仕事が増えるということがないという点がポイントであろう。

もう一つ。「近未来予測テレビ ジキル&ハイド」を見ていたら、八戸の帆風美術館が紹介されていた。今までだったら、「青森?八戸?遠いなあ・・・」だったが、今は「八戸?30分で行けるなあ」と注目してしまった。単身赴任は行動可能なエリアを延ばしてくれるものだ。その点でのメリットを実感。

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