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2008.06.25

「名人への道」

以前「新任のうちに読んでおきたい3冊の本」という記事を書いた。
「新任」ではないが、「数年経たら読んでおきたい本」で真っ先に勧めるのが有田和正先生の「名人への道」である。初版は日本書籍から発刊されたが、現在は明治図書の「社会科教師 新名人への道」になっている。

年に数回私は読み返している。社会科教師ということでの参考というのもあるが、それ以上に一小学校教師の歩みが自分の励みになるからである。最近もまた読み返す機会があった。
この本の中で一番共感するのが、有田先生の優れた実践よりも、うまくいかなかった時のエピソードである。公立小学校から附属小学校に転勤した時の研究会で、徹底的に批判をされ、「附属をやめて、田舎に帰った方がいい」とまで言われた。その時に書いていたノートの文字が涙でぐしゃぐしゃになった。
そして、くじけそうになるとこのノートを見て、「この時もくやしさをバネにがんばった。今がんばれないはずはない・・・」と思うという話である。

有田先生ですらそういう時代があった。ましてや自分の置かれている状況なんて・・・と何度もこのエピソードから励まされた。気付けば自分が順調に行っている時ではなく、何かしら打開しなければいけない状況の時に、この本を読んでいる。
教師になって数年すれば、壁にぶつかる時もあるだろう。初任の時のように手とり足とり教えてはもらえない。自分で解決しなければいけない。そういう時に励みになる本であり、その意味でお勧めである。

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Comments

 こんばんは。いつも楽しみに読ませていただいています。
新任時代、有田先生の本に感銘を受けて大事に読んでいましたが、この本は知りませんでした。あの明るい有田先生ですら、苦労した時代があるなんて驚きです。
 講演会も数回聴いたことがあるのですけど、有田先生のわくわく感が参会者にも伝わってきるお話でした。
 さっそくこの本を取り寄せようと思います。紹介ありがとうございました。

Posted by: kei | 2008.06.26 at 19:55

keiさん、コメントありがとうございます。
この本を読むと有田先生が本当に努力家であることがわかります。エピソード満載の本です。ぜひご覧ください。

Posted by: サトマサ | 2008.06.26 at 20:38

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