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2008.07.31

東京駅待合室での出来事

東京駅で時間がある時には、銀の鈴近くの新幹線利用者用の待合室を使う。ここはイスがソファーで広い。疲れを癒すにはぴったりだ。

一昨日も20分ほど余裕があったので、向かった。近くの通路には、キャンプに行った小学生の子どもたちと引率者の皆さんが「終わりのつどい」のようなことをしていた。ボランティア団体主催らしく、スタッフはお揃いのジャンバーを来ていた。
キャンプで覚えた歌をギターに合わせて歌う。広場に歌声が響く。「夏休みにいい体験をしたんだなあ・・」と思いながら、ソファーに座った。
その曲が終わった時に、「静かにしろ!」という怒声が響いた。私と同じく待合室にいるお客さんだ。50代半ばぐらいの男性である。

「ずっと長くやっているけど、まだ終わらないのか!」
「いえ、私たちは許可を得てここで会をしています」
「許可を得ているといっても、うるさいだろう!それに私たちに許可を得ているわけではない!」
「あと1曲で終わりますから」
「ここで休んでいる人だっているんだよ!しかもここは公共の場だ!」
「もう少しですから・・・」
とその男性とキャンプのリーダーの人の言い合いが続いた。他のお客さんも子どもたちもその成り行きを見ている。
「周りのことも考えてくれよ!」
というセリフで男性は不機嫌そうにまたソファーに座った。

その後、リーダーの人が「お待ちの皆様、すみません。もう少しだけ、続けさせてください」と言うと、待合室にいる人たちから拍手がわいた。キャンプの会の人たちの応援である。自分も思わず拍手をした。

しかしながら、あとで考えたら、この応援は明らかにクレームをつけた人を「悪者」にしてしまう拍手であったと思う。「そんなにキレるなよ。子どもたちのいい場面だぞ」と。
しかし、その男性も、きっと長く待合室にいて、何らかの事情で耐えられなくなって怒声を出しててしまったのであろう。しかも、応援する人はいない。
許可を得ているといっても、公共マナーの点から言えば、男性の言っていることにも一理はある。「子どもたちのいい思い出の場だ」と思ってすぐに拍手をした自分。自問自答をした。どういう行動をとればよかったのだろうかと。

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2008.07.30

研修会講師で思う

2日連続での講師役。今日はお隣の青森県の三戸郡視聴覚教育部会の研修会。所属されている圓子先生との縁で招かれた。思ったことをいくつか・・・。

★会場は階上町の中心にある赤保内小学校。学校から25分で到着。本当に近い。本校から同じ町内の学校でも30分ぐらいかかるところがある。同じ町内よりも近い隣県である。ちなみに行く先々ではいくつもの登山口があり、また海岸もすぐそば。山も海も美しい地だった。

★研修会の内容は2本立て。第一部が模擬授業を含んだ講義、第二部はミニワークショップである。講義の部分ではフラッシュ型教材、実物投影機活用、自作教材等を模擬授業をしながら行う。「TRAIN」等、必要な情報も提示できた。反応がよかったので、自分自身も久々であったが楽しくできた。

★ただ、前日も感じたのであるが、久々ということはやはり恐い。時間のペース配分がうまくいかず、予定の時間をオーバーしてしまう。時間内に多くを詰めすぎた準備不足である。伝えたいことがあれこれあるので、準備段階ではどうしても内容が膨れてしまう。だから、研究授業と同じで「削ったぐらいでちょうどいい」という原則が自分の中にあったのだが、それを徹底しきれなかった。

★ミニワークショップはほとんどの方が初体験。ゴールの意識化と「すべきこと」が明確になるように留意をした。もともと意欲的な先生方である。ある程度顔見知り同士の先生方というのもプラスに働いて、予想以上に盛り上がった。時間に限りがあって5つのうち2つの班の発表に留まったが、全部行いたいぐらいだった。

★終了後の懇親会では、この研修会に至る経緯を聞かせていただいた。一人一人が研修会にかける思いがあり、それが実現する・・・すばらしいことだと思う。自分がその思いの実現に一役買ったのであれば、本当に嬉しいことである。今回の研修会と今後に関わっても有り難いお話をいただいた。参加された皆様、本当にありがとうございました。

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2008.07.29

セミナーで思う

★今日は消費者教育シンポジウム。発表者&パネラー役で参加。
今年度はこういうセミナーの登壇も自主参加も限られている。それだけに、1回1回の参加が自分にとっては貴重な学びの場だ。

★今回のシンポジウムの目玉は基調講演。「女性の品格」「親の品格」の著者の板東眞理子先生。控え室で私も名刺交換させていただくことになった。「品格」シリーズに書かれている通り、本当に品格のある方だと思った。名刺交換の後、時間がないのにもかかわらず、「この間の地震は大変でしたね」と一言声をかけていただいた。相手の立場に合わせた一言をパッと言う・・・・なかなかできることではない。ご講演もズバリ「消費者の品格」。そうか、この「品格」は全ての講演のテーマになるのでは・・・と思った。

★自分のプレゼン。自主ゼミでの発表はあったが、こういうセミナーの登壇や講師役は久しぶり。自分の意図するところは伝えることができたと思うが、「プレゼンの腕が落ちているのでは・・・」と感じた。トレーニングをしていないのだから、当然と言えば当然なのだが・・・。発表する機会が限られても、その日のための意図的なトレーニングをしていれば腕も伸びたはずなのにと反省する。これが「チャンスを生かす」ことだと思う。

★パネルディスカッションは上智大奈須先生の発言が実に刺激的だった。会場から共感が沸いたり、身を乗り出してくる様子が壇上からよくわかった。「自分の思想」「心に入る言葉」をどれだけもっていて表現できるか。これも日頃の勉強だと感じた。

★多くの方と名刺交換させていただいが、9年前の公開に参加した学校の先生がいらしていたのでご挨拶。総合的な学習で全国から注目を浴びた小学校。斬新なデザインと工夫された内容の研究紀要(というより研究ビジュアル誌)だった。いろいろな学びを求めているから今の自分があると改めて思った。

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2008.07.28

青森を知る

大学を卒業し、会社に1年間勤めるところまで、ずっと秋田にいた。23年間だ。
岩手で教員になり、23年間が過ぎた。
今までの人生の半分を秋田と岩手で過ごした。社会科好きということもあって、この両県の知識はだいぶ蓄えた。(住んでいるので当たり前だが・・・)

今年度転勤して、今度は青森がずいぶん身近になっている。
たとえば、先週の1学期のご苦労さん会は青森県八戸市で行った。実際にここから、本校に通勤している先生も2人いる。それほど近い。子どもたちも「大きな店」と言えば、八戸の「さくら野百貨店」である。
ご苦労さん会のコースは「青森県づくし」のものだった。説明を受けても特産品がわからない方が多かったが、海の幸・山の幸とも美味であった。そういえば青森は日本海にも、太平洋にも面している。(津軽海峡にも)

通勤途中で入るラジオはNHK青森である。ローカル放送の時には青森の話題だ。今から63年前に青森大空襲があったことを今日知った。全然知らなかったことである。市内の9割が焼けたということはほとんど壊滅状態になったということだ。そこからの復興。子どもたちにも教えたい事実である。

せっかくこのように身近になった青森県。本校にいる間に知識を増やしていこう。きっと秋田や岩手と違う面が見られるであろう。それを知るのが楽しみである。

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2008.07.27

1学期が終わった

7月25日。無事1学期を終えた。正直ホッとしている。
何事もそうだが、新しいことをするには多くのエネルギーを必要とする。

・新しい教頭の職の仕事を全うする
・新しい学校に慣れる
・新しい住環境に慣れる
・新しい生活パターンを作る

これらに専念した1学期だった。今まで大きな比重を占めていた家での「第2の仕事」は必要なものに限った。
「教頭の職」以外はこれから数年間のことを考えれば、基礎固めは出来たと思う。
教頭職については、自分なりに考えて行動してはいるが、まだまだ新米である。実務も判断力もそして指導力もアイデアもこれからだと思っている。
ただ、自分の「強み」として、「授業への積極的な参加」と「ICT活用」について、かなりの部分、関わることができた。これは2学期以降の布石である。

さあ、夏休み。本校はわずか3週間。通常の仕事はあるものの、家でのフリー時間は増える。
自分の立ち位置を確認する貴重な機会だと思っている。

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2008.07.26

教え子の披露宴

初任校時代の教え子の披露宴には招かれていたが、2校目の学校の教え子の結婚披露宴に初めて招かれた。
自分が1991年に転勤した時に1年生を担任した子である。聞けばもう24歳。早いものである。

この子たちとの出会いは新鮮だった。3学級で111名。縁起のよい数字だったからまだ覚えている。
自分は29歳だったが、学年主任だった。学年平均27歳のスタッフだった。今の岩手では考えられない。
1年生だから学級通信を頻繁に出そうと決め、確か220号ぐらいは発行した。
保護者の皆さんとも1年生ということで距離が近かった。保護者の皆さんの印象も強い。

Sさん。背が一番小さかった子である。それでも何ごとにも元気いっぱいに取り組む子だった。
年賀状をまめにくれていたが、小学校を卒業してから12年ぶりの再会だ。
披露宴前のウェディングドレス姿のSさんは、全く変わっていた。(当たり前だが)
もっとも笑顔は小学校当時のままだったけど。

その時の学級のクラスメートが2人来ていた。今は東京と仙台に住んでいるという。しっかりと挨拶する姿にこちらが圧倒された。2人とも思い出がたくさんある子だったので、あれこれ話す。
彼女たちを見ていて、一気に17年前にタイムスリップをした。

教師になって7年目。それなりに自信はついてきていたが、今考えれば学級経営も授業もまだまだの時代だった。それでも生意気に職員会議や研究会では尖った発言をしていた。
子どもたちに対しても、厳しく接した部分もあったが、やさしくする時には思いっきりやさしく接した。若さ故の行動も多かったに違いない。

それでも子どもたちは当時のことを「楽しかった」と話してくれる。ありがたいことだ。
今回の披露宴も教師冥利に尽きる一日になった。

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2008.07.25

移行措置のために

本校では今日が終業式。おそらく日本一遅い夏休み入りであろう。
ちなみに始業式は8月18日。これは逆に日本一早い夏休み明けではないかと思っている。
つまりは夏休みは相当短いということだ。さらに夏季休暇以外は出勤・出張・講師等のどれかなので、例年通りあっという間に過ぎると思っている。

さて、この夏休み中に来年度の移行措置のことを学ぼうと思っていた。今までもそれなりに新教育課程のことは勉強してきたが、具体的に本校でどのようなプランが立てられるか考える。
そのために「これはいい」と思う特集が8月号の雑誌に特集されていた。
初等教育資料」と「学校マネジメント」である。

「初等教育資料」は「移行期の展望と実践課題」を教科調査官が具体的に論じている。
「学校マネジメント」は「校内研修の方向性」を提示している。いずれも参考になる資料だ。

それにしても、「初等教育資料」は特集以外でも読みたいという記事が多くなった。今号はパパイヤ鈴木氏のインタビューが掲載されていた。その中の一部。(以下引用)
-----
振り付け師の場合は、自分が100なら、相手には120、130やってもらいたいわけです。どちらかというといざないだけ。僕の振付師の信念というのはそこにあります。(中略)その人のよさが出るように、その人のスイッチをパチッと入れてあげる。
-----
人を育てる基本そのものである。

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2008.07.24

危機対応を学ぶ

教頭職として出来れば起きてほしくないのが危機管理に関わることだ。
しかし、大なり小なりその時は来る。今回はいきなり「大」のものが襲ってきた。震度6の地震である。
管理職として初めてなので・・・なんてことは言っていられない。わからないながらもするしかない。幸い小中併設校なので、中学校の教頭先生の行動を真似ながら対応した。

早く学校に行き、一通り一次点検。ガラス割れや物品破損等の大きな被害はなくホッとする。即報告。
しかし、改めて点検すると細かなところが次々と被害があることがわかった。
やがて子どもたちも登校。多くの目があると違う。子どもたちからあれこれ教えてもらい、被害が拡大していることがわかった。改めてリストを作り報告。あっという間に8:15の始業。
今度は子どもたちや教員の被害の確認。家庭での被害もいくらかあったことを知る。これまた報告。
さらに危険箇所の対応と指導事項の確認。
学期末で今日すべき仕事もあり、すきま時間にそれらを並行して行う。
そうこうしているうちに被害対応のための業者さん来校。一緒に立ち会う。その中でも地震に関わる電話のやりとりで、職員室を行ったきたり。
午後も似たようなもの。教育委員会からも被害視察。業者さんも2時半ごろには終了。
あっという間だったが、途中でも余震が来て、マイクに手をやったり、ネットで被害状況を確認したりととにかく考えられることはした。

対応をしながら「適切かつ瞬時の判断力」「明快な説明力」をつけなければ・・・と痛感した。まだまだである。
さらに建物に関する基礎的な知識は圧倒的に不足している。学ばなければいけないことがたくさんあることを今回の地震は教えてくれた。

それにしても、地震の場合には即対応が原則。今回は事情がありすぐに行けなかったが、地震が大きければ大きいほど、公務最優先である。管理職としての「自覚」も再認識した日でもあった。

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2008.07.23

またも震度6強

また地震。
6月には実家のある奥州がテレビで何度も取り上げられた。
今度の地震は一番強かったのが洋野町。その隣町に自分は住んでいる。
その日は飲み会があり、しかも寝た直後であり、最初の揺れに対する反応が鈍かった。しかしながら、激しい揺れに夢中で避難した。ガラスや柱のきしむ音に「アパートが壊れるのでは・・・」と本気で思った。
私自身は何も被害がなかったし、実家も大丈夫であった。
しかし、またもや多くの方がケガをした。被害が広がらないことをお祈りしたい。

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2008.07.22

地域の民話を伝える

今日の朝活動で、町内の保育園の先生が読み聞かせにきた。
自分たちが探した軽米町の民話を読み聞かせをするというものである。
聞けば遠野で語り部の様子を学んで、練習もしたとのこと。この熱意に頭が下がる。
実際に民話はとても興味がわくもので、子どもたちも熱心に聞いていた。

実はこの実践は、研究大会での発表のためのものだったのだが、その後の子どもたちの質問を聞いて「やっぱり」と思ったことがあった。
それは、誰一人、我が町や地区の民話・昔話を聞いたことがなかったのである。
かつての時代と違って、祖父母などから聞き伝えられるようなことは皆無なのだ。時代が変わればしかたがない。

そう思っているうちに・・・「そういえば自分も『ふるさとの民話を伝えよう』というような実践をしたことがあった」と思い返していた。ホームページに確かにあった。こちら
ホームページのテーマである「地域のよさを伝える」実践の一つである。

もうこのような実践は飛び込みで学級に入らない限りできない。しかし、今回のように外部からゲストを招いたり、授業プランを作って実践してもらうことはできると思った。いわば、コーディネーター役である。
自分が実践できなくても、実践を広げる方法はある。結果的に子どもたちや教師に実践が広まればいいのだから。その点で、自分にもできる役目があると思った。

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2008.07.21

努力が実る場面

本校は全校児童31名の小規模校だ。
しかし、伝統的にマラソンが強い。今日のマラソン大会では、見事に3年と5年で1位。面目躍如だった。
しかし、その栄光は素質だけではない。1位の2人は姉弟なのだが、ずっと努力をしていた。
6月上旬だっただろうか。いつもの如く6時過ぎに校舎内を巡視する。すると窓から学校の裏の坂を二人でトレーニングしている姿が見えた。聞けば、毎日走っているという。それは大会までずっと続いた。その努力があったからこその1位である。
努力が実ったのである。

折しも今日は高校野球の県決勝戦。思い出す教え子が一人いる。4年前に決勝に進んだチームの3番打者。宮古時代の教え子だ。
小学校6年生の放課後のグランドで彼は一人で走っていた。足腰のトレーニングである。走る仲間がいるわけではないので、まさに孤独なトレーニング。でもそれが実って強豪校の中心打者になった。
これも努力が実ったのである。

さらに夜。長女の定期演奏会。3年生の子どもたちのソロを聴いて、「ああ、この子たちも球児たちと同様に3年間努力したんだなあ・・・」と感じた。

立場は違うが、それぞれの努力は貴い。たまたま結果が出た子たちのことを例に出したが、結果が出なかった子たちにとってもその過程は価値があったはずだ。「努力は実る」とやはり思うのである。

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2008.07.20

「ゴーン流」学校経営

何度から書いているが教育雑誌を十数冊、年間購読している。二十数年間である。
「そんなに購読してい読んでいるのか」といわれれば、確かに斜め読みだし、
「1冊、1冊は役立っているのか」といわれれば、「すぐには役立ちません」と答えざるを得ない。
それでもトータルの視点で見れば、明らかに自分にとって必要なものである。

いくつものメリットがあるが、様々キーマンを知るという点が圧倒的に教育雑誌は得意である。
今日読んだ「学校マネジメント」に、宇都宮の小堀校長先生が出ていた。日産から民間校長になった方である。給食費を巡る奮闘ぶりが書かれていた。

ここで、今まであちこちで見聞きした情報が結びついた。
・そういえば、「ゴーン流何とか・・・」という本の広告が最近出ていたなあ・・・。
・前に新聞のWebで似た話が出ていたなあ・・・。
さっそく調べてみると、こちらこちらの記事が見つかった。
どうしても切り口として「民間校長」と「数値目標」が強調されるが、私が注目したのは「学校マネジメント」誌に書かれていた親子読書の取り組みだ。子どもが家庭で読書をするように普通に働きかけても難しい。そこで、発想の転換をして、「子どもが保護者に読み聞かせをする」ように取り組んだという。読書習慣がついたという保護者の回答割合が91%。まさに驚異的である。
数値目標はあくまでも手段。それを達成させるための努力と工夫がきちんとある。この一つの例を知っただけでも、雑誌を購読している意味はあると今日感じた。

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2008.07.19

口利きと鳥取県

このごろのトップニュースは例の大分県の教員採用汚職事件が多い。
全くあきれた話である。冗談で「岩手はどうなのですか」と聞かれる場合がある。全国各地で同じように教員が聞かれているのだろう。

さて、それによって浮かび上がったよき自治体の例がある。鳥取県だ。今日の朝日新聞によると、口利きの議員とその内容をホームページに公開する制度をとっているという。導入したのは改革派だったその時の知事。
先週のテレビ番組でも、それに似たエピソードを話されていた。知事になった頃、議員から県職員採用の口利きが入った。そこで、次のように指示したという。「採用ぎりぎりで同じ点数だったら、口利きした方を落としなさい。そういう人はバックがあるからとらなくても大丈夫」と。
「口利きは逆に不利」ということである。
そして、この制度である。ネットで調べたら、こちらに事情がくわしく掲載されていた。
これこそ、改革派知事の仕事だと思った。

昨年、一昨年と山脇先生のお招きで鳥取に2回行かせていただいた。聞けば、県教委で各学校で県外からの講師に旅費を出してくれるしくみがあるとのこと。むろん立候補制だが。その制度のすばらしさに感心したが、今回のこのニュースを見て、やはり・・・と感じた。

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2008.07.18

工夫すればできる

岩手は小規模校が多い。二十数年前は1000人規模だった小学校でも今は200~300人台という学校もある。
かつて自分がいた宮古市の長女の学校もそうだった。校舎の半分は使われていない。残り半分でも空き教室がけっこうあるという感じだった。

その小学校及び周辺小学校でこのような取り組みをしているという記事があった。
「環境が問題ではない。工夫次第なのだ」と思った。きっと子どもたちの興味・関心も高まるであろう。
元教員で「子どもたちに教えたい」「自分の力を社会のために使いたい」と思っている人も多い。人資源も有り難いものだ。

ちなみにコメントを述べている田中先生はかつての同僚。習字専科として学級に入っていたいたり、通知表の所見を厳しく指導していただいたりしたことを思い出した。

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2008.07.17

新たに知る

学校に国立国語研究所の「文字と社会」という冊子があった。おそらく寄贈されたものであろう。

通知票のチェックのこの時期、なぜか手にとってみたくなった。所見を見る時に、「言葉」についてよく考えるからである。そうすると、以前腑に落ちなかったことについて書いていた。
それは「令」の字についてである。以前「玲」という文字を通知表に書く時に下を「マ」のようにして書いて出したら、修正するように言われたことがあった。役所に聞いたら正しい名前が先のように表記されているからということだった。
しかし、一般的には「マ」と書かれていることも多い。腑に落ちないし、調べればきっと違う考えもあるに違いないと思いつつ、時間のない学期末だったので正対せずに終わった。その答えが先の本に詳しく書かれていた。
結論から言えば、「手書きで漢字を書くときに、明朝体を手本として「令」のように書く必要は全くない」ということであった。
今、自分は文書をチェックする立場にある。「思い込み」や「少ない情報からの受け売り」で、チェックするようなことがないようにしたいと改めて思った。

それにしても先の本には新たに知るということがいくつもあった。
たとえば、「上」の筆順。私たちは1年生で縦から書くように教えているが、横から書くのも古くは行われていたので誤りとは言えないとのこと。うーん。よく、高学年で「はい、1年生クイズ!」と称して、「上」「土」「右」「左」の筆順を書かせていた。むろん、教え方によれば、筆順の答えは一つなのだが。
いずれ知らないことはまだまだ多いものだ。

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2008.07.16

人が読書環境を創る

30年以上前から本校は読書活動が盛んだった。教師が熱心だったということもあるが、地域の教育振興運動の中で読み聞かせ運動をしていた。当時の様子がテレビ番組になっており、会議の時に見た。一人のお母さんが読み聞かせをして、聞いていた子どもたちに指名して感想を聞いていた。教師かな・・・と思ったけど、あくまでも保護者。そのような雰囲気の中で読書活動が続いていた。

そして、今。読書活動の伝統は続いている。小規模校であるから、図書館の蔵書数は少ない。もちろん、司書教諭もいない。
しかし、子どもたちは本好きである。一番大きな理由は「読み聞かせ」である。
月に2回、地域のボランティアの方が読み聞かせに来てくださる。朝の10分程度。子どもたちのために、町の図書館に足を運んでいる。もちろん子どもたちが熱心に聞く。そういう本を選んでくださっている。
さらに、2学期に3つの団体に読み聞かせを申し込んでいる。そして、今日、研究のために・・・ということで別の方から読み聞かせの希望が入った。来週、地元の昔話を語ってくれることになっている。

毎日ではないにしても、読み聞かせの機会が多くなれば、子どもたちも本好きになる。たとえ、学校の蔵書が少なくても、人が読書環境を作るのだ。

そして、実は私も何回か読み聞かせをしている。担任時代も必要性を感じてはいたけど、なかなかできなかった。それが担任ではなくなった今できている。そういうことがけっこうこれからもあるかもしれない。

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2008.07.15

教員研修Web総合システムTRAIN

昨日、プロジェクト会議に参加した。昨年度からの継続のものである。
教員研修Web総合システムTRAINがこのプロジェクトによって開発された。自分もビデオ・モジュールの制作、FAQの制作に参加した。
どちらも、ICT活用の研修に即役立つものである。ぜひ新規登録してご覧いただきたい。
昨日の会議でさらにこのTRAINが充実することがわかった。今後が楽しみである。

同時に会議に参加して多くのことを学んだ。「会議文化」といってもよいものであろう。
会議参加で大きな刺激をいただくということはそれほど多くはない。終了後の新幹線でも頭の回転速度がなかなか落ちなかった。
こういう会議に参加できるということは本当に幸せである。

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2008.07.14

子ども会万歳!

何度か本校の保護者のつながりの強さについて書いてきた。
昨日の子ども会ソフトボール大会は、改めてそれを実感するものであった。

県内各地で子ども会単位の大会は市町村単位で行われている。私自身も保護者の立場で、昨年まで5年間、市内子ども会ポートボール大会の地区監督を務めた。週に2~3回、学校体育館で練習。保護者も何人かサポートに来ていた。
もっとも練習が16:30からで私も参加できないことも多かった。これはどの保護者も似たようなものであった。勤めている以上仕方のないところである。何とかやりくりしながら、地区子ども会の練習を支えているというのが実情であろう。

ところが、本校子ども会(育成会)は違っていた。練習が16:30から。ふと17:00過ぎにグランドを見ると、何人ものお父さん方が指導をしている。さらには、お母さん方も声援を送っている。子どもたちは学校に居残りをしてから参加するので、全員参加。
練習の様子も子どもたちにとってプラスになるものだった。体力や技能の向上はもちろんだが、応援や「はいっ」という返事や礼儀についてもしっかりと教えられているようだった。

こういう体制だから、当日の応援も強力だった。保護者はもちろん、中学校の子どもたち、さらには弟や妹まで声援を送っていた。むろん、私たち教員も精一杯声を出した。
残念ながら、試合は敗れたものの、このように地域みんなが盛り上げて、子どもたちはさぞかし心強かったと思う。腕は真っ赤に日焼けして、お風呂に入る時にヒリヒリしたが、日焼けをしているのも忘れるぐらい私も試合の中に入ることができたのだった。
子どもたちは、自分たちが中学生になった時も、大人になった時も応援を続けるに違いない。まさに子ども会万歳!である。

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2008.07.13

各種冊子

教育関係の冊子でお勧めのものがけっこうあります。
今日はその紹介です。

1 「Hot Education」3号
 エルモ社のICT活用の冊子です。1号、2号と職場の皆さんに見ていただきました。食い入るように見ていたのが印象的でした。今回も実物投影機を活用した参考実践が数多く掲載されています。

2 「HUGHUG
 教育同人社の冊子です。パッと見た感じ、教育冊子には見えませんでした。教育を幅広く考える記事が多いです。

3 「OF」
 新学社の冊子です。著名な先生方が書かれています。Webでも記事は読めます。

これらの冊子はWebから購読を申し込むことができます。実践に役立つ冊子が多いものだと感じています。

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2008.07.12

学級通信ものがたり

「授業づくりネットワーク」誌が届いた。
第2特集が「わたしの学級通信ものがたり」というものだった。5人の先生方が自分の学級通信の歴史について語っている。共感する見出しばかりだった。

・情熱の足跡を刻んできた学級通信という名の「自分史アルバム」
 ・・・自分も22年間、学級通信を書いてきた。それらはまさに20代前半から40代半ばまでの自分史でもある。
・学級通信は修業記録なり
 ・・・自分もそうだった。多くの実践記録を書いてきたようなものだった。

書くことで力をつけてきたし、学級通信のネタを作るために実践をしなければ・・・と自分を発奮させようとしたこともあった。時には教材研究よりも学級通信優先で本末転倒気味と思われる時もあった。それはそれで別の修業になった。
昨年度から担任外となった。学級通信は発行できなくなったが、幸い研究通信を頻繁に発行できた。今年度は学校通信と担当のコンプライアンスに関する通信を月1回ずつ発行しているだけだが、これから何らかのアクションを起こそうと思っている。ずっとずっと「通信発行」にはこだわるつもりだ。
だから、学級通信発行にはまってしまう先生には共感する。それは担任しているその時はもちろん、その後にも何らかのプラスの影響を与えると思われるからだ。

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2008.07.11

ミニネタDVD発売!!

一昨年、社会科のミニネタ本を編集・発刊しました。
その本をもとに、授業DVDを作ろうという企画があり、私が大学生相手にミニネタの授業をしました。
そのDVDが発売となりました。

ジャパンライムからの発売で、詳細はこちらです。上條晴夫先生の監修です。次のようなミニネタが収録されています。

D06-3
●今なぜミニネタが必要なのか
●社会科でのミニネタ活用について
<ミニネタ実践例>
●地図記号作文を読み取ろう(3年)
●簡単アンケートで資料作成(3~5年)
●いくつ言える?先生と勝負(4年)
●安全のまとめはキャッチコピーで(4年)
●風呂敷の中は何?(4年)
●地図記号を当てよう(4~5年)
●班対抗さくいん活用競争(4~6年)
●都道府県3クエスチョンゲーム(4~6年)
●何でも復習ビンゴ(4~6年)

D06-4
●賛成反対コンテスト(5年)
●この数字は何?(5年)
●お気に入り人物を選ぼう(6年)
●みんなで作ろう「解体新書」(6年)
●ミニ・ロールプレイ・コンテスト(6年)
●歴史人物ヒーローインタビュー(6年)
●チャレンジ!時代暗記テスト(6年)
●ダウトを探せ教科書版(3~6年)
●古今東西ゲーム(3~6年)

一つのミニネタが7~10分程度で紹介されています。ミニネタ教材・発問・指示・対応が、教室での授業と同じように(大学生相手ではありますが)収録されています。
DVDなので、書籍のような価格ではありませんが、興味がある方は先のホームページからご購入ください。(ちなみにパンフレットもあります。→「minineta.pdf」(約1MB)をダウンロード

直接お会いする機会がある方は手渡しも可能です。ご連絡ください。

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2008.07.10

極上のマイ仕事環境

勤務状況や家族のライフスタイル、住環境に合わせて、家での仕事環境は異なってくる。
自分の場合には、朝型が17年ぐらい続いている。それまでは夜型だった。
これは子どもが生まれて、寝かしつけているうちに自分も寝てしまい、朝早起きして仕事をすることが多くなったことがきっかけだった。

ちょうどその頃、野口芳宏氏の著書を読み、朝4時から7時まで静寂の中で仕事をされるということが書かれていた。確かに朝型に切り替えてみると、実に静かである。テレビ等の誘惑物も少ない。
ということで、それ以来ずっと朝型である。

たた、ここ数年は子どもたちが生活時間が遅くまでなったので、自分の朝型もゆるやかになっていた。5時から5時半ごろの起床である。それでも学校と自宅が近かったので、朝はけっこう仕事時間がとれていた。

今年度。出勤時刻が早くなった。7時過ぎには学校に着くようにしている。通勤時間は20分かかる。今までのペースをそのまま続けていたら、朝の仕事時間が短くなってしまった。しかも一人ぐらしなので夜はついつい遅くまで起きている。
これはいかん・・・と思っていた。たまたまであるが、今週は早寝早起き。しかも県北にも夏がやってきて、朝は窓をあける。
すると気付いたことがあった。今までは気付かなかったが、鳥のさえずりがあちこちから聞こえてくるのだ。(そういう環境にアパートはある) 静寂の中に鳥の鳴き声。その他余計な音は一切なし。なんと贅沢な仕事環境だろう・・・と思ってしまった。
今まで気付かずに過ごしていたが、夏の朝は自然豊かな避暑地で過ごしているようなものなのだろう。自分がそういう環境に今いる幸せを感じた。そして、もう少し早めに寝て、朝の極上生活をもっと楽しもうと思った。

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2008.07.09

二流の超一流

昨日、NHK「プロフェッショナル」で「二流の超一流」という言葉が出てきた。プロ野球・ヤクルトの宮本選手についての言葉だ。
ずっと番組を見て、その境遇に共感した。体格や素質は恵まれているとは言えない。「リトルリーグ」と揶揄されることもあった。そんな宮本選手は野村監督から言われた「二流の超一流を目指せ」という言葉を大事にしている。

確かに野球は4番バッターだけでは成り立たない。脇役でもチームに必要な選手になることができる。そのような積み重ねのうちに、一流の選手、そして日本を代表するキャプテンになっていく。

自分も教員のスタートは順調ではなかった。4つ目の採用試験でひっかかったものの、器用ではなかった。同期ですばらしい教員が羨ましかった。
そんな自分でも宮本選手ほどではないものの、それなりに積み重ねて今に至っている。だからこそ、「二流の超一流を目指せ」という言葉に惹かれる。

担任の先生方が週案を、週に1回提出する。そこに先生方が一週間の感想を記述している。私の役目は、感想へのコメントを書くことだ。
お二人の先生が、先週の研究授業の感想を書いていた。一流の教師であれば、研究授業を短時間見て即10ぐらいのコメントが書けるであろう。「よし、ならばこの間の授業について10項目書こう。それならば二流の超一流に近づける」と思って、研究授業を想起しながら、さっそく書き始めた。
しかし、思い出して書けたのは7項目止まり。なかなか「二流の超一流」までは遠い。しかし、「何でも10項目コメント」をトレーニングしているうちにいつか近づけるのでは・・・と思っている。

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2008.07.08

学校のパンフレット

娘がオープンキャンパスに行ってパンフレットをもらってきた。
大学も生き残りに必死であるから、パンフレットも工夫をしている。写真はもとより、個性的な面、OBの声、そして大学教授陣の顔が見える紹介・・・等々。この大学に限らず、どこでもしているだろう。

かつてアメリカ合衆国に行った時に、小学校のパンフレットのユニークさ、発想の豊かさに驚いた。もう15年前のことだ。まさに学校独自。そこには「経営者」としての校長の意志が色濃く反映されていた。

小中学校も選択制のあるところは、きっと同じなのだろうな・・・と思っている。
しかし、本県は「学校要覧」という形でずっと変わっていない学校が圧倒的に多い。予算の関係もあるだろうし、地味ながらも一定の情報が入っているので、変える必要もないと考えている管理職も多いであろう。

ところが、二女の中学校が、今年からガラッとパンフレットが変わった。職員全員の顔写真入り。図式化された学校経営計画。授業方法の工夫を「宣言」。全体的にデザイン感覚も優れているもので、私も見た時「やるナー」と思った。
これぞ発想力。そして、この学校は変わろうとしているんだ・・・という強い意志が感じられた。

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2008.07.07

共感した講演

今日は県内の教頭職が集まる研修会。県下の教頭先生方の多くが参加。
元同僚や娘の小1の時の担任の先生と10年ぶりに会ったりと、こういう機会もいいものだと思った。
午前中は県の行政職の方の講話。
午後はNHK盛岡局の上原アナの講演だった。
もともと著名な方の講演は好きである。昨年は夜回り先生と瀬古選手の講演会で充実した時間を送った。
しかし、今年度はそういう機会もなくあっという間に過ぎてしまっていた。

さすが一線級のアナウンサーということでユーモアも語りもプロだった。
趣味で岩手の自然をとり続けた写真も鮮やかだった。(自分も軽米の大自然の写真を撮りたいと思った)

しかし、それ以上に感銘を受けたのは「挫折した時の話」だった。
NHKのスポーツアナとして順調に業績を上げてきた上原氏の1回の挫折。ちょっとしたミスなのだが、マスコミの反響は大きすぎた。そこから新たに切り開いてきた人生。
挫折が大きいからこそ、その後の人生への共感も大きかった。会場の先生方も同じ思いだったに違いない。
退席の時の拍手は大きく、長く続いた。

挫折談は、その人の人間らしさを露出させる。とあることで自分にとっては大きなヒントを得た。その点でも有り難い講演だった。NHK番組の見方も変わってきそうである。

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2008.07.06

大きな笑い

先日の研究会で印象的な出来事があった。
協議の冒頭で授業者が自評を述べている時に思わず笑ってしまうことを言った。固い研究会の場でいつもなら少しだけ笑いが起きる程度だったろう。しかし、助言者の先生が大きな声で笑ったのである。すると周囲もつられて笑った。それで場も和んだ。

あとでとある管理職のことを思い出した。
職員に大変評判にいい管理職だった。組合員も「あの人が管理職だったら、『がんばろう』という気になる」というほどの人である。

縁があって、その人と接する機会があった。ただし、管理職ではない。退職後の初任者指導の立場だった。
接すると確かに明るい。大声で笑う。それだけではない。私のことも大げさにほめてくれる。
おそらく若手も中堅もベテランも、このようにして励ましているのだろう。だったら職員も元気になるはずだ。管理職時代はこのような学校経営をしていたのだろう。

管理職である自分。もっと大声で笑っていい、もっとおおげさにほめていい・・・そう思った。

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2008.07.05

「全校の担任」だったことのメリット

前任校での最後の年は担任外だった。専科で6年生2学級に社会を1年間教えたが、その他の授業時間はいろいろな学級に入った。「学級担任」ではないが、「全校児童の担任」という意識だった。1年から6年まで入ってその1時間1時間を全力で授業をしたつもりである。
だから、わずか1時間の補欠授業でもよく覚えてくれて、その時にした手品(といっても簡単なもの)を「またやって!」とよく言われた。

今、土日に水沢に戻る。用事であちこちに行くと、子どもたちによく会う。自分が住んでいるところは、前任校の学区であるから当然のことだ。にっこりと挨拶をする。
今日も病院に入ってきた子どもたちがこちらを見て、「あっ」という表情でにこにこしている。前任校の児童だ。母親に一生懸命に「引っ越しした先生」と説明をしている。「引っ越し?」と頭をひねっていたので、私が「転勤したのです」と話した。
ささやかなふれあいだが、これは自分が全校の担任だったからこそのメリットだ。学級担任だと、大規模校だからどうしてもその学年の児童との関わりがほとんどだ。担任外だからこそ、大規模校でも多くの学年の児童と接点がもてた。そのメリットを改めて感じた日であった。

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2008.07.04

追い風が吹いてきた

昨日は校内研修会で一歩を踏み出したことを書いた。

今日は雑談の中で、前日の研究授業でのICT活用(実物投影機)の話が職員から出ていた。「(スクリーンに)書き込みができるのはいい」というものだ。さらには、今まであまり使っていない先生からも、プロジェクタのことで問い合わせ。前任校でもそうだったが、研究授業での活用はやはり影響を与える。

さらには情報モラルについての話が中学校・小学校の両方の先生方から出ていた。

校内研のワークショップ型研究会も、ICT活用も、情報モラルも、いつの間にかきっかけは出来た。正直なところ、予想外のはやさである。自分の経験が生かせるから、むろん嬉しい。

さらに、本校のICT活用の大きな起爆剤になる会を9月にすることが決まった。
まさに追い風。流れにのった感じがする。

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2008.07.03

一歩を踏み出した

本校、今年度2回目の研究授業の校内研。
幸い司会者となった。自分の意志がある程度反映できる。
一週間ほど前に、「付箋紙の活用」が決まった。「何かしら変える」のはとてもエネルギーが必要だと思っていたが、他の先生からの発言でうまく道筋ができた。

そして、今日。研究主任に事前に資料を渡しておいたこともあって、付箋紙を模造紙に貼ることがわかった。貼るのは研究主任。確かに、限られた時間であるから、一気にワークショップ型は無理である。それでも、模造紙に貼るだけでも効果はだいぶ違う。

ここまで来れば研究会もしやすい。付箋紙が貼った模造紙を黒板に貼り、それをもとにした検討会。途中でグループ別討議も入れたので、たいへん活発になった(と思う)。助言者からも研究会の活発さを評価いただいた。
提供授業がよかったということもあるし、先生方の意欲に支えられたというのもある。

終了後、たいへん心地よかった。知的興奮があった。研究会が新しい方向に一歩踏み出したと思った。
もちろんあくまでも校内研を変えるのは研究部をはじめとする先生方である。自分は支える一人である。それでもできることはある。そう感じた。

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2008.07.02

送付冊子の情報

学校に来る書類や冊子は多いと感じている。教育委員会や他校等からの文書は必要不可欠なのだが、一般企業や団体からも多い。
前任校までは、冊子等は担当者に直接回されることが多かった。本校では、立場上全ての書類と冊子に目を通している。

全ての冊子に目を通すことは時間の無駄なのでは・・・と始める前は思っていたが、そんなことはない。むしろ、いろいろな分野の実践のヒントを得る。むろん冊子によって見る時間は差があるが。

たとえば今日目を通した冊子。

・「小学校外国語活動研修ガイドブック」文科省。新学習指導要領で始まる外国語活動。すでにこのような冊子ができていた。CD付き。方向性を知ることができる。
・「ICTと過疎地」。全国へき地教育研究連盟が調べたもの。へき地の学校でのICT活用を調べた団体がすでにあった。こういう先行研究参考になる。
・金融教育の小論文と版画参考作品。その分野の参考になる。

こういう冊子を見ることによって、実践のヒントがポッポッと思い浮かんだり、本校でも学習しなければいけない分野だと思ったりすることがある。それが自分のフィールドをさらに広げることになる。たとえ実践ができなかったとしても、得た知はいつか活用できると思う。

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2008.07.01

会話を入れる

今日は出張でセミナー参加。
テーマはメンタルヘルス。著名な方のご講演だった。前任校の教頭先生と偶然一緒になったので、あれこれお話を聞いたら秋田出身とのこと。やはり同郷の方には親近感をもつ。

さて、内容も学ぶところが多かったのだが、講演会を聞く時にはそのスタイルや工夫にも興味をもつ。これは自分が話す機会が増えてから意識していることだ。やはり、その立場になると見方も変わってくる。

今日の講師の先生は、話の中の「会話」が秀逸だった。教師の日常の職員室での会話を、一人二役で話すのだが、聞き手が思わず引き込まれていくのがわかった。描写がリアルだということもあったが、「会話文を入れる」ことが聞き手を引きつけるこつの一つだと改めて思った。

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