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2008.07.22

地域の民話を伝える

今日の朝活動で、町内の保育園の先生が読み聞かせにきた。
自分たちが探した軽米町の民話を読み聞かせをするというものである。
聞けば遠野で語り部の様子を学んで、練習もしたとのこと。この熱意に頭が下がる。
実際に民話はとても興味がわくもので、子どもたちも熱心に聞いていた。

実はこの実践は、研究大会での発表のためのものだったのだが、その後の子どもたちの質問を聞いて「やっぱり」と思ったことがあった。
それは、誰一人、我が町や地区の民話・昔話を聞いたことがなかったのである。
かつての時代と違って、祖父母などから聞き伝えられるようなことは皆無なのだ。時代が変わればしかたがない。

そう思っているうちに・・・「そういえば自分も『ふるさとの民話を伝えよう』というような実践をしたことがあった」と思い返していた。ホームページに確かにあった。こちら
ホームページのテーマである「地域のよさを伝える」実践の一つである。

もうこのような実践は飛び込みで学級に入らない限りできない。しかし、今回のように外部からゲストを招いたり、授業プランを作って実践してもらうことはできると思った。いわば、コーディネーター役である。
自分が実践できなくても、実践を広げる方法はある。結果的に子どもたちや教師に実践が広まればいいのだから。その点で、自分にもできる役目があると思った。

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