他市町村の財産を生かす
本校は読書活動が30年以上前から盛んな地域だ。
当時から、地域の人が子どもたちに自主的に読み聞かせをしていた。この伝統は今も続いており、年に数回保護者が地域ごとに読み聞かせをしている。
さて、その読み聞かせを、先週の金曜日、一戸図書館にお願いをして、2人の講師にブックトークをしていただいた。低学年は「自然」、高学年は「歴史」をテーマに本の紹介を次々にしていただいた。本自体の紹介だけではなく、ペープサート劇にしたり、興味を引くクイズをしたりとその手法が実に参考になった。
さらに、もってきていただいた本85冊を2週間貸し出ししていただけることとなった。本の少ない本校にとっては、有り難い話である。しかも、ブックトークで子どもたちが興味をもった本なので、「読みたい本がずらり」という感じだ。
ちなみにこの一戸町。中心部は本校から車で1時間ぐらい。少し遠いが、「図書」について力を入れている町である。小学校の図書館も充実している。決して近いところではないが、このような財産のある町の力を役立てることができるのは有り難い。
図書購入の予算は限られている。その点では、このように財産を生かすことは本校にとって重要だと感じている。
ちなみにこの一戸町には御所野縄文公園がある。初等教育資料の今月号にも紹介されていた。これもまた社会科教師にとっては大きな財産である。
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