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2008.09.18

紙芝居・読み聞かせの技術

講談社の「全国訪問おはなし隊」が来校した。
新聞の募集記事を見て出したものが、見事に「当選」。はるばる本校訪問となった。
内容は読み聞かせ30分。キャラバンカー(移動図書館)の自由読書30分である。

読み聞かせは、3人の先生方が行った。
自分が注目したのは「紙芝居を読む技術」であった。低学年担任の時にはよく読んでいて、それなりに工夫をしていたと思っていた。今日の紙芝居を見て、もっと技法を学んでいれば・・・と思った。たとえば・・・

・聴き手を意識した読み方(つまり、紙芝居の内容やセリフを覚えている)
・音の工夫(最初に拍子木、ノックの場面では机をノックする)
・紙芝居のサッと抜くその鮮やかさ

むろん、読み方が上手なのは言うまでもない。子どもたちは聞き惚れていた。
他の2人の読み聞かせも実にしっとりとしていた。まさに子どもたちが「本の世界」に引き込まれた30分間だった。こういう時間を経験すると、やはり技術も大切だなあと思う。

ちなみに読み聞かせは「三びきの子ぶた」。今回は「最後に子ぶたが狼を食べる」という原作のままで紹介していただいた。初めて原作のストーリーを知ったという子どもたちも多かったようである。

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