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2008.09.27

清水隆一氏の講演

地区PTA研究大会。今回の大会での講演は清水隆一氏。軽米町に来てから初めて知った方である。

ブログを見ると分かるが、早実・早大・熊谷組とアマ野球では有名な方である。自分より2つ年上なので、「甲子園ベスト8」というのは、「ああ、あのバンビくん(坂本投手)が活躍した大会か・・・」と自分の高校1年生の夏を思い出した。ちなみに自分と同学年の高校野球球児で活躍したのは、箕島ナイン(春夏連覇)、浪商の牛島・香川らである。

清水氏は現在コーチングで著名。自分の興味ある分野だけに、この講演も楽しみだった。

講演は期待に沿うものだった。
話されている内容はコーチングの基本だった。ただ、それらを解説するのではなく、実体験やたとえ話からする点に惹き付けられた。
特に、野球の様々な場面でのコーチングの話はわかりやすかった。たとえば、空振りの三振をした選手にどのような声がけをするか。結果は三振だが、それを叱るより、積極的に振った過程を褒めることが大事という話をされていた。「結果管理」より「過程管理」という原則。

新しい言葉もいくつか学んだ。「オートクライン」「フィンランドシンドローム」などは家に帰ってからネットで検索をしたほどである。もしかしたら、本で読んでいたかもしれないが、講演の話はやはり強烈な印象として残る。これが、話を聞くメリットである。

また、清水氏は講演者としても一流で、聞き手とやりとりをしたり、簡単なミニ実験をしたり、笑いを適宜入れたり・・・・と1時間20分があっという間だった。内容のあるスライドに私も何枚か写真をとった。なかなかそういう講演会には巡り会えない。

今度は地区の教頭会研修会でまた来られるとのこと。次回も楽しみである。

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