地元のALTさん
担任代わりになって7日目。今日はALTさんが2時間目に授業を行う。
本校のALTさんは、地元在住の方である。外国人ではない。今まで、どの学校でも「ALTさん=外国の方」だったので、最初は驚いた。でも、「小学校の英語活動の場合には、この方がいいかも・・・・」と思うことがしばしばだった。今回、1時間の授業をじっくりと見て改めてそう思った。たとえば・・・
・地元在住なので、ALTも3年目。町内の小学校を2週間に一回、回っているので、その学校や子どもたちの様子を覚えている。今日も、子どもたちを名前で呼んでいた。
・続けて教えているだけに、既習が生かせる。
・本町には小規模校の学校が多い。そのため、一人一人に配布する教具を手作りで渡すことができる。今日はそうだった。外国人のALTさんはそのような細やかなことは、たぶんしないであろう。
・授業での英語と日本語の併用が容易にできる。・・・等々
結果的に子どもたちにとって楽しく、実用的な英語学習になっている。子どもたちも安心感をもって授業をしている。ゲームの時などは、その面白さに今日は「ワンモアタイム!」というコールが起きたほどである。
考えてみれば、ALTさんというよりも「英語専科」という感じである。2週間に一回でも来ていただけるのはありがたい。フィンランドで特別の授業を各学校を回って示範する教員をテレビで見たことがあった。その授業がモデルとなるのだ。ちょうどそのような感じ。来年度以降の外国語活動のモデルとなりそうな授業である。
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