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2008.10.27

入学前のしつけで大切なこと

 今日は就学時健診。入学前の子どもたちが学校に来て、健康診断や各種検査を受ける。小規模校ということでスムーズに早く進む。
 私の今回の担当は、「入学前のしつけ」。本来であれば教務さんが話すのであるが、出張が入っており、私がすることとなった。基本的な資料はあるので、それに基づいて話をした。

 さて、みなさんなら「入学前のしつけで大切なこと」と言えば、何を話されるだろうか。早寝早起き、食習慣、時間を守ること、ものを大切にすること等・・・・数多くの大切なことがある。その中で私自身はその中で重視しているのが、「あいさつ」と「がまん」である。この2つについて次のような話をした。

 『きちんとあいさつができる子はコミュニケーション能力が高い。豊かな人間関係を作る点でもあいさつは大切である。基本はもちろん家庭である。親があいさつ魔になることが大切である。
 また、あいさつといってもいろいろある。学校一番多く使われているあいさつ言葉は「ありがとう」である。こう言われることによって子どもたちは自己肯定感を持ち、自信につながる。
 小学校では数多くのルールがあり、それに基づいて集団で生活をしている。当然、自分の思い通りにいかないこともあるかもしれない。そのような時にがまんできることを身につけさせたいものである・・・。』

 この「入学前のしつけ」の話に役立ったのは、かつての自分の原稿である。
 以前、就学前の保護者を対象にした連載原稿を1年間執筆した。直接幼児教育をしたことがなかったので、苦しんだ部分もあったが、小学校教師の視点から書いてみてくださいということだったので、その点を強みとなるように執筆をした。多くの参考文献にも目を通した。
 その原稿を読み直して、「この部分を話そう」といくつかをピックアップした。このような原稿の生かし方もあるのだと自己満足。

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